口紅の使用期限と適切な管理方法

最終更新日:2015年1月6日

皆さんは口紅を何本持っていますか。

化粧ポーチや化粧台の引き出しを覗いてみてください。

そして、一番古い口紅を手にとってみましょう。

その口紅は何年前のものでしょう?

食べ物の賞味期限や消費期限には神経質な方でも、化粧品となると何年使っていても気にならないということがよくあります。

でも、口紅をはじめとした化粧品は直接肌に触れるものです。

特に口紅は体内に入ることも多く、いわば食べ物と同じなのです。

口紅は食べ物と同じだけの注意を払って使用する必要があるのです。

ここでは口紅の使用期限と保管方法についてご紹介します。

1.口紅の使用期限は2年

メーカーやブランド、製品によりますが、口紅の使用期限は通常2年です。

開封・未開封で口紅の状態は変わります。

未開封の場合は、3年は持つといわれていますが、未開封でも完全密封されているわけではないので、口紅はどんどん酸化していきます。

買ったらなるべく早く使い始めるようにしましょう。

また、開封後はなるべく早く使いきるようにします。

開封後時間が経っていたり、変色や異臭がする場合は使用をやめましょう。

体によくない化学反応を起こしていることがあるからです。

また、高温のところ(車のダッシュボードなど)に長期間放置すると、口紅が溶けることがあります。

その場合はもう使えませんので捨てましょう。

リップグロスの使用期限は口紅の使用期限よりも短く1年ほどです。

買ったときよりも粘度が高くなったら使用をやめます。

また、チップやブラシで唇に塗るタイプのものは、チップやブラシを清潔に保つように注意しましょう。

付属のものが古くなったり、異臭がするようになったら、市販されているチップやブラシに切り替えましょう。

2.口紅の品質は変わっていなくても

口紅自体の品質は変わっていなくても、長期間使用した口紅の表面には表皮ブドウ球菌や黄色ブドウ球菌などの細菌が繁殖しています。

これらの細菌は唇につくと、炎症や発疹を引き起こすことがあります。

口紅や直接肌に触れ、また口から体内に入る可能性のあるものでありながら、清潔に保つことは難しいです。

なので、古い口紅は使わないようにすることが大切です。

もし、唇が腫れたりかゆくなったら、かゆみがとれるまで口紅の使用はいっさいやめてください。

かゆみがいつまでたってもとれないときには、皮膚科に受診しましょう。

3.口紅の保管方法

口紅は通常、常温で品質を保つことができるよう製造されています。

ただし、口紅は唇でなめらかなに滑るよう柔らかく作れているものが多いです。

なので、急激な温度の上昇や湿気に弱いです。

直射日光の当たるところや湿気の多い場所、自動車の中など温度が異常に上昇するような場所に長時間置いておくことはやめましょう。

また、口紅はきちんとキャップをしめて保管します。

口紅を長時間外気にさらすと、品質劣化や口紅表面の乾燥の原因になります。

口紅の表面にほこりやカビが付着することもあります。

グロスの場合、容器内に水を入れると、品質の劣化や細菌の繁殖の原因になります。

4.冷蔵庫での保管はあり

防腐剤無添加など一部の化粧品では冷蔵庫での保管を推奨している製品があります。

また、夏場には冷蔵庫で化粧品やマニキュアを保管している方もいます。

冷蔵庫での保管が合っている化粧品もありますが、口紅の場合、あまりおすすめできません。

口紅は冷やすと、表面に汗をかいたような水滴がつき、品質が劣化してしまいます。

また、冷やしたことにより、口紅のテクスチャーが変化し、唇にきれいにつかなくなることもあります。

5.口紅を持ち歩くときの注意点

口紅を化粧ポーチやカバンに入れて持ち歩いている方は多いでしょう。

口紅を持ち歩くときの注意点は、まずキャップをしっかりとしめることです。

使った後、本体にかちっとキャップがはまったのを確認してからポーチに入れるようにしましょう。

ポーチやカバンの中でキャップが外れてしまうと、口紅が折れたり先端がつぶれたりします。

ポーチやカバンへの被害も甚大になります。

さらに、口紅を長時間外気にさらすと、酸化しやすくなります。

酸化は品質劣化の原因になります。

また、口紅を使用した後は、面倒でも口紅を本体におさめるとよいです。

キャップでうっかり先端をつぶしてしまうのを防ぐことができます。

また、万が一キャップがポーチ内でとれたときも、口紅が折れたりポーチを汚さなくて済みます。

口紅は食べ物と同じという認識を

口紅は食べ物と同じです。

唇に触れ、場合によっては体内に入ります。

なので、口紅の使用にあたっては食べ物と同じだけの注意を払う必要があります。

使用期限を守り、もったいないと思っても古くなった口紅は捨てるようにしましょう。

また、ここで紹介した口紅の保管方法は一般的な方法です。

口紅の保管方法については、各メーカー・ブランドがホームページなどで紹介しています。

自分が使っている口紅の最適な保管方法を調べてみてください。