マルチタスクとは、一人が複数の作業を同時に行うことです。
ほとんど人が、マルチタスクが苦手であるため、それができると仕事ができると思われることは多いものです。
今回は、マルチタスクができるようになる方法を見ていきましょう。
やるべきことをリストにする
マルチタスクの難しさは、複数の作業を同時に行っていくため、やり忘れてしまった作業が、最終的に出てきてしまうことがあることです。
期限があるものなどは「やり忘れていた」では済まされません。
作業を同時にいくつも始める前に、まずはその日にやらなければいけないこと、1週間内にやらなければいけないことなど、期間も明確にし、リスト化しましょう。
例えば、会議中にメモを取り、それを日本語から英語にし、会議の途中で誰かと電話しなければいけない状況があるのであれば、事前にそれをリストにまとめます。
マルチタスクのおかげですべてを同時進行にできるかは、リストにかかっていると言っても過言ではないでしょう。
タスクに優先順位をつけ進めていく
忙しいからマルチタスクを行いたい、と思うこともあるでしょう。
仕事が山積みになっているとしても、優先順位はあるはずです。
すべての作業に順位をつけ、順位が上の作業からマルチタスクをしていきましょう。
マルチタスクだからやりやすいものだけをやればいい、やりたくない仕事は後回しでもいい、という考えは捨てましょう。
マルチタスクであれば、作業がいつもより早く終わるから、優先順位をつけなくていい、というわけではないのです。
優先順位をつけることで、期限内にしっかりと作業がこなせるはずです。
集中力が切れたら次のタスクに移る
マルチタスクをやっていれば、集中力が続く、と思っているのは間違えです。
マルチタスクであっても、疲労感は溜まるし、集中力は切れるものです。
集中力が切れたら、別のタスクに移る目安にしましょう。
別のタスクをマルチタスクで行うとても、別の作業に移った方が、ミスが起こらずに仕事を続けられることは多いものです。
例えば、家で仕事をパソコンで行いながら、料理をしている場合、一度両方をやめ、犬の散歩をしながら、携帯で英会話のCDを聞くなど、他のマルチタスクを始めてみましょう。
別のタスクに移る際に休憩し、頭を切り替える
マルチタスクは時間に余裕がなかったり、仕事が溜まっていたりするからしたい、と思うものですよね。
最初に始めたマルチタスクが終わり、別のタスクに移る際には、あまり疲労が溜まっていなくても、休憩を挟みましょう。
コーヒーを1杯飲む、10分間携帯電話を見る、など好きなことをして休みましょう。
疲れていなくても、タスクの間で休憩をとることで、頭を切り替えることができ、集中してマルチタスクが行えるものです。
疲れている時には、軽くストレッチをしたり、おやつを食べたりするのもオススメです。
ミスが出ない数のタスク数に制限して行う
マルチタスクを始める時に、頭で考えているよりも同時進行で何かすることは難しいものです。
そのため、タスク数を増やしすぎないようにしましょう。
タスク数を増やすとミスが出たり、作業スピードが極端に落ちてしまったりすることになりかねません。
最初は自分が余裕をもってできるタスク数でマルチタスクを行いましょう。
自分を過信しすぎて、タスク数を制限しないで行ってしまうと、ストレスが溜まってしまったり、慌ててしまったり、自分で自分の首を絞めることになってしまいます。
慣れている作業でマルチタスクを行う
仕事に慣れ過ぎて、無意識に仕事を終わらせられる、という場合もありますよね。
ビジネスの場ではそれはなかなか難しいかもしれませんが、入力作業であればそういうこともあるでしょう。
また家事を長年やっている人は、家事に慣れてきたな、と思うことはよくあるでしょう。
マルチタスクを行う場合には、自分が完全に慣れている作業で始めてみましょう。
例えば、慣れているから洗濯しながら、料理をする、というマルチタスクの仕方は、そうすることで、効率が上がったり、早く作業が終わったりすることもあるものです。
マルチタスクができるようになろう
マルチタスクは誰にでもできるわけではないですが、興味がある人は慣れた作業で試してみましょう。
またタスクをリスト化したり、優先順位をつけたりすることは必ず行いましょう。
作業数はできる量に制限し、頭を切り替えることも大切です。
マルチタスクができるようになれば、仕事の質やスピードが変わるかもしれませんね。
「マルチタスクができるようになる方法とは?並行作業をしよう」への感想コメント一覧
マルチタスクで仕事ができる人をいつもうらやましく思っています。
期限厳守の仕事などで、ひとつの仕事に集中していると電話や他の仕事の相談などで中断するとパニックになったりします。
こちらで紹介された手順を参考にマルチタスクができるように頑張ってみます。
マルチタスクができる人うらやましいです。自分は比較的できる方だと勘違いしていた時期があったのですが、最近はグダグダなので気を引き締めて並行作業をこなしていきたいと思います。
基本的に to do listを作って、マルチタスクをする派ですが、集中力が切れたら次に移って切り替えるのは参考になりました。
メモをしないとすぐ忘れるので、そこは必須ですね。もっと極めたいと思いました。
タスクに優先順位を付ける事が大切なのだと、再確認出来た気がします。またタスクの項目が多いとそれなりに疲れたり、ミスをしたりするのだと分かり良かったです。