女性だと日焼け止めを毎日塗っていますという方も少なくないのではないでしょうか。
しかし身体や顔全体に塗ったとしても、唇は口紅も塗ってるし口に日焼け止めが入ってしまうのも嫌な気がして、日焼けのケアを怠ってしまっている人も多いはずです。
そしてそのことで唇が日焼けしてしまう人もいるでしょう。
身体や顔の日焼けは放置していても自然と治ることが多いですが、唇の日焼けは放っておくとひどいことになるかもしれません。
そこでここでは日焼けしてしまった唇を、プルプルに戻すケア方法をご紹介します。
口紅の前にUVケアのできるリップクリームを塗って予防する
唇はメイクで口紅を塗っているから、日焼けをしないなんて思っていませんか?
実はそれは間違いです。
口紅に日焼けをカットする効果は全くなく、逆に紫外線を吸収してしまいます。
そして油分を多く含む口紅は、紫外線を吸収することによってシミの原因にもなってしまいます。
こう聞くと口紅をつけたくなくなりますが、外出する際には口紅をつけないわけにはいきませんよね。
そういう時は日焼け止めクリームを最初に唇に塗ってから、その上に口紅を塗るようにしましょう。
しかし日焼け止めが口の中に入りそうな気がして心配という方もいるでしょう。
そういう場合には日焼け止めの効果があるUV配合のリップクリームを塗るだけでも予防に効果的です。
リップクリームなら簡単に塗ることができるので、毎日気軽に使用することができますし、唇もプルプルになるのでオススメですよ。
唇が腫れてしまったらとにかく冷やす
どんなに気をつけてはいても、紫外線が強い日中に外出すると思わぬ場面で日焼けをしてしまうこともあります。
なんだかヒリヒリするなと違和感を感じて鏡を見たら、唇が腫れぼったくなっているなんてことも少なくありません。
そんなときはとにかく、すぐに唇を冷やすことに努めてください。
保冷剤をハンカチに包んで冷やすのでもOKです。
とにかく腫れが引くまではしっかり時間をかけて、とことん冷やすことが重要です。
日焼けは軽度のやけどと同じですので、まずは冷やして患部の熱を取ることが大事です。
予想外の日焼けをしてしまったとしても、きちんと正しく初期ケアを行うことでキレイな状態に戻りますし、回復までの日数も早まりますよ。
唇の腫れが引いたら次に保湿をする
唇は顔の中でも特に乾燥しやすい部分です。
唇の乾燥はほうれい線の原因になるとも言われています。
日焼けをしたからといって、熱を持った患部を急激に冷やすだけだと唇はどんどん乾燥してしまいます。
ですのでその乾燥を抑えるために、きちんと保湿も一緒に行うことが重要です。
市販されている保湿に優れたリップクリームを塗ってももちろんいいのですが、深海鮫の肝油であるスクワランオイルや美容効果のあるオリーブオイル、万能薬とされるワセリン、シアバターなどがより保湿性に優れており、最も唇のケアには良いとされています。
香料などの余計な添加物が入っているものの多いリップクリームよりも、自然なものだけで作られた保湿剤のほうが適切だと言えます。
また、ラップなどで唇をパックするのも効果的だと言われています。
ラップは手軽に、そして安価で手に入るものなのでとても使いやすいですね。
余分な皮を落としながら優しくマッサージをして、お風呂の中でパックすれば、保湿はばっちりです。
しかし化粧水や乳液などで保湿をするのはNGです。
なぜなら日焼けした後の唇は刺激に弱いので、普段はなんともない化粧水や乳液でさえも受けつけないのです。
ですので刺激を与えてしまう恐れのある化粧水や乳液ではなく、自然素材の保湿薬をきちんと利用して下さいね。
刺激物の摂取を控える
日焼けをしてダメージを負ったときにも、もちろん毎日食事は摂取しなければいけませんよね。
唇への日焼けの場合、保湿などのケアをしながら日常生活での唇への刺激を最低限におさえなければいけません。
気になるからと不必要に手で唇を何度も触ったり、皮を剥くなんて行為はもちろんご法度です。
せっかく元の状態に治ろうとしている唇も、バイ菌が入ってしまったらさらに悪化する恐れがあるからです。
手で患部を触らないだけでなく、食事内容にも気をつける必要があります。
キムチなどの辛いものを食べるともちろん唇にも付着し、ヒリヒリとした刺激を荒れた唇にさらに与えてしまうからです。
そうならないために、唇を日焼けしたときにはなるべく辛いものは避け、刺激の少ない食べ物を食べるようにしましょうね。
色素沈着を防ぐためにビタミンCを摂取する
日焼けをしてしまった後に一番怖いのが、シミなどの色素沈着ですよね。
これを防ぐためにはビタミンCを摂取することが一番効果的です。
ビタミンCは野菜のパプリカや水菜などに多く含まれています。
もちろん果物のレモンやアセロラのジュースなどで摂取してもいいですね。
そのほかに意外なものだと、焼き海苔やあおさなどの海苔類にもビタミンCは多く含まれています。
食材から取るのは時間がないし面倒、という人にはサプリメントでも気軽にビタミンを摂取できるので、生活にあった形で摂取をしてみてください。
寝る前にはちみつやオリーブオイルを塗って寝る
上記の方法でケアとしては十分なのですが、もっとぷるぷるの唇にするには夜寝る前にはちみつやオリーブオイルを唇に塗って寝ることが効果的です。
最近でははちみつから作られた保湿クリームなども販売されていますので、それでもいいかもしれませんね。
塗るとベタベタしてしまうし、寝返りのときに枕や布団につくのが心配。
という人は、マスクなどをつけて寝ると枕が汚れる心配はありません。
さらにマスクは喉の乾燥予防にもなるので、ぜひトライしてみてください。
日焼けがひどい場合には皮膚科を受診する
上記のようなセルフケアでもカバーできないようなひどく激しい日焼け、例えば痛みがひどかったり、水ぶくれまでできた日焼けの場合には、皮膚科を受診することをオススメします。
日焼けに対する薬はドラッグストアでも買えますが、病院の薬に比べると効き目は弱くなります。
皮膚科を受診するとドラッグストアでは売っていない、症状にぴったり合う効き目の強い薬をきちんと処方してもらえます。
さらに専門医に患部の状態を見せることで、治るまで何に気をつければよいのか、何日ほどで治るのか、どうケアすればいいかなども相談することができます。
自分の手に負えない場合は決して我慢をせず、病院を受診するようにしましょうね。
唇も肌と同様にきちんとケアを行いましょう
夏だけでなく、紫外線は季節関係なく襲ってきます。
日焼けをすると肌のケアには意識が向きますが、つい唇のケアは後回しになりがちですよね。
しかしながら唇も肌同様、しっかりとしたケアが必要です。
日焼けをしてしまったとしても、きちんとしたケアを行うことでキレイな唇を取り戻すことができます。
そうすれば、オシャレを楽しんだり彼とのキスも自信を持ってできるはずですよ。
唇をキレイに保ち、女子力もアップさせていきましょうね。
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