安産型ってどんな体型?おしりや骨盤が広いだけではなかった

最終更新日:2015年2月3日

出産を意識している人もそうでない人も、女性なら一度は耳にしたことのある、安産体型という言葉。
安産体型と言われると、おしりが大きいと言われてるみたいで、少し嫌な気持ちになったことがある人もいるかもしれません。

しかし安産体型とはとても奥が深いものなんです。
「安産体型だから、お産は楽そうね。」なんて、他人から軽く言われてみたものの、そもそも安産体型って何?という疑問を解決していきます。

骨盤が広くおしりが大きい

言わずもがな、骨盤が広い、つまりおしりが大きい女性は、安産体型の象徴です。
赤ちゃんは、生まれてくるとき、骨盤を通過して娩出されます。

骨盤が広いと物理的に空間に余裕が出来るので、安産につながります。
広いのと同時にゆがみがないことでも、赤ちゃんが通りやすくなります。

最近はやっている骨盤矯正なども安産体型維持にはいいかもしれません。

安産と骨盤は切っても切れない間柄。

しかし、骨盤は大きくしようと思っても、自分で大きくすることが出来ませんが、
ゆがみを矯正したりすることは出来ます。
結構、骨盤は柔軟性のあるものなのです。

将来出産を意識している人は、骨盤のお手入れをすることも大事です。
しかし、骨盤は普段は筋肉や靭帯で締められていますが、出産時はこれらが緩み赤ちゃんが通って出てきやすいように大きさは変化します。

あくまで、妊娠出産前の話ですね。
また、骨盤が広いと必然的におしりも大きくなります。
だたおしりが大きすぎるのも問題です。

太りすぎていない

おしりが大きいと良いと言ってもただ太ればいいということではありません。
骨盤が広くておしりが大きいのは安産体型ですが、おしりを始め、太りすぎている体型は安産体型とは言えません。
適度な体格をキープしていることが安産体型です。

BMI(体重Kg÷身長m÷身長m)が22前後であることが理想であるといわれています。
赤ちゃんは骨盤を通過して娩出されることは前述の通りですが、骨盤の中には赤ちゃんが直接接触して通る道、産道というものがあります。
太りすぎている場合は、この産道に不要な肉がついてしまい、結果的に赤ちゃんが通る道が狭くなってしまいます。

骨盤を広く、産道をスリムにすると赤ちゃんはスムーズに産まれてくるのです。
逆に細すぎると、妊娠しにくかったり、産道が柔らかくなくて赤ちゃんが通りにくいこともありますので、
あくまで、適度な体格をキープすることが大切です。

筋力がある

特に、腹筋があると安産体型といえます。
安産につながる、赤ちゃんの通り道に関しては上述の通りです。

このほかに、安産につながる娩出力という、赤ちゃんを外へ押し出す力というものも、重要な項目です。
安産につながる、娩出力というのは、子宮収縮による陣痛と

それに合わせてお母さんがいきんで作られるものです。
腹筋があるとこの押し出す力が強くなり、安産につながります。
逆に腹筋がないと、押し出す力が小さくなり、何度もいきんだりしないといけないということになります。

若いころに運動をしていた人、継続して運動をしている人に安産が多いのもこの理由からです。

水泳をしていた人に安産が多いと言われています。
腹筋をはじめ、全体的に適度な筋力がついているのかもしれません。
安産を目指す女性は、運動習慣を身に着けておいた方がいいといえます。

そして、妊娠してから腹筋がある女性は、お腹の大きさが目立ちにくいとも言われています。
赤ちゃんの重さをしっかり支えられているからですね。

妊娠中に起こるトラブルで一番多い腰痛も、筋力がある方が軽減されると言われています。

体が柔らかい

体が柔らかいことが安産につながるとは一見ピンとこないかもしれませんが、
分娩するときに体が柔らかいことは、産道を広げる大勢をとることができますし、
足がつったりすることも回避することができます。

また、体が柔らかいということは靭帯もよく伸びるということともいえます。
前述したとおり、骨盤は靭帯で締められているので、これがよく伸びるということはお産のときに骨盤が広くなるということ。

体が柔らかいと、安産につながります。
普段からのストレッチなどで、ぜひ柔らかい体にしておきたいですね。

本当の安産体型を手に入れよう

一言で安産体型と言っても、とても奥が深いということがお分かりいただけたと思います。
ただ単に大きいおしりならすぐにでも手に入りそうですが、本当の安産体型というものは、
努力なくして簡単に得られるものばかりではないことが、分かっていただけたのではないでしょうか。

大きいおしりだけで安産体型なんて言われないで、
運動して適度な体格を手に入れ、筋力をつけ、柔らかい体にして、
本当の安産体型を手に入れて、出産するときは安産で子どもを産みたいものですね。