授かり婚における結婚の挨拶の仕方。妊娠中の身体を気遣おう

女性が既に妊娠してしまっている場合、いわゆる授かり婚の場合、男性は更に緊張するかもしれません。

親御さんにとって、入籍する前に妊娠してしまうなんてと思ってしまう人も少なくありません。

そこで今回は、授かり婚の場合の親への挨拶のポイントをご紹介します。

挨拶する時期

女性が妊娠したかも?と気付くのは、早くて月経予定日の前後1週間ほどと言われています。

実際に病院で診断を受け妊娠が確定するころには、早くて妊娠4~6週ほどになっています。

本来、妊娠が安定期に入るまであまり口外しないほうが、万が一の時に良いのですが、未婚の場合はそういう訳にはいきません。

女性の妊娠が確定したら、二人そろって両親へ挨拶するのがベストです。

先に女性が一人で報告してしまうと、女性の両親にとっては「彼氏は挨拶にこないのか」と思ってしまうかもしれません。

赤ちゃんは日に日に成長するので、両親への挨拶はなるべく早く行うようにしましょう。

昔は男性側が女性宅へ出向くのが一般的といわれていましたが、近年はそこまで堅苦しいこともありません。

しかし、反対されそうな家族がいる場合は、最初に反対されにくい家族へ伺った方が良いかもしれません。

挨拶するときの服装

結婚の挨拶は、妊娠を問わずフォーマルな服装が望ましいです。

男性の場合は、清潔感のあるスーツを着用しましょう。

スーツやネクタイは落ち着いた印象のあるグレーやブルーでまとめ、靴下やハンカチもキレイな物を着用してくださいね。

女性はワンピース、パンツスタイルどちらでも構いません。

露出が少なく、スカートの場合は膝丈の物が好印象です。

ストッキングの着用も忘れずにしましょう。

また、妊娠している場合は冷えてはいけないので、夏場でもストールや上着があると、寒い室内でも対応できます。

挨拶するときに用意するもの

日頃から両親と交流がある場合でも、改めて手土産は持参するようにしましょう。

相場は3,000円前後といわれています。

両親が好きなお菓子やお茶などでも構いませんし、地元で有名な菓子折りでも問題ありません。

事前に好き嫌いを把握できているのが好ましいですが、難しいようであれば貰って困らない物にしましょう。

また、結婚の意志を伝えるので、記入済みの婚姻届を持参するのも良い方法です。

相手の両親にとっても、口だけではないと信用してもらえるかもしれません。

ただし、あまり良い顔をしないうちに婚姻届を見せてしまうと、自分勝手な人だと思われてしまう可能性もあるので注意しましょう。

挨拶の言葉や言葉遣い

いざ挨拶する際、行き当たりばったりで言葉を発するのはやめておきましょう。

何のための挨拶に伺うのか考えれば、挨拶するときの要点が見えてきます。

授かり婚の場合、大切なのは「妊娠の事実」と「結婚の意志」です。

ストレートに「妊娠したので結婚します」だけでは、ほとんどの両親が良い顔をしません。

入籍の前に妊娠してしまった事への謝罪の気持ちも一緒に伝えましょう。

しかし謝罪だけしても両親にとっては「しょうがなく結婚するのか」と思われてしまいます。

そうならないために、結婚の意志は前からあった、妊娠を機に籍を入れたいといった気持ちも伝えましょう。

また、緊張は誰しもがしてしまうものです。

両親は想像とは違う反応をするかもしれません。

そうなっても、冷静を保ちましょう。

授かり婚でも安心してもらうために

先に述べたように、両親にとって入籍前の妊娠は大きなハードルでもあります。

いくら結婚する意思を伝えても納得してくれない場合、何が原因が考えて見ましょう。

あまり両親と交流がない場合、恋人の素性が分からないのに結婚しますといわれても不安でしかありません。

きちんと自己紹介はするようにしましょう。

また、彼女のことだけではなく、子供の事もきちんと考えているということも大切です。

夫婦になった際の生活や経済面の安定はしっかりアピールしておきましょう。

結婚に反対されてしまったら

中には結婚は認めないと反対されてしまうこともあります。

そんなときはしつこく話はせず、日を改めましょう。

両親にとっても晴天の霹靂で、パニックになってしまうこともあります。

何度か訪問して、自分の気持ちを素直に話してくださいね。

特に彼女のお父さんは怒鳴ったりするかもしれませんが、グッとこらえて、お父さんの気持ちも考えてあげましょう。

反対されたからといって、嫌な顔をしたりこちらも声をあげてしまうのは厳禁です。

挨拶が終わったら

挨拶が済んだら、早いうちに相手の両親へお礼状を送りましょう。

これは妊娠に関係なくマナーのひとつとなっています。

はがきよりも、便箋・封筒を使う方がオススメです。

お礼状には、挨拶の時間を設けてくれたことへの感謝、家族ぐるみでのお付き合いへの思い、結婚に向けての意気込みなどを記載してみましょう。

難しい言葉を使う必要はありませんが、丁寧で気持ちの良い言葉を使ってくださいね。

授かり婚の結婚報告をしよう

女性の両親にとって、娘の幸せが一番と思っている方がほとんどでしょう。

二人で夫婦生活、またこれから生まれてくる赤ちゃんを頑張って幸せにしますという気持ちを、精一杯伝えられるように頑張ってくださいね。

 

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