部内で恋愛するメリットとデメリットとは?社内の同じ部署の近しい社内恋愛

同じ社内の同じ部内に恋人がいるというのは、ほかの人から「うらやましい」と思われる一方、「けっこう大変そう」という目で見られることもあるでしょう。

ここでは、同じ部署内での恋愛のメリットとデメリットについて、それぞれ4つずつご紹介します。

メリット1. 愛する人と毎日会える

社内恋愛、中でも同じセクション内の恋愛の最大のメリットが、「好きな人、会いたい人と毎日会うことができる」ということでしょう。

多くのカップルが「それぞれに仕事を持っているので、なかなか思うように会えない」という悩みを抱えています。
その点、同じセクションで働いていれば、休日だけでなく仕事のある日でも、毎日会うことができるわけです。

特に、つきあいはじめて間もない「ラブラブ期」においては、「夢のようなメリット」ということができるでしょう。

メリット2. 共通の話題が多い

2つ目のメリットは、同じ職場で働くことによって、共通の話題が増えるということです。

毎日同じセクションで仕事をしていれば、当然仕事自体が「共通の話題」になります。
また、同僚や上司など、仕事でかかわる人も共通しているわけですから、「人のうわさ話」や「人物評価」についても、二人ともがよく知っている同じ人に関する話ができるわけです。

つきあいが長くなるとどうしても「話題がない」ということになりがち。
その点、同じセクションで働いていれば、話題がなくなるということはまずありえません。

メリット3. 仕事に関する相談やアドバイスをしあえる

仕事がいっしょということは、共通の話題を生むだけではなく、「仕事に関する悩みを相談したり、アドバイスしたりできる」というメリットを生みます。

これが、実は最大のメリットと言っていいかもしれません。

お互いに仕事を持っていると、会った時にどうしても仕事に関する相談をしたり、愚痴を聞いてもらったりするようになります。
違う会社で働いていたり、同じ会社でもまったく違うセクションに所属している場合は、なかなか相手に悩みの本質を分かってもらえません。

ですから、適切なアドバイスを期待するのもむずかしいでしょう。

その点、同じ会社の同じセクションで仕事をしていれば、その悩みや愚痴の本質が、スムーズに相手に伝わります。

その結果、期待通りの、あるいはそれ以上のアドバイスをもらうことが可能なのです。

さらに、仕事上で大きなトラブルや難関に直面したとき、「二人でその難局を乗り越える」ということもできるでしょう。
そしてそれが、恋愛関係をいっそう強固なものにしてくれるのです。

メリット4. 生活のすれちがいが起こらない

二人とも仕事を持っているカップルが別れる大きな原因になるのが「生活のすれちがい」です。
恋愛中のカップルだけでなく、夫婦でもそういうケースが少なくないのは、芸能人の例をみるとわかりやすいはず。

それぞれが、どうしても仕事優先になって、結果「つきあっているのに、すれちがいばかり」とか「夫婦にも関わらず、一日のうちで顔を合わせる時間が極端に少ない」ということになるわけです。

同じセクションで仕事をしていれば、そうしたすれちがいはほとんど起こりようがありません。
これも大きなメリットと言っていいでしょう。

デメリット1. 仕事とプライベートの切り替えがむずかしい

ここからはデメリットになります。

まず挙げられるのが、仕事とプライベートの切り替えが難しく、仕事とプライベートが悪い影響を及ぼしあうケースが少なくないということです。

仕事でうまくいかない時期は、プライベートの関係も悪化したり、恋愛関係に問題が生じると、それが仕事にもよくない影響を及ぼすことがよくあります。

仕事とプライベートの両方がうまくいっているときは、それぞれが好影響を及ぼしあいますが、逆になると悪影響を及ぼしあいがち。
これは大きなデメリットでしょう。

デメリット2. ケンカ中も職場で顔を合わせなければならない

その最たるものが「ケンカ」でしょう。
恋人どうしとしてケンカした場合、それでも職場では顔を合わせ、同僚として仕事をしなければなりません。

これは、かなりつらいものがあります。

普通のカップルなら、ケンカしたとき「もう顔も見たくない」と、しばらくインターバルをとることもあるでしょう。
それが許されないのが職場恋愛、特に同じセクション内の恋愛なのです。

デメリット3. 周囲の「目」が仕事にも恋愛にもマイナスに作用しがち

職場恋愛には2つのタイプがあります。
それは「周囲には秘密にしているタイプ」と「オープンにしているタイプ」。

そのいずれの場合も、職場内の「周囲の目」が、恋愛に対しても仕事に対してもマイナスに作用することが少なくありません。

秘密にしている場合は「バレないか? バレたら大変」という意識、恐れが精神的な負担になります。
オープンにしているケースでも、たとえば仕事でミスをすると、上司などから「好きな人が近くにいるから、仕事に集中できないのでは?」といった類の嫌味を言われることがあるでしょう。

これは、仕事にも恋愛にもマイナスに作用するデメリットです。

デメリット4. 別れた後、気まずい

さらに、別れた後にもデメリットがあります。
それは「お互いに気まずい」ということ。

恋愛関係が解消されても、「職場の同僚」という関係は継続します。
振ったほうも振られたほうも、いやでも毎日職場で顔を合わせ、仕事に関する「報連相」をしあい、時には一緒に残業することもあるのです。

これは精神的にかなりめんどうなことと言っていいでしょう。

メリットとデメリットを考えつつ部内の恋愛を考えよう

同じ会社の同じ部署でにいる人と恋愛関係になった場合のメリットとデメリットを、それぞれ4つずつ紹介しました。

恋愛は半ば本能的にするもの。
最初から損得を計算して始めるものではありません。

しかし、社内恋愛、それも同じセクション内での恋愛ということになると、事前にある程度の想定をしておく必要があるでしょう。

 

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