人は他人から信頼されるまでに多少時間を要するものです。
何も知らない状態で信頼するということはなかなか難しい。
信頼される人の特徴を知って、自分に取り入れることで出来るだけ早くに信頼をされるかもしれません。
では信頼される人の特徴とは一体どんな点なのでしょうか。
嘘をつかない人
人から信頼される上で最も重要な特徴と言っても過言ではない点、それは嘘をつかないという点です。
二面性があったり、八方美人のようなタイプには、どこかしらで嘘をついてしまっている為、それが相手に発覚した時には信頼を失います。
どんなに自分が不利な状態になろうと、自分に悪い点があったとしてもそれを認め、正直にいることで人からの信頼は強まります。
中には正直すぎるために仕事や私生活で損をしてしまうことも。
しかし人から信頼を得るというのは、そう簡単に出来るものでもなく、信用性がないと信頼できるとは思ってもらえないのです。
損してでも嘘をつかない、自分に正直といったタイプの人は、人から信頼されることが多いです。
約束やルールを守る人
社会に出ると必ず守らなければならない約束やルールが生じます。
自分にとって嫌なこと、都合が悪いことでも守らなくてはならないという場面に出くわした時、その対応でも信頼を得られるかが変わってきます。
特に上司や目上の人から信頼される為には、こうした秩序を持たなくてはならず、印象を良く与えるためにも約束やルールを重んじることが大切。
また、そういった約束などにきちんと対応し、誠意を見せることが続くと、確実な信頼を得ることが出来ます。
やはり仕事面では信頼できる人に重要な仕事を任せたいもの。
信頼できる人は、約束やルールをきちんと守り、持続性も持ちあわせていることから、仕事面が順調という人が多く見られるのも事実です。
反社会的な人、自分に不都合な約束は守らないといった人には、信頼することが出来ないでしょう。
そして大事なことや責任あることを任せるのにはためらいを感じてしまう人が多いです。
裏表がなくハッキリしている人
自分に何かしらプラスになるものを持っている人には対応を良くし、逆にマイナスとなる人には態度を悪くするといった人は裏表があると言えます。
また表では笑顔で接しているのにも関わらず、裏では陰口を叩いている人も、裏表があるタイプと言えるでしょう。
こうした裏表があることを他の人が気付いてしまうと信用することが出来ず、また信頼が出来ない人というイメージを持たれます。
信頼される人の特徴は、自分をきちんと持っていて、裏表がなく、誰に対しても同様の態度で応じる人。
そしてハッキリと意見を述べることが出来る人ほど、信頼性が高くなります。
例え相手の方が先輩や年上の人でも動じることなくハッキリ意見を言う。
一見生意気のようにも感じられますが、影で悪口を言ったりするよりよっぽど信頼できる人間です。
思ったことをきちんと言う、いけないことはいけないと言えるハッキリしたタイプの人は、誤解されやすい反面、最終的に信頼される人が多いのです。
口が堅く秘密主義な人
人から聞いた噂話が大好物という人や、誰にも言わないで欲しいと言われたことをすぐに周りに言ってしまう人は結構います。
人から信頼される為には、こうしたことに関わることを避けたり、もし耳にしても自分の口から広げることはありません。
口が堅いことで周りの人も相談しやすいため、人間関係や恋愛相談といった相談を多く引き受ける人が多く見られます。
仮に浮気や不倫といった内容でも、信頼できる人にであれば相談できるもの。
そのためには、口が堅いことが必須条件となります。
自分の口からは何も発信しない、余計なことに首を突っ込まないなど、極力自分から情報を広めることを避ける傾向にあります。
よって、様々なトラブルやケンカなどに巻き込まれることも少ないのです。
少しミステリアス感があった方が、信頼の対象となる可能性が高いかもしれません。
周りを察知して動いてくれる人
大人になると周囲に愚痴をこぼしたり、落ち込んでいることを自ら公言したりすることが減ってきます。
プライドもあり、また他の人に迷惑をかけたくないという思いから、自分の中で解決しようとします。
そんな中、些細な行動や様子の変化に気付き「どうしたの?」「何かあった?」等と声をかけて率先して動いてくれる人もまた、信頼性が高いです。
自分をきちんと見ててくれる、普段の自分を知ってくれているといった印象を与えるために、助られた気持ちにすらなります。
常に周りに目を向け、変化を察知してくれる人、人の事を気にかけてあげることが自然と出来る人は、信頼されることが多いでしょう。
信頼を得る人の特徴を知ろう
信頼を得るためには、その人の行動や発言が主な材料となります。
その中で、周りを気遣える人、人によって態度を変えない人、嘘をつかない人といったように、人として当たり前のようにも見えることを簡単にこなしている人が多いです。
この当たり前のような感覚でいることは、意外と実行するには難しいもの。
人は損得勘定で動くこともある為、人の為にといった行動に出られない時が多いのです。
信頼されるには、それなりの行動を習慣化する必要があると言えるでしょう。
「信頼される人の特徴とは?周囲に信頼される理由を知ろう」への感想コメント一覧
自分はあまり、頭が良くないので賢い(頭が良いではなく賢い)人からは信頼をされますが頭の良い狡い人からは利用されてきました。亡くなった母が狡い人でした。母が亡くなってから、徐々に本当に賢い人と縁が出てきました。ずる賢い人に文句を言えるようになったからです。
裏表がなくて約束事を守ってくれる人は確かに信用されますが、人に信用してもらえる人間というのは、ホントにすごく立派な人だなぁって思います。