ヘアスタイルをアレンジして楽しむ際に使うワックス。
ですが、一度つけると失敗してしまったらゴテゴテしたり変な風にかたまってしまって、最悪洗い直しになってしまう事も。
今回はそんな女性の上手なワックスの付け方をご紹介します。
ワックスの種類がポイント
ワックスには種類があり、用途に合わせてワックスも変える事が重要です。
マットワックスは強いキープ力とクッキリ感が表現できますが、ワックス自体が硬めで半練りのようなものもあります。
そのため手のひらでよく練ってから使わなければ髪の毛にワックスなかたまりがついたりしますし、ワックスをつけてるという感覚も強いので夏場はあまり使いたくないワックスかもしれません。
また、一旦つけるとアレンジしづらく初心者だとうまくまとめる事ができない場合もあります。
ミルキーワックスは柔らかいワックスで、少しシャビッとしたサラリとしたワックス。
濡れ感なども表現できます。
こちらは初心者でも扱いやすいですが、キープ力はやや弱め。
ワックスを購入する時は、キープ力やマット感など強いか弱いかなどが表などで明記されているのでそちらを確認しながらアレンジしたい用途に合わせて購入しましょう。
ワックスを手に取る量
基本的にワックスは大量につけるものではありません。
ですので手のひらに100円玉程度取れば十分です。
ワックスは手のひらでよく練ったりのばしたりして使うもので、そのままつける訳ではないので量は多めに必要とはなりません。
大量につけてしまうとそれだけ確かにかたまってキープ力は増しますが、ゴテゴテになったりして髪の毛の束が大きめのものができてしまい、またワックスの粘着でホコリや繊維も絡みやすくなるので注意しましょう。
つけるタイミング
ワックスをつける時は、基本的に乾いた髪に使用します。
生乾きで使っても構いませんが、乾いた時に生乾きの時に決めたアレンジとは違ったスタイル(重みなどで落ちてくるなど)になってしまう事もあります。
濡れた感じのアレンジにしたい、毛先だけクシュクシュとあまり広がらない感じにしたいといった場合には生乾きの毛先にミルキーワックスを使用して、その後少しドライヤーで風をあてるとうまく仕上がります。
髪の毛全体にといった場合はこちらもミルキーワックスを使い、髪全体に揉み込んだら指櫛で散らして少しドライヤーの風をあてます。
マットワックスを使用する場合は乾いた髪に使用しましょう。
付け方
ワックスは手のひらでよく練ったりのばしたりして髪につけます。
ショートヘアでゆるふわアレンジしたい場合は、手のひらについたワックスを髪の流れに逆らうように髪の生え際から毛先にかけて持ち上げるように揉み込みます。
そしてそれから形つくりをします。
前髪や分け目は予め決めた位置でわけておくとうまくいきます。
ふわっと持ち上げたい部分は指で摘まんでその部分を引き抜き浮かせるようにして形をつくり、跳ねたいところは指で摘まんで少しねじり跳ね上げます。
全体的に形が決まったら、遠めからキープ用のスプレーを吹き掛けて完成。
男性ものワックスも使える
女性だから女性もののワックスでなければならないという訳ではありません。
男性もののワックスの中にも女性用として使える優れものワックスがあり、香りもマスカットの香りなどで爽やかです。
そして男性もののワックスはマットワックスでも扱いやすいものが多い。
ショートヘアのかたは男性もののワックスも使ってみると、アレンジがしやすくうまくアレンジできますよ。
パーマをかけてワックスの効果をもっと引き出す
ストレートのサラサラの髪にワックスを使っても、ワックス本来の効果はあまり引き出せないでしょう。
緩い大きめのカールパーマをかけていれば、ウェーブやクシュクシュ感など、ワックスの効果が引き出せます。
またパーマをかけていれば、ワックスをつけて失敗したとしても、ねじったり再度グシャッと揉み込む事でリセットしてやり直しがある程度ききますのでその点でも良いですね。
パーマをかけるのがイヤという人はコテなどでカールやウェーブをつくってから、ワックスをつけて揉むと良いです。
この場合はコテで温まった髪が冷めないうちにワックスを馴染ませる事。
冷めると形づいてしまうのでそれまでに形を整える事が必要です。
ワックスの上手な付け方は、まずアレンジに合わせてワックスを選んで使う事と、量は大量につけない事、べったりつけるのではなく揉み込んだり、摘まんだりして形などを整える事、指櫛で散らしてある程度かたまりをばらす事です。
そして、長時間キープしたい場合などは必ずアレンジしてから、遠めでキープ用のスプレーをふっておきます。
また、ふんわりさせたい部分は引き抜くように摘まんで浮かせます。
根元に少しスプレーをふるとよりふんわりしやすくなります。
完成したら軽くドライヤーで風をあてるのもオススメです。
ワックスがほどよく乾き、ホコリや繊維なども付着しにくくなりますよ。
「女性の上手なワックスの付け方。種類や量を最適にして髪につけよう」への感想コメント一覧
時たまワックスを利用しますが、何も考えずにただ髪につけてました。このブログの文章参考になります。女性でも男性用のワックスをつけたほうがいい場合もあるというのは初めて知りました。