社会は厳しいと言われる理由。自立して生きる責任がある

最終更新日:2015年12月28日

社会に出るということは人生の荒波に出る、と例えられるように、様々な面で学生時代より生活面で厳しくなるものです。

社会は厳しいと言われる理由には、どのようなものがあるでしょうか。

今回はそんな社会は厳しいと言われる理由をご紹介します。

1.生活全般が思い通りにならないこともある

自分はこういう職業に就きたかったと思っても、職業自体理想の職業とは別の仕事をせざるを得なかったり、理想の職に就いたと思っても、入社したら当初のイメージとまったく違ったりすることはよくあるものです。

同様に、職業だけでなく経済的にも必ずしも裕福な生活ができるとも限らず、生活のあらゆる面で我慢や妥協を強いられることが多いのが、社会の中で生きる厳しさです。

もちろん、理想を追い求めで努力することは、理想に近づくことを意味し、大変有意義なことですが、夢を実現させるためには時に遠回りをして、理想的な生活とはかけ離れた生活を余儀なくされることもあります。


2.安易に仕事を休めない

学生時代は時に寝坊で遅刻したり、なんとなく講義をさぼってしまうなどのことがあっても、会社では無断欠勤は始末書などの大きなペナルティになり、自営業でもお客様や取引先に多大な迷惑をかけてしまいます。

よほど酷い体調不良でない限りは、社会人の多くの人は、少々の風邪などの体調不良の場合休まずに仕事に行き、義務を果たすことも多いです。

体調管理も仕事のうちという評価もされやすいので、特に女性は権利として生理休暇などが認められていても、実質無理をして働いてしまう人が多いようです。

症状が悪化するほど無理をすることは決してありませんが、休混ざるを得ない時は早めに理由を連絡するなどし、周囲への迷惑を最小限にすることが求められます。

なお、有給休暇の取得などは、厚生労働省も積極取得を呼び掛けており、段々取得率は上がっているようですが、まだまだ取得しにくいような風潮があります。

3.国の制度上の義務に従わねばならない

各種社会保険料の支払いや、納税の義務など、怠ると延滞料が発生したり、財産が差し押さえになってしまいます。

社会人としての義務が色々発生するため、知らぬ存ぜぬでは済まない場合もあります。

これには、失職などで支払いができなくなった場合に役場に届け出る手続きなども含めて調べ、熟知していなければなりません。

複雑な手続きや税金の制度はよくわからないという人もいるかもしれませんが、わからない場合、役場や行政の担当者に相談することが大事です。

国の義務によって支払うばかりではなく、税金の過払い分を返還してもらい、自分が損をしないためにも必要なことです。


4.色々な理不尽さと向かい合わねばならない

政治などの大きな社会的動きなどは、必ずしも自分に都合がいいように動いてくれるとは限りません。

税率のアップなどの方針は、学生時代より何かと収支が大きくなる社会人のほうが影響を受けやすいと言えます。

また、天災などが起こっても、行政から十分な援助が受けられないことがあったり、今ある手当などが政治の方針で打ち切られたり減額されることもあります。

会社などでも集団の中でも、会社の経営方針が変わって働きにくくなったり、ひどい場合はリストラや倒産してしまうこともあります。

また、理不尽さということであれば、最近では人権問題について色々啓蒙はされていても、会社ではセクハラがあったり、パワハラがあったり、強い立場の人が弱い立場の人に嫌がらせをしたりすることもあります。

女性については、最近「マタニティハラスメント」など、妊婦さんへの差別が問題になっています。

社会の厳しさとは、そういう大きな自分の一人の力ではどうにもならないこととも、向かい合っていかねばなりません。

5.将来的には親の人生も視野に入れること

最近は親御さんが子供を当てにしないで生活したいという人も増えてはいますが、家族である以上親の介護や親が亡くなったりした際の対応など、親の人生についても自分の人生設計の中に考慮していく必要があります。

結婚をすれば自分にも夫や子供など、気に掛けるべき家族ができますが、年老いていく親も庇護の対象になるので、それを自覚した行動が求められます。

人によって事情も異なる場合はありますが、親に何かあった際、行政は子供に連絡を取って対応しますので、自分には親の人生に一定の責任があることを自覚する必要があります。

子供のうちは他の大人に対応を任せることができたことも、大人になって社会の一員となると、自分が自立して主体性を持ち、対応することが求められます。

社会は厳しいと言われる理由を知ろう

社会は厳しいと言われる理由は、自立する厳しさと言ってもよいでしょう。

主体性や能動的態度が求められ、様々な義務や責任を果たしていくことは、確かに生易しいものではありません。

しかし、社会で自立する厳しさの裏には、責任を果たしさえすれば自分で自分の生き方を決めていいというポジティブな側面も秘めています。

ある程度我慢はあっても、自分をしっかり持てば、社会で生きていくことに大きな生きがいを見いだせることもあります。