
ダイエットと一口に言っても、痩せたい部分は人それぞれ。
しかし、パンツのウエストに乗っかってしまうようなぽっこりお腹にお悩みの女性は多いことと思います。
そんな下腹の引き締めに効く簡単な方法をご紹介します。
1.まずは姿勢を正すこと
女性でお腹が出ていると悩んでいる人の多くが、姿勢が悪い人です。
全身映る鏡を用意して、自分の普段の立ち方を横から見て確認してみましょう。
このとき、可能なら一番よく履く靴を履いてみてください。
正しい姿勢なら、頭と肩、腰骨がかかとから上方にまっすぐ並ぶはずです。
特に若い女性にありがちなのが、ヒザやアゴを前に突き出し、腰や肩を後ろに引いてしまう姿勢です。
腰を支える筋肉が衰えてしまっていて、足元は体重をかけにくいヒール履きであるとこのような姿勢をとってしまいます。
上記の悪い姿勢を大げさにやってみるとわかると思いますが、このとき背中は不自然なカーブを描き、結果として下腹を引っ込めることができなくなっているのです。
このような姿勢になっていないか、お店のウインドウなどで時々チェックをしてみてください。
2.お腹を使って呼吸する
仰向けに横になって深呼吸をすると、胸ではなくお腹が上下するのがわかると思います。
この腹式呼吸を、なるべく時間をかけてゆっくりとやってみてください。
吸うときは鼻から深く、おへその下を膨らますようなイメージです。
吐くときは口から細く長く、吸った分全てを吐き切るようにします。
童謡にもあるような、「お腹と背中がくっつく」イメージを持って行うとより効果的です。
たったこれだけのことで、代謝をあげたり、体幹のインナーマッスルを鍛えたりすることができます。
たかが呼吸ですが、はじめはかなりキツく感じると思います。
一日数回からはじめ、慣れたら10回、20回と増やしていくのがよいでしょう。
リラックス効果があるので、眠ってしまっても構わない状態を作ってから始めるのがオススメです。
3.お腹を引っ込めるだけでも効果あり
ぽっこり下腹を隠すために、ときどきお腹を引っ込めることがあると思います。
実はあの動きは、それだけで下腹エクササイズ効果があるのです。
しかしそれは、あくまでも背筋を伸ばし、肩や背筋など余計な筋肉を使わない場合に限ってのこと。
まずは背筋をピンと伸ばして、お腹の力だけで30秒間、思いっきりお腹を凹ませてみてください。
結構辛いですよね。
それが効果の証でもあります。
お腹の筋肉に「引っ込んでいる状態」を覚えさせることもできるので、割とすぐに効果を実感できるエクササイズです。
慣れてきたら座っている状態でも、お仕事中でもできるので、ぜひ試してみてください。
下腹ぽっこりを解消するために筋肉を鍛えよう
運動不足の現代人にとって、たくさんの臓器を支える体の奥の筋肉の衰えは深刻です。
結果として支えきれなくなった内臓がぽよんと飛び出してしまうのが、ぽっこりお腹の原因。
様々な不調が起こる前に、下腹できちんと内臓を支えてあげてください。
「下腹ぽっこりを引き締める運動3つ。女性が気になるお腹の悩みを解消しよう」への感想コメント一覧
項目ごとにきちんと分けられており、とても読みやすいです。姿勢を正して腹式呼吸し筋肉をきたえること。タイトルを見て、すぐ内容がわかるので、もっと読んでみようという気になりました。とても参考になりました。
確かに気が付くと背筋が曲がっている姿勢になっています。腹式呼吸やお腹を引っ込ませることで少しでも筋肉が鍛えられるのならば実践したみたいと思いました。
ずっと下腹ぽっこりに悩んでいましたが、姿勢の悪さが原因なのですね。解消法もすぐにでもできそうなことばかりだし、地道に頑張ってみます。わかりやすくて良かったです。