社内恋愛禁止なのに皆こっそり交際している職場もあれば、浮いた話のひとつも上がらない職場もありますよね。
なぜか社内恋愛がある職場とない職場があります。
いったいその差はなんなのでしょうか。
今回は社内恋愛がある職場とない職場の違いをご紹介します。
仕事にストイックに打ち込む職場かどうか
専門性などが少ない、いわゆるどこにでもある種の仕事をする職場だと、仕事への打ち込みかたが変わってきます。
仕事をするにあたって自分のやり方などではなく一般的な経験をつむだけで十分な場合、一生懸命仕事をしているつもりでも慣れてしまいます。
そうすると、人は退屈を覚えていきます。
そういう人が多い職場は、社内恋愛に発展しやすいようです。
その退屈は余裕とも言い換えることが出来ます。
忙しかったりやりがいが有りすぎて、肉体的精神的に余裕がない職場では中々恋愛が生まれてきません。
反対にストイックに仕事に打ち込むような職場の場合、仕事に集中し手が一杯ですから、他のことをする余裕もありません。
忙しいだけでなく、仕事そのものに打ち込む人が多い職場では、あまり社内恋愛が活発にはならないのです。
社員同士の交流の差
社員同士の交流が活発かどうかも社内恋愛の多さに比例しやすいですね。
最小限の言葉しか交わさない職場では、交際はおろかプライベートにすら関わりを持つことが難しくなります。
また、同じ部署では恋愛対象がいなくても社内でイベントなどがあって交流があれば、そこでも親睦を深めたり社内での出会いに繋がります。
そういった関わりを持つ機会もなく、淡々と仕事をするような職場や、同性同士すら関わりが薄い職場では、なかなか恋愛が生まれません。
年齢差があるかどうか
年齢差がありすぎると、人は中々恋愛対象として相手をみることが難しくなります。
同じ年齢層の人が集まる職場は、その分恋愛に発展しやすくなります。
反対に、少数精鋭や専門性が高い職場などではしばしば起こることですが年齢差がありすぎる職場は恋愛に発展しにくいです。
年齢差がそこまででなくても、年齢層がばらばらだと、これもまた中々恋愛に発展しにくくなります。
たとえ年齢が近い人が一人いても、たまたまその人がタイプであることは希です。
社内での恋愛が多いか少ないかは、職場全体の年齢差に左右されることが多いですね。
仕事における競争性が強いかどうか
仕事の競争が激しすぎる職場では、なかなか恋愛が生まれません。
皆職場では仕事に注力するので、なかなか恋愛モードにはなれません。
個人の仕事の役割がはっきりしていればこの限りではありませんが、社内全体の競争が激しいと仕事の雰囲気も良くないことが多いです。
忙しかったり競争が激しいほど、人と人は意志疎通が難しくなります。
仕事におけるコミュニケーションですら難儀する職場では社内恋愛が活発ではありません。
ですから、競争が激しい職場では外部の人と恋愛することが多いです。
反対に競争相手が外におり、仕事のためにお互いに協力する気風の職場ではコミュニケーションも取りやすく、社内恋愛も起こります。
何事も協力すればコミュニケーションも円滑になりますし、競争してしまうと必然的に場の雰囲気は悪くなります。
ですから職場の競争が激しいかどうかは社内恋愛が活発かどうかの指標になります。
規則の厳しさ
規則が厳しい職場では、気持ちも律することが増えます。
髪型や服装などを厳しくしすぎると、人は活力や意欲も低下しますし、外見を磨く努力も無くなってきます。
もちろん安全性や衛生面などでそのような規則が必要な職場では当然ですが、やみくもに押さえつけるような規則は個性も奪います。
そういった職場で魅力的な相手を見つけることはなかなか難しいですよね。
外見だけでなく、時間やノルマなどの細かい規則、罰則がある職場は精神的な余裕を奪います。
あまり規則が厳しいと社内恋愛もなかなか生まれてきません。
給料の差
お金に余裕があれば、もし忙しくて親睦を深められない職場でも仲間と楽しい休日を過ごすことも出来ますよね。
しかし、お金に余裕がなければ休日にお金を使うことも難しくなります。
給料が少ないと、そもそも交際そのものが減りますから、社内恋愛どころか恋愛そのものから遠ざかることも多くあります。
恋愛に積極的な人がいても、お給料が高くない職場で働いていれば他の仕事をしている人と交際することが増えます。
こうして社内恋愛が減っていくのです。
社内恋愛にはあらゆる余裕が必要
今回は社内恋愛がある職場とない職場の違いをご紹介してきました。
社内恋愛が起こるには、相手や時間やお金、精神的な余裕など、様々な条件が必要になります。
社内恋愛だけでなく、恋愛は様々な労力を要しますよね。
恋愛がしたいけどあまり職場での恋愛が活発でない場合、職場の外で相手を見つけたり、自分から余裕を作り出す努力も必要かもしれませんね。
「社内恋愛がある職場とない職場の違いとは」への感想コメント一覧
私が以前勤めたいた会社は、ほとんどの女性が社内結婚で退職していきました。ということは、社内恋愛禁止ではなかったのですが、仕事がやりにくくなるので付き合っている間は皆さん隠していて、退職の発表のときに初めてお相手を知って驚くことが多かったです。余裕がある職場だったのかなとこの記事を拝見していて、あらためて思い出しました。
昔、社内恋愛禁止の会社に在籍していましたが、先輩たちも自分も社内恋愛していました。禁止されると余計に燃え上がるものではないでしょうか。
職場恋愛はかなり多いですね。忙しい環境でも何年も働いて慣れてくると、他に刺激が欲しくなるそうです。オープンにしている人もわりと多くて驚きました。
私の失敗談です。部下の二人が付き合っていることを知らず、その一人に相手の悪口を言ってしまい…結婚すると聞いてビックリしました!同僚の悪口は言うものではないと反省しました。