彼氏の家を初めて訪問するとき、「手ぶら」というわけにはいかないでしょう。
なにがしかの手土産を用意するのが大人の常識です。
では、どういうものを持っていけばいいのか。
ここでは、親と同居している彼氏の家、もしくは彼氏の実家を訪問する際のオススメの手土産をご紹介します。
季節感のある和菓子
手土産の定番と言えば、やはりお菓子類でしょう。
もっとも無難で間違いのない手土産ということもできます。
特にオススメしたいのが、季節感のある和菓子。
洋菓子にももちろん季節感のあるものはありますが、和菓子ほど「まさにこの時期」という強い季節感はありません。
和菓子なら、たとえば春には桜餅や草餅、梅雨時ならアジサイをモチーフにした生菓子、夏は水羊羹やくずきりというように、かなりl細かい季節感を演出できます。
こうした演出はいかにも女性らしい気配りにつながりますから、好印象を与えやすいのです。
ただし、これは以下の手土産にも共通しますが、先方が甘いものを好まかなかったり、健康上の理由から控えているケースもありますから、事前に彼氏にリサーチしておくことをお忘れなく。
洋菓子なら焼き菓子
同じく定番の洋菓子ですが、できれば日持ちがするものを選ぶのがポイント。
和菓子の場合は生菓子でも、「ちょっとお茶うけに」という感じで手軽に食べることができます。
しかし、洋菓子の場合、たとえば生クリームを使ったようなケーキ類だと、「嫌いじゃないけど、今はおなか一杯だから」と敬遠されてしまうこともありえます。
その点、焼き菓子なら、翌日以降に食べられますから、迷惑になりません。
最近人気になっている洋菓子屋さんの商品などは、話題性もありますから特にオススメです。
ポイントは「さりげなさ」。
こちらから「これは今人気のお店のお菓子で、行列に並んで買ったんですよ」などと、恩着せがましい紹介をするのはNGです。
季節のフルーツ
みなさん意外に思いつかない手土産で、しかし実際に持っていくと喜ばれる確率の高いものがあります。
それはフルーツです。
お菓子類は多くの人が選ぶ定番商品ですが、どういうわけかフルーツを持っていく人は少数派。
それだけに、「気が利いている」「季節感があって、しゃれてる」という印象を与えることができるのです。
できれば、デパートなどに入っている、名前のあるフルーツショップで購入しましょう。
「駅前の個人店で買ってきました」というのでは、いかにも「ついで」という印象になり、相手からの評価は下がってしまいます。
名店の商品は少々値が張りますが、それだけの値打ちはあるものです。
彼氏の家を最初に訪問するというのはかなり大きなイベント言っていいでしょう。
ですから、ある程度の商品を選ぶことをオススメします。
ただし、1玉1万円もするようなメロンなどはNG。
相手の負担になってしまいますから、かえって失礼です。
あくまでも季節感にこだわった高品質のフルーツで、しかも手ごろな価格であることがポイント。
「良いものを少しだけ」という意識で選ぶといいでしょう。
ハーブティーやコーヒーギフト
彼氏のご両親がコーヒーや紅茶好きならば、それを手土産にするというのもオススメです。
事前のリサーチがしっかりできている証拠になりますし、「気配り」を示すことにもつながるでしょう。
また、ちょっと変化球になりますが、ハーブティーのセットというのも、しゃれた手土産です。
特に先方が健康志向の強い方の場合、喜ばれる確率はかなり高いと考えられます。
よほど好きな人でない限り、ハーブティは日常的にあまり自分では購入しないもの。
それだけに、「ちょっとした手土産」としてもらうと、意外性もあって喜ばれるのです。
種類も豊富ですし、予算に応じてかなり幅広く商品を選べます。
「手土産候補」のひとつに、ハーブティを加えてみてはいかがでしょうか。
フラワーアレンジメント
彼氏に母親がいる場合にオススメしたいのが「花」です。
女性で花が嫌いという人はかなりのレアケース。
花をもらって喜ばない母親はほとんどいないと考えていいでしょう。
ただし、花束はあまりオススメできません。
というのも、花束の場合、花瓶などに生ける必要がありますし、水替えの手間もかかるからです。
その点「フラワーアレンジメント」であれば、そのまま部屋に飾ることができ、あとは数日に1度水を加えればいいだけですので、手間いらずです。
特に最近人気になっているのが「プリザーブドフラワー」。
生花に特殊な加工をしたもので、とにかく花もちがいいのが特徴です。
これも、予算に応じてさまざまな商品から選べますから、ぜひ手土産候補にしてください。
彼の実家だからといって高すぎない手土産を持って行こう
以上、彼氏の実家や親と同居している彼氏の家に初めて行く際の「オススメ手土産」を5種類ご紹介しました。
フルーツの項で触れましたが、あまり高価なものは相手の負担になってしまいますし、「見栄っ張り」という印象を与えかねません。
常識的な予算は2、3千円からせいぜい5千円といったところでしょう。
いくつか候補をあげて、事前に店頭や店のホームページなどで価格帯をリサーチしておくといいでしょう。
「彼氏の実家へ行く時に持っていくと良い手土産」への感想コメント一覧
和、洋菓子、フルーツなど、一般的でありふれているような物が並びましたが、実は頂いてうれしいしものばかりだと思います。好みはありますので事前のリサーチは欠かせませんが、それだけに好きなお菓子やフルーツがいただけた時は、好感度アップは間違いありません。
ただ、ハーブティーはかなり好みが分かれますので、彼が親の嫌いなハーブを知っているかがポイントになるかと思います。
何を持っていくかで第一印象に大きく影響しそうなので、迷ってしまう手土産。食べ物の場合は特に、アレルギーがないかなど事前のリサーチも大事ですね。本当に喜ばれるものを持っていきたいので、とても参考になりました。
「彼氏の実家」の立場からの感想ですが どれももらって嬉しいものですね。ただ本音を言えばお土産より彼女本人の印象が一番気になるところです。あまり品物にこだわる必要はありませんよ。