眉毛を消すメイク術。化粧で眉をなくして見せよう

コスプレなどの特殊メイクの際、自分の眉がそのままだと、イメージ通りのメイクに仕上がらなくなります。
そこで、ひと手間加えて、メイクで眉を消してしまうという方法を取る人が増えています。

昔は「眉を消す」というと、眉を剃ってしまうしかありませんでしたが、今は眉を消すためのメイクアイテムも充実しています。

では、メイクで眉を消すにはどうしたら良いのでしょうか。

日本人離れした明るい色の眉マスカラを使う

眉を消すためのメイクの初心者である場合は、眉マスカラを使って眉を消す方法が1番簡単です。
ただ、眉マスカラは簡単な分、気をつけたいポイントがあります。

それは、「日本人離れした明るさの色のマスカラを使う」ということです。
ドラッグストアなどで売っている眉マスカラは、日本人の顔にナチュラルに馴染むような色を揃えているため、眉を消してしまうような効果は残念ながら期待できません。

なので、海外のメーカーの、「日本人離れした明るさの色のマスカラ」を使いましょう。

海外のメーカーのマスカラは、欧米の金髪の人達の顔に合うように、眉マスカラの色も明るい金色のものが揃っています。
これを使えば眉がほとんど目立たなくなり、眉が消えてしまったように見える効果が期待できます。

眉ブリーチで脱色する

眉を消すメイク方法には、「眉ブリーチで脱色する」というものもあります。
今、通販サイトなどで、眉の脱色アイテムが多数販売されているので、自宅でも簡単に眉を脱色して消すことができます。

長い時間ブリーチすることにより、眉の色が全くなくなるというまでにはならないまでも、金髪にまでは脱色できます。
眉が金髪になってしまえば、遠目には眉がなくなってしまったかのように見えるため、眉を剃ったりせずに、眉の色だけを消すことができます。

特殊メイク用品の眉つぶしを使う

眉を剃らずに、キレイに消してしまいたいという場合は、特殊メイクなどで使う眉つぶしで眉を消すという方法もあります。
ただこのアイテムは特殊メイク用のものなので、ある程度慣れが必要です。

なので、慣れるまで何度か練習してみる必要があります。
通常の化粧品のお店では販売されていないので、舞台用化粧品やプロ用化粧品を扱うお店で買いましょう。

眉つぶしは、粘土のようなもので、まず使う分だけ手に取り、指先で温めながら柔らかく練っておきます。

次に、へらなどを使い、厚めに眉に塗っていきます。
眉が隠れてしまうくらい厚めに塗ることがポイントです。

これだけだと、まだ眉の黒い部分が透けて見えてしまうため、その上からドーランやスティックファンデーションなどの油性ファンデーションを塗り、完全に眉を消してしまいます。

最後の仕上げに上からパウダーをはたいて馴染ませ、完成です。

舞台メイク用の太白(たいはく)とドーランを使う

非日常感漂う濃いメイクをするために眉を消したい、という場合は、眉つぶしよりも強力なメイクアイテムを使ってみましょう。
日本舞踊や歌舞伎の舞台で使うアイテムを使うという方法です。

日本舞踊や歌舞伎では、完全にキレイに眉を消してしまった上から白塗りするというメイク方法です。
そのメイク専用のアイテムなので、それだけ眉を消す効果が高いのです。

まず、「太白(たいはく)」というアイテムと、自分の肌に馴染む色のドーランを、舞台用化粧品店で買いましょう。

次にやり方ですが、使いたい量の太白を手に取り、指を使って温め、柔らかく練ります。
そして、柔らかくなった太白を眉に力強く塗り、眉を寝かせていきます。

塗る時少し痛いですが、この時だけ頑張って我慢してください。

太白は透明なので、次に、寝かせた眉の上にドーランをたっぷり塗り、眉の色を完全に消してしまいます。
これで、眉の色も、眉毛の盛り上がった部分も、完全に消えます。

最後は上からパウダーをはたいて馴染ませてください。

アイプチとコンシーラーを使う

ドラッグストアで手に入るメイクアイテムで眉を消す、ということも可能です。
「眉を消してメイクしたいけれど、そこまで濃いメイクはしない」という場合に、このやり方がオススメです。

まず、アイプチとコンシーラーを用意してください。

そしてやり方ですが、眉部分にアイプチを厚めに塗って、眉を寝かせていきます。
アイプチの糊の力は思ったよりも強いため、眉を寝かせるのに最適なのです。

そして、寝かせた眉の上からコンシーラーを厚めに塗って、眉の色を隠していきます。

最後は、普段使っているパウダーファンデーションを上から塗って、消した眉の部分が顔から浮かないように馴染ませます。

眉を剃るよりもリスクが低い方法で眉毛を消そう

眉を消すメイクには、「お手軽に、眉の色だけを消す」というやり方から、「眉の毛を寝かせてつぶし、更に色を完全に消してしまう」という本格的なやり方があります。
どちらも手間はかかるものの、眉を剃ってしまうよりはリスクの低いやり方です。

最初は緊張してしまいますが、眉はきちんと元に戻ってくれるので、気軽にトライできます。

 

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