バーターって何?実は芸能人だけでなく日常でも使う用語

仕事/ビジネス 日々の生活最終更新日:2018年3月5日

エンタメやドラマなど芸能人の話題でたびたび耳にすることもあるバーターですが、具体的にどういうことを示すのか気になる人も多いはずです。

なんとなく分かっていても実は使いどころが広いバーターとはどういう意味でしょう。

1.芸能界でのイメージが強いバーター

ドラマなどで有名俳優がメイン級の配役をもらえている場合に、脇役としてあまり目にしたことのない新人俳優が起用されることがあります。

有名俳優を起用するかわりに、新人俳優をドラマに出演させることを交換条件にしていることをバーターと呼び、新人俳優をバーター出演者と呼ぶことがあります。

一見接点のない俳優同士でも、実は同じ事務所に所属していることがほとんどで、事務所の戦略として新人の俳優を売り出したい時に、バーターを制作者側に申し込むことがあります。

そのため最近急にこの新人俳優が出始めたと感じたら、そのドラマに出演する俳優と同じ事務所などの接点があると考えてもいいでしょう。

またドラマ以外にもバラエティ番組もバーター出演が多いといわれます。

見慣れない新人タレントが有名タレントともに出演していたら、芸能事務所側の売り出し期間中であるというサインです。

2.事務所の結束力に繋がりやすい

バーターとは芸能界において事務所の結束力、そしてスターを生み出すための作戦という意味があります。

よく耳にする言葉ですが、何も今始まったわけではありません。

昭和の芸能界ではバーターという言葉はまだ根付いていなく、一般人にもなじみがありませんでした。

しかし事務所が売り出したい俳優、タレントなどの出演をさせるため、交換条件として提示することは多くありました。

バーター出演というと少しポジティブじゃない事務所側の策略を感じることもあるでしょうが、けして悪い慣習ではありません。

なぜかというと次のスターを意識的に育てていくことができ、スター不足で魅力のない芸能界になることを防いでいます。

現在どんな売れていても結婚や出産などで人気が低下、休業、引退などあるのが芸能界なので、芸能事務所としては一点集中型の人気ではなくスムーズにスターとしての看板を引き継ぐための方法です。

3.バーターが持つその他の意味合い

バーターとは新人芸能人を有名芸能人とともに出演させることを指しますが、バーターは芸能界以外でも使われることがあります。

それはどこでかというと例えば政界です。

政界にもバーターというのは密かに存在していますが、芸能界と比べるとあまり表向きに公言できないものです。

なぜかというと政界におけるバーターとは、こちらの条件をのんでもらうかわりとして、ひとつの条件を承諾するということです。

簡単に言うつと交換条件が成立したという状態です。

もちろんその条件がたいしたものでないなら公言しても問題はありませんが、政界なので様々な思惑やが渦巻いています。

また政治家同士だけでなく特定の人物や団体などともバーターは可能です。

つまり政界でのバーターは、芸能界でのバーターとは意味が多少異なります。

4.芸能人だけじゃない日常生活にも見られる

非日常感があるバーターですが、芸能人や政治家だけでなく実は一般人にも当てはまる行動はあります。

日常生活に見られるバーターとはどういったことでしょうか。

まず、顕著なのは会社、ビジネスなどの場面においてです。

先輩社員が出席する場に後輩、若手を連れていく行動は、まさにバーターです。

名前と顔を覚えてもらえるように、早く場慣れするようになどの理由で、先輩社員とともに後輩、新人社員が出席する会合、パーティーはあるでしょう。

バーターというと交換の条件があるというのが基本的な前提ですが、目に見えにくい、あるいは当事者同士が言葉で条件交換をおこなっていない中でも、バーターの意味は存在します。

つまりこういった後輩、新人社員を引き連れる行動は片側だけでなく、互いに新人教育、引き継ぎのために実施されるものです。

暗黙の交換条件というのが成立しています。

5.出世や抜擢など昇進の機会を得やすい

会社でバーターとして呼ばれてバーディーやお酒の席などにたびたび顔を出せるというのは、その社員にとってなにかとメリットがあります。

というのも早い段階からほかの社員や取引先の会社、権力がある人と接点を持てるということは人脈を広げるための後押しになります。

名前と顔を覚えてもらうことで、仕事での追い風にもなりますし、出世や抜擢、または昇進などの機会を得られやすくなります。

なので先輩社員のバーターで気疲れするからと断ってしまうのはもったいないでしょう。

ある意味バーターとして呼ばれる時点で選ばれたということなんです。

6.実力が伴わないと時に嫉妬の対象にもなる

メリットか多い印象があるバーターですが、反対にこれが嫉妬の対象になることもあります。

やはりバーターというのはそれだけ恩恵かあるのがわかっているので、バーターに選ばれなかった人からは悔しいと思われてしまうでしょう。

また粗相をしたりミスをしたりすることも当然先輩社員よりはあるので、そういった視点でも実力不足なのにといった反感を買うこともあります。

それが顕著なのは芸能界ですが、バーター出演した俳優やタレントがテレビに慣れていないうちに視聴率がとれる番組に出演したことで、視聴者からの反応が思わしくないケースもあります。

ただ、現在の人気、有名俳優、タレントなどはバーター出演を経てスターに上り詰めた人が多く、バーターイコール未来の大スターではなく、選ばれた中のそのまた一握りだけが出世できます。

バーターについて知っておこう

バーターとは社会、ビジネスが個人的なものではなく、組織ごと、会社ごとのネットワークによる権力が大きいことで、現在も続く慣習のようなものでしょう。

特に日本は社会の結束力が高いのでこういった観衆も根強いのです。

しかしある程度有利に働いたとしても、結局は実力やポテンシャルの有無で結果は変わります。

また場所や相手が変われば異なるニュアンスもあるのがバーターです。

 

    「バーターって何?実は芸能人だけでなく日常でも使う用語」への感想コメント一覧

  1. 1. tan2018/05/22(火) 14:05

    マスコミ経験者ですが、雑誌の現場でもバーターという言葉はよく使われます。もちろん、グラビアなどに有名な芸能人を起用するときに、若手の記事も一緒につくることもバーター。また、ネガティヴな内容の記事を出さない代わりに、売れている芸能人に記事に出てもらうこともありましたね。