メイクを初めてする場合かなり緊張しますよね。
そこで今回は初心者の方に、最低これだけやっておけば大丈夫というメイクのコツをご紹介します。
メイクというと、目の際ぎりぎりにラインを引いたり、つけまつげをつけたりと、手先が不器用な方は「そんなの無理!」としり込みしてしまうかもしれません。
難しいアイメイクを最初から完璧にする必要はありません。
目ならアイシャドウを塗っておけば、アイラインやつけまつげを無理にする必要はないのです。
このように、最低限これだけをおさえておけばメイク顔になれるというコツをご紹介します。
初めてのメイク1.ファンデーションの選ぼう
ファンデーションには大きく分けて、二つのタイプがあります。
リキッドタイプとパウダータイプです。
どちらのタイプを選ぶかは季節や自分の肌質で決めますが、初心者は扱いの簡単なパウダータイプがオススメです。
ファンデーションを買うときには必ず、色味を確認します。
簡単な方法は手の甲に塗ってみることです。
肌と同じ色か、若干暗めの色がオススメです。
明るすぎる色を使うと、顔が白浮きし不自然な印象になってしまいます。
首の色と差がありすぎると顔だけ目立ってしまいます。
ファンデーションを塗るときには、スポンジに少量ずつとって顔に塗ります。
スポンジを持つ手に力を入れず、肌の表面を滑らすように縫っていきます。
顔の中心(鼻の脇)から放射状に塗ると、簡単に仕上げることができます。
小鼻の脇などは、スポンジを折りたたむ様にして、ファンデーションをとり、トントンと軽く叩き込む様な感じでつけるとキレイに仕上がります。
初めてのメイク2.眉の整え方
次に眉の整え方をご紹介します。
今はちょうど太眉ブームです。
整えすぎは不自然なので、眉から外れた部分、眉の下側、アイホールの毛をピンセットで抜くだけで大丈夫です。
アイブロウはパウダーを選んでください。
ペンシルよりも薄付きなので、失敗しにくいです。
3~4色入っているアイブロウパウダーがオススメです。
アイブロウは髪の色を参考に、染めている方は茶色系を黒髪の方は濃い茶色を選びます。
アイブロウは黒を選ぶと、眉が濃くなりすぎて不自然になってしまいます。
塗るときはチップを使います。
パレットに付属されているもので大丈夫です。
まず濃い色をチップにとり、眉尻を描きます。
塗るというより、足りない部分を書き足すという意識でやるとうまくいきます。
眉尻を描いたら、薄い色で眉頭を描きます。
眉頭は濃くなりすぎると、眉がきりっとしすぎるので注意してください。
最後に指先で毛の流れを整えるように眉を撫でると、自然な眉に仕上がります。
初めてのメイク3.アイシャドウのコツ
アイシャドウはベーシックなブラウンから始めるのが良いでしょう。
まずはドラッグストアで安いアイシャドウを買ってきて練習してみてください。
そのとき、簡単にグラデーションを作ることができる三色入りの商品がオススメです。
塗るときはまず、指先で一番明るい色をとり、アイホール(まぶた、眉の下のくぼみまで)全体に塗ります。
チップを使ってもよいのですが、塗る面積が広いので指の方が簡単に塗れます。
次に中間色をチップにとります。
チップの太い方を使ってください。
これを目の際からまぶたの半分くらいまで塗ります。
グラデーションを意識して、眉に向かうほど薄くすると自然な仕上がりになります。
二重の方は二重の線を目安にするとよいです。
二重の線よりも少し上まで塗ります。
最後に一番濃い色をチップの細い方にとり、目の際に引きます。
上の色となじますようにするとよいです。
一番濃い色は、塗る面積が広すぎると濃い印象の目元になってしまうので注意して下さい。
キレイなグラデーションになる様に色と色の境目がくっきりなり過ぎない様にぼかしましょう。
また、アイラインを引く方はアイラインとの間も自然な感じになるようになじませます。
