全身にがっちりとした筋肉が付いた、筋肉太り。
若い頃部活に打ち込んでいたり、現在でもハードな運動を好むタイプの人は、こんな太り方をしやすいようですね。
この筋肉太りは痩せにくいと言われていますが、痩せるのは絶対に不可能というわけではありません。
ここで、筋肉太りを解消して、スリムに痩せる方法をご紹介します。
ハードな運動を控える
太い筋肉が付いてしまう原因は、やはりハードな運動です。
女性は男性に比べて筋肉が付きにくいと言われていますが、それでも負荷が高い運動をすれば、他の女性よりも筋肉が付いて当然です。
そして、女性は筋肉よりも脂肪が付きやすい性質を持つため、筋肉の間に霜降り状に脂肪が付いて、どんどん身体が太くなっていくのです。
しかも、筋肉の間に入り込んだ脂肪は落としにくいため、食事を減らしたり、ちょっと有酸素運動をしたくらいでは減らすことができません。
まずは、ハードな運動や筋トレ、手足がパンパンになるまでのジョギングや縄跳びなどは控えてみましょう。
どうしても運動しなければいけないときは、ストレッチやマッサージを行う
ハードな運動をしないとは言っても、身体を動かして筋力を使う仕事をしていたり、自転車で長距離通勤をしているという人は、運動量を減らすことは難しいですよね。
そんな人は、仕事終わりや自転車を降りた直後に、その時使用した部分のストレッチやマッサージを行って疲れた筋肉を伸ばしてあげましょう。
そうすることで、激しい運動によって筋肉に溜まった乳酸が血流に乗り、筋肉に残らなくなります。
乳酸が溜まったまま放置してしまうと、筋肉がパンパンに張ったまま新たな筋肉が付いてしまい、筋肉太りする原因になります。
一度乳酸が溜まって太くなった筋肉は、細くするのがとても難しくなるため、太る前のケアをすることが大切です。
水をたくさん飲む
太い筋肉の中には、脂肪、乳酸などの老廃物が入り込んでいます。
これらの余計なものを減らすことで、ガチガチの筋肉を柔軟にしなやかにすることができるため、痩せた後も健康的な美マッチョ体型を維持することが可能です。
まず、老廃物を減らすためには、お水をたくさん飲んで体内の水分循環を良くするようにしましょう。
成人が一日に必要とするお水の量は2リットルと言われていますね。
一気に飲む必要はありませんが、小分けにしてたくさんのお水を飲むようにして下さい。
飲み物は、常温のミネラルウォーターが最適です。
コーヒーやお茶などのカフェインが入った飲み物は利尿作用が強く、老廃物を排出する前に水分だけ体外に出してしまうためNGです。
身体を冷やさないようにする
お水は常温のものを飲むべきとお伝えしましたが、これは、身体を冷やさないために重要なことです。
身体が冷えると血管が収縮し、血行が悪くなりますよね。
そのせいで、筋肉の疲労物質や老廃物を流しているリンパ液も滞り、むくみやセルライトの原因になってしまいます。
筋肉がたくさんある部位に老廃物が溜まると、ガチガチに筋肉デブになってしまうことは、先ほど説明しましたよね。
身体を温め、全身の血液やリンパの流れを良くするように意識しましょう。
エアコンの効いた室内では厚着をする、毎日シャワーだけではなく浴槽に浸かるようにするだけでも、冷えの改善効果はかなり高いです。
姿勢の歪みを治す
肩こりをすると、肩回りがガチガチになりますよね。
姿勢の悪さによって起こる筋肉太りは、この「コリ」が慢性化して、ガチガチになっている状態です。
長時間偏った姿勢でいると骨格が歪み、動かすべき筋肉が動かせずに固まったままになります。
そして血行も悪くなり、筋肉が凝ってガチガチになり、固く太くなっていきます。
これを防ぐためには、座るときは姿勢を正し、肩ひじをついたり足を組んだりしないようにすること。
そして、正しい姿勢であれ、長時間同じ姿勢でいると身体の一部分に負荷がかかってしまうので、こまめに伸びなどをして身体をほぐしてあげること。
このように、日常の過ごし方を気を付けるだけでも、筋肉太りを改善させることができます。
筋肉に負担の少ない有酸素運動を行う
これまでは、筋肉太りを悪化させないコツや、老廃物を流して筋肉を細くする方法をご説明しましたが、筋肉の隙間に入り込んだ、肝心の脂肪はどう落とせば良いのでしょうか。
それは、やはり地道な有酸素運動を行うのがベストです。
高負荷となる激しい運動はさらなる筋肉太りを招く原因になるので、緩やかに身体を動かせる有酸素運動を選んでください。
例えば、ウォーキングやヨガなどがゆっくり脂肪を燃焼させることができて良いようです。
そして、軽い運動であれやはり筋肉に乳酸は溜まりますから、ストレッチやマッサージを怠らないようにしましょう。
筋肉デブも頑張れば痩せられる
痩せにくいと思われがちな筋肉太りですが、運動や食事制限だけではなく、生活習慣や体質改善もダイエットに組み込むことで、痩せることは可能です。
筋肉太りを解消すれば、挑戦できるファッションも増えますよね。
今まで諦めていたあなたも、この機会に体質改善をしてほっそりスリムな体型に大変身してみませんか?
「筋肉デブから痩せる方法とは?生活習慣の改善がカギ」への感想コメント一覧
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