子どもにジュースばかり飲ませることの悪影響4つ

子どもたちが大好きな飲み物と言えばジュースでしょう。

最近ではコンビニなどでも1リットル100円程度で買える安さになっており、子どもたちのお小遣いでも簡単に購入することができます。

そんな、美味しいジュースですが、場合によっては子どもに悪影響が出てしまうこともあります。

そこで今回は子どもにジュースばかり飲ませることの悪影響をご紹介します。

月で考えると値段が高く子どもの金銭感覚が狂う

ジュースはコンビニなどで1リットル100円程度で購入できますが、毎日の水分補給の代わりにジュースを飲ませるとなるとその値段はかなり高くなってしまいます。

一日で子どもが1リットル~2リットル飲むと考えても200円程度、それが月30日で6,000円かかります。

それに比べ水出しパックの麦茶などであれば30パック入り300円なので単純にい日に一パックで月に300円です。

こう考えてみるとジュースを毎日買い与えるのと、お家でお茶のパックなどを使って手作りするのでは前者の方が20倍も高い値段になってしまいます。

この毎日ジュースばかりを飲む生活が当たり前になってしまうと子どもが中学生高校生になったときに毎日ジュースを学校に買って持っていくことになります。

となると、家からお茶を水筒で持ってくる子よりもお金がかかってしまいますし、子ども自身も「水分を取るのには美味しいジュースが当たり前」という感覚になってしまっているので月に6,000円以上ジュースに費やしてしまいます。

普通、家で作ったお茶を持っていけばお金をほとんど使わなくても水分補給ができますが、ジュースばかり飲ませていてそれが当たり前になってしまうとお金が結構かかってしまうようです。

砂糖依存症になってジュースがないとイライラする

ジュースには多くの糖分が含まれているのをご存知ですか?砂糖だけでなく果糖、ブドウ糖液糖、その他に甘味料や人工甘味料が入っていることもあります。

そうなるとジュースのうち100パーセント果汁などの物を除いてほとんどがかなり多くの糖分を含んでいることになります。

もちろん、糖分ゼロやゼロカロリーのジュースでも甘みを感じることがあれば人工甘味料が入っていることがありそれが依存症を引き起こすこともあります。

特に子どもが好きな甘いジュースはこういった糖分や人工甘味料が多く使われており、子どもにジュースばかり与えてしまうと子どもは甘いものがないとイライラするなどの症状が見られる「砂糖依存症」になってしまうことがあります。

特に幼稚園保育園小学校ジュース禁止の私立の中高など園や学校内でジュースが飲めない環境になるとイライラしてトラブルを起こしてしまったり、やる気がなくなるなど注意力が散漫になってしまうケースもあります。

小さいころからジュースばかりになれさせてしまうと子どもたちにも悪影響が出てしまうようなので注意しましょう。

糖尿病の危険性が出る

2でもご紹介したように、100パーセント果汁ジュースなどを除いたほとんどのジュースには多くの糖分が含まれています。

しかも、ジュースというのは基本的に水分なのでケーキや飴などの甘いおやつよりも多くの量を飲むことができます。

そうなると、糖分を取りすぎてしまい、糖尿病になってしまう危険性があります。

特に子どもの場合は大人よりも体が小さいのでジュースで水分補給をしてしまうとかなりの糖分を摂取することになります。

しかも、ジュースばかりを毎日、つまり定期的に飲ませるということは毎日多くの糖分を子どもに与えてしまうことと同じです。

コップ一杯で角砂糖7個分ともいわれるソフトドリンクを一日の必要な水分量約1~2リットル子どもに与えると考えるとゾッとします。

糖尿病はメタボリックな中年男性がなるイメージですが子どもでも発症する危険性は多くあるのでジュースばかりを子どもに飲ませている場合は量を調整するなどして注意が必要です。

虫歯になる危険性がある

特に小さい子どもは自分で十分に歯を磨くことができないので普通に生活していても虫歯になってしまう子もいますが、ジュースばかり与えているとその危険性が高くなります。

というのも、多くのジュースには糖分が含まれており、飲み物なので口の中隅々に糖分が付着しやすいからです。

歯に付着した糖分を栄養にしている虫歯菌にとってはとてもいい環境になってしまいますし、ジュースは飲み物なので水分補給のように飲んでいるとそのたびうがいや歯磨きをするということは少なくなります。

そのため時間を決めずにジュースばかりを子どもに与えているというのは虫歯になるリスクが高く、子どもが虫歯によって痛い思いをする可能性があるということを覚えておきましょう。

子どもにジュースを与えすぎるのはダメ

やはり子どものうちからジュースを飲ませすぎるのは健康的にも精神的にもあまり良くません。

小さい子どもにジュースを与える際は時間や量をしっかりとママやパパが管理してあげましょう。

 

    「子どもにジュースばかり飲ませることの悪影響4つ」への感想コメント一覧

  1. 1. ゆうな2018/05/11(金) 23:50

    砂糖依存症は怖いですね。小さい頃の生活習慣はクセになるとなかなか直りません。ママ友の子どもは炭酸ばかり飲んでてびっくりします。気をつけたいです。

  2. 2. 名無しのイケジョさん2018/05/26(土) 10:33

    あたえ過ぎは注意が必要ですね。駄目駄目ばかりでは楽しくないですし、お出かけの時はOKおうちでは水などルールを決めて飲むと良さそうな気がします。

  3. 3. 名無しのイケジョさん2018/05/27(日) 09:41

    ジュース=甘い=虫歯になる。と思っていて、子供にはなるべくお茶を飲ませるようにしています。ただ完全に我慢させてしまうのはかわいそうなので、金曜の夜に今週もお疲れ様でした!乾杯はしています。