アイシャドウパウダーをたくさんつけすぎると、化粧崩れした時パンダの様に目の周りが黒くなってしまうのでつけすぎには注意しましょう。
初めてのメイク4.チークのコツ
チークはまず色選びが大切です。
基本的に色白、ブルベースの方はピンク系、それ以外の方はコーラルやベージュ、ローズ系が似合います。
ただ、肌のくすみが気になる方は顔色が暗く見えがちなベージュは避けた方が無難です。
塗り方は骨格や顔の形で異なりますが、基本的にはにっと笑ったときに頬の一番高くなるところがチークを置く位置になります。
チークをブラシにとった後は余分な粉を落とすためにブラシの柄をとんとんと叩きます。
その後、笑ったときに頬の一番高くなる位置にブラシを置きそこからこめかみに向かうようにブラシを動かします。
ブラシの毛先は楕円を描くようにくるくると動かすと、チークが肌にキレイにのります。
軽くふわっとのせるイメージでブラシを動かします。
チークの量が多すぎて濃くなったり、左右対称にならなかったときはフェイスパウダーを上からはたくとよいです。
不自然さが目立たなくなります。
初めてのメイク5.口紅のコツ
口紅はお好きな色を使ってください。
色選びに悩む方は、チークの色と合わせるとよいです。
例えば、チークがピンクなら口紅もピンク、コーラルやベージュなら口紅はベージュ系などというようにすると、顔の上でちぐはぐな印象になることを避けられます。
口紅を塗るときは、リップブラシを使うと唇から口紅がはみ出さずに済み簡単です。
特に唇の薄い方はリップブラシがオススメです。
口紅を塗るときは、まず、唇の中心から始めます。
口角のLINEがキレイに出るようにリップブラシを動かします。
少々失敗しても、後でティッシュで拭き取ればよいので気にせずにやってみてください。
口角の後は唇の端に向かって塗ります。
下唇も同様に唇の中心から左右に向かって塗ります。
最後に口紅が唇になじませるために、上唇と下唇をあわせます。
この後、歯に口紅がついていないか確認するのを忘れないでください。
濃すぎたなあと感じた時は、ティッシュで軽くおさえると良いでしょう。
また、唇が乾燥していて口紅がなじまない時は、口紅を塗る前に、リップクリームを塗るのがオススメです。
しっとりして仕上がりもキレイになります。
初めてで濃くなるのが心配な人は、色つきのリップクリームやグロスからはじめても良いでしょう。
初めてのメイク6.仕上がりを確認しよう
初めてのメイクは、慣れないのでつい濃くなってしまいがちです。
仕上がり後は、洋服や髪型と合っているかなど、色んな角度から鏡で確認してみましょう。
また、家族や友人に見てもらうのも良いでしょう。
良いアドバイスをもらえるかもしれません。
ダメ出しされたとしても、素直に受け入れて改善していきましょう。
一人の時は、自撮りして客観的に見てみるのも一つの方法です。
その時は、加工アプリなどを使わず撮って下さいね。
メイクはとても楽しいもの
初めてのメイクのポイントをご紹介しました。
最初は左右が対称にならなかったり、自分のメイクした顔に違和感を覚えたりして、難しいなあと感じるかもしれませんが、みんな最初はそんなものです。
メイクはとても楽しいものなので、ぜひ練習してみてください。
また、慣れてきたらアイラインやマスカラなどにも挑戦するとよいです。
毎日しているうちに、短時間で上手くできるようになってくるのでメイクするのに慣れる事が上達への近道です。
自分の好きなメイクで出かけると、それだけでハッピーな気分になることができます。
自信をもてるようにもなるでしょう。
自分の個性に合ったメイクを見つけてみてください。
「初めてのメイクを成功させるコツ。ポイントは化粧を楽しむこと」への感想コメント一覧
必要最低限なことだけでもこんなにポイントがあるんですね。でもファッション雑誌に載っているメイクよりナチュラルそうなので、なんとかなるんじゃないかなと前向きな気持ちになれました。とりかえず必死にならずに楽しもうと思います。