アフターピルの正しい使い方。必ず医師の指導の下で服用しよう

最終更新日:2015年5月23日

彼との幸せな性行為の途中で、避妊に思わぬミスがあった、もしくは自分の意思とは関係なく性行為をされてしまった、女性にとっても産まれてくる子どもにとっても望まぬ妊娠は辛いもの。

次の生理がくるまで不安で仕方がない日々を過ごす前にできることがあります。

心身への影響を最小限にとどめることのできる最終手段である「アフターピルの正しい使い方」についてご紹介します。

処方は必ず医師の下で

最近では、妊娠の可能性のあるリスク行為の後に服用するアフターピルの存在が有名となり、外国では手軽に手に入るということもあり、個人輸入でのインターネットを利用した購入も可能となってきましたが、「国内ではモーニングアフターピルそのものが未承認であること」を覚えていてください。

他人には相談しにくいことではありますが、あなたの身体を守る重要なことです。

必ず医師の元へ行き、問診を受け、正しい処方の元の服用を心がけてください。

個人の判断で多く飲んだり、時間を守らずに飲むことは避けましょう。

医師の指示通りの服用が、一番避妊の効果も高くなります。

また事前に、自分の望む形での性行為があり妊娠の可能性も考えられる場合には、胎児への影響も考慮し、服薬する前に妊娠の有無を確認する必要性があります。

72時間以内の服薬を

避妊に失敗した可能性のある行為から72時間以内の服薬する必要性があります。

不安のある場合には、すぐにレディースクリニックを受診するようにしましょう。

あくまで緊急時に使用する避妊ピルであるため、100パーセントの避妊効果は認められていませんが、なるべく早く適切な服薬をすることが効果をあげる上で重要となります。

時間がたてばたつほど避妊の効果は下がると考えてください。

費用の相場は3万円程度とされていますが、保健適用外であることも頭においておきましょう。

ただし、病院によって料金には差があります。

金額だけでなくアフターフォローまで考えて、早期の受診、服薬をしてください。


副作用について

アフターピルを飲むことにより、多量の女性ホルモン剤を摂取し、強制的に体を妊娠しない状態にすることになります。

そのため人によって差が見られますが、吐き気や嘔吐が伴う可能性があります。

しかしこの副作用は、近年の方式によってはだいぶ改善されてきました。

それでも吐き気がでてしまい、服薬後、成分が充分に体内へ入る前に吐いてしまうケースもあるため、吐き気止めを一緒に飲むこともあります。

その他には、むくみやイライラ感、下腹部の痛みなど月経時の症状のようなものがあらわれる場合もありますが、大抵は24時間以内に改善されるといわれています。

服薬後は心身ともに疲れていると思いますので、少しリラックスすることをお勧めします。

また、タバコを吸われる方は循環器系への副作用が強く出るので控えるようにしてください。

生理について

服用後、早い人では3日程度で生理が始まるケースがあります。

3週間以内に出血がみられた場合は、アフターピルによる緊急避妊に成功したと考えることができます。

しかし、効果が100パーセントではないため、3週間をすぎても生理が来ない場合には、妊娠検査を行う必要性があります。

あくまで、緊急的な措置でありますので次の生理が始まるまで、避妊は確実に行うようにしてください。

また、あまりにも、服用後すぐの出血の場合、不正出血のおそれもありますので出血の様子などに注意をし、次の生理まで注意をする必要があります。

着床出血ではないかと不安になる方もいると思いますので、不安な方はアフターピルの服用後一週間ほどたったら妊娠判定テストをすることも視野に入れておいてください。


もしも妊娠していたら

アフターピルを飲んでいたにもかかわらず、妊娠してしまうことも考えられます。

この場合、産もうと決意をしたとしてももしかしてアフターピルによる胎児への副作用があるのではないかと不安になることもあると思いますが、すでに妊娠している場合でない限り、胎児への影響はほとんどないとされております。

結果として、最後の選択まであなたの心を支えてくれ、的確な処置をしてくださる病院にかかることの重要性が求められます。

一人で悩むことは心身の状態をより悪くすることにつながりますので、信頼のできるかた、もしくは相談機関を適切に利用できるようにしておいてください。

アフターピルの用量、処方を守って正しい使い方を

女性にとって、妊娠、出産という出来事は人生を変える大きな転機となります。

軽い気持ちでの行為で後悔することのないように、事前に自分の身近にある病院について情報を集めておくことも大切です。

また、どうしても産むことができずに中絶をすることになってしまった場合、本当に子どもが欲しいと思ったときに子どもを授かりにくくなってしまうリスクを伴う可能性も高くなります。

あなたの幸せな未来のためにも、アフターピルについてご自身でもう一度考えてみてください。