ここ最近は猫ブームで、街の中でもさまざまな猫グッズなどを見かけることが増えましたね。
一人暮らしはなんだか寂しいし可愛い猫と一緒に暮らしてみたいなぁと思ったことのある方も多いのではないでしょうか。
最近は賃貸でもペット可の物件が増えてきましたが「一人暮らしの自分が留守中、愛猫に何かあったらどうしよう」「寂しい思いをさせないかな」と心配は尽きず、なかなか飼いはじめることができず悩んでいませんか。
でも大丈夫、猫って実は一人暮らしのベストパートナーなんですよ。
そこで今回は賃貸一人暮らしでも猫を飼うことができる理由についてご紹介します。
猫なら毎日の散歩の必要がない
犬は毎日の散歩が必要で、朝や夕方によく飼い主が散歩させている姿を見かけますよね。
しかし猫は必ずしも散歩の必要はありません。
狩りの習性がある猫は長距離の移動より瞬発的な動きを好み、高さのある上下運動を得意とするからです。
しかし長い距離の散歩が必要ないからといって、全く運動が必要ないというわけではありません。
健康のためにも上下運動ができるキャットタワーや狩猟本能を刺激するおもちゃを設置することで、猫は自分が好きなときに遊びながら運動を行います。
もちろん刺激を与えるためハーネスなどを使い外に散歩にだしてもよいのですが、必ず病気予防のためのワクチンは摂取するようにしましょう。
また完全室内飼いの猫は、一度外に出る経験をすると外に出たがるようになり「脱走癖」がついてしまう恐れがあるので、注意が必要です。
猫の特性をしっかりと把握し、楽しく一緒に暮らしたいですね。
猫は一匹で過ごすことを基本的に好む
猫ごとに多少は性格にばらつきがあるものの、猫は基本的には単独で狩りを行うので、単独で生活をする動物です。
ですのでむしろ構われすぎるとストレスを感じる生き物です。
猫を飼いはじめると甘えたいときにはそばに寄って甘えてきます。
そして眠りたいときにはお気に入りの場所で眠ります。
そんな独特なマイペースさに驚くとともに、その愛くるしい姿に虜になるはずです。
ただし一匹を好むからといってずっと放っておくのではなく、コミュニケーションや運動不足解消のためにも一日最低5分程度は思いっきり遊んであげてください。
猫ならシャンプーやトイレ掃除が楽
さらに猫は犬と違い、グルーミングといって自分で自分の身体を舐めることで、清潔さを保っています。
つまりグルーミングは猫なりのお風呂ということになります。
長毛種は抜け毛もあるので適度なシャンプーは必要とも言われます。
しかし、短毛の猫の場合シャンプーは猫の身体が汚れてしまったときや、換毛期にあたる春秋などの年に数回で大丈夫です。
それに加えて猫はトイレ掃除も楽だと言えます。
猫は砂にトイレをするという生まれながらの習性がありますのでわざわざ何度も大変なトイレトレーニングをする必要がありません。
基本的には何もせずともきちんと用意されたトイレで用を足してくれます。
排泄物の処理も、システムトイレを利用すれば仕事が終わった夜にまとめてトイレ処理をするだけで十分です。
夜だけの処理だと排泄物の臭いが気になるという方もいるかもしれません。
しかし今はペット用の専用消臭剤や消臭効果のある猫砂など、さまざまな種類の消臭グッズがペットショップなどで売られています。
そういった猫用グッズを上手く活用すれば、トイレ問題も解消するはずですよ。
猫はエサや水分補給の管理を自分でできる
猫は「猫分け」といって、少量ずつ時間を空けて食事をとる習性があります。
お皿に用意されたエサを一気に全て平らげてしまって、あとあとお腹が空いたときに食べることができずバタンキューということはまずありえません。
エサの種類もウェットフードではなくドライフードにしっかり慣れてもらえば、暑さが気になる夏場でもエサの傷みも心配いりません。
水についても、毎日最低一回、新鮮なお水に入れ替えてあげればなにもしなくても自分で飲んでくれます。
なかなか仕事が忙しくてエサの補充さえ難しいかもと心配のある方には、自動餌補給機がオススメです。
性能はさまざまなものがありますが、1日数回1食分を自動で補給してくれるとても便利なものです。
値段も安価なものもありますので、ひとつ用意してみてもいいですね。
猫はほとんどの時間を寝て過ごす
日中仕事があるし、1匹で長時間放っておいて退屈させたり寂しくさせたりしないかなと心配になるかもしれません。
しかし猫は「寝子」と言われるほど、1日のうち16時間は眠って過ごすという研究もあるくらい、とってもよく寝る生き物です。
お昼の間、飼い主さんの留守中はご飯やトイレ以外の8割がたの時間をうとうとと眠りながら過ごしています。
猫がストレスを感じず快適な睡眠ができるように、猫のお気に入りの場所にベッドや毛布などを用意してあげればなおよいでしょう。
ベッドがなくても段ボール箱を一つおいてあげるだけでも、中に潜り込んで眠っていてくれます。
猫が無防備に寝ている姿は見ているだけで本当に癒されますよ。
猫なら周囲への騒音をあまり気にしないですむ
猫は個体差により多少の違いはありますが、犬に比べるとあまり鳴かない生き物です。
もし鳴いたとしても、犬の吠える声とはボリュームが違います。
頻繁に鳴いたり、鳴き声がうるさいと隣近所の迷惑になってしまうのではないか、と悩む人には猫のほうがオススメだと言えます。
それでも心配な方には、あまり鳴かない特徴のある猫種であればより安心です。
猫は一人遊びの天才
おもちゃさえ用意してあげれば、猫は一人で勝手に遊ぶことができる天才です。
ボールを一目散に追いかけたり、ぬいぐるみで模擬ハンティングをしてみたり、中にはただ床に置いてある猫じゃらしや紐にじゃれかかるような猫もいます。
おもちゃに加えて、さらに高さのあるキャットタワーを置いてあげると、爪をバリバリと磨いだり、上の方で寝そべっていたり、勢いよく登って遊んだりと、一人の時間を充実させてあげられますよ。
ただ猫のおもちゃの中には小さいものや紐状だったりと、猫が間違えて誤飲してしまう恐れがあるものもあります。
1匹でお留守番をさせたり、長い時間目を離すときには誤飲の心配がないと判断できるおもちゃのみを与えて、安心して楽しく猫が遊べる環境を整えてあげましょうね。
猫は一人暮らしでも十分に飼える動物
猫の習性や特徴をきちんと理解すれば、猫は非常に飼いやすい動物と言えます。
ご飯の時間さえきちんと守ってあげられれば、トイレもきちんと決まった場所でしてくれるようになります。
そうすれば一番多いウンチやおしっこの問題もすぐに解消するので、安心して飼うことができるでしょう。
また、最近は猫が一人で遊べる電池式の自動おもちゃなどもたくさん充実しており、選ぶ楽しさもあります。
もしおもちゃが何もなければ、ペットボトルの蓋でも追いかけたりして遊んでいてくれるのが猫というものです。
とても俊敏な生き物なので、怪我も滅多にしません。
ただし、小さなものや紐状のものだけは誤飲の危険があるので片付けてあげてください。
猫と暮らすためだと思えばお部屋のお片づけにも張り合いが出ますよ。
可愛い猫がいれば、毎日大変なことがあっても癒されること間違いなしです。
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