掃除機の寿命はどの位?紙パック式、サイクロン式、ロボット掃除機の中で最も長寿命な掃除機とは

掃除最終更新日:2018年1月13日

掃除機は毎日の家事に欠かせない家電製品の1つですが、故障した場合は修理するか新品と買い換えるかの選択に迫られます。

掃除機は方式の違いによっても寿命が変わってくるため、長く使える機種を選びたいものです。

1.大半のメーカーが想定する掃除機の寿命は6年

掃除機を長く使っていると電源が入らなくなったり吸引力が落ちたりするようになるものです。

そのような症状が発生した場合は単なる故障ではなく、掃除機の寿命ではないかと疑われます。

不具合の生じた部品を交換することで再び使えるようになる可能性もありますが、掃除機の心臓部とも言えるモーターの部分が故障している場合は寿命と考えて買い替えるのが一般的です。

メーカーで交換部品を保有している期間中はモーターの交換も可能とは言え、修理には通常1万円以上の高額な費用がかかります。

掃除機のメーカーではいつまでも部品の交換に対応しているわけではなく、部品保有期間を6年としているメーカーが大半です。

掃除機の一般的な寿命はモーターの寿命にほぼ等しく、モーターの寿命は後述するように掃除機の方式によっても違ってきます。

掃除機メーカーではその平均寿命を6年と見積もって、部品保有期間としています。

掃除機の本体価格がそれほど高額でなかった場合は、新品と買い替えた方が得策と言えます。

2.サイクロン式掃除機の寿命は5年から10年

掃除機は長く紙パック式が主流でしたが、近年ではサイクロン式の人気が高まっています。

紙パック式と違って消耗品のランニングコストがかからない上に、吸引持続力が高く排気がキレイな点がサイクロン式の人気の理由です。

一方でサイクロン式は紙パック式よりも本体に熱がこもりやすく、モーターが焼けやすいため寿命が短いとも言われています。

毎日こまめに掃除機をかける人もいれば、掃除機を使う頻度が週に数回程度という人もいるため、寿命は一概に言えない面もあります。

毎日使用すると仮定した場合、サイクロン式掃除機の寿命は平均すると5年から6年程度です。

もっと使用頻度を少なくして、1回の稼働時間も短くすればモーターへの負担も軽減されます。

サイクロン式掃除機でもそうやって大事に使っていれば、10年程度持たせることも十分に可能です。

3.コードレスタイプの掃除機のバッテリーは2年程度

掃除機には紙パック式とサイクロン式という集塵方式の違いに加えて、電源の取り方による違いも見られます。

一般的な掃除機は電源コードを使って使用しますが、最近ではバッテリーを使ったコードレスタイプのクリーナーも吸引力が大きく向上しています。

掃除をするのに邪魔なコードがない充電式の掃除機は軽くて持ち運びにも便利なことから、男性と比べて筋力の弱い女性にとっては便利な製品です。

その半面コードレス掃除機はバッテリーに寿命があるため、長く使い続けるにはバッテリー交換が必要となります。

コードレス掃除機に搭載されるバッテリーの充電回数は機種によって異なり、一般的なバッテリーだと500回程度が交換の目安です。

毎日掃除をする場合は2年足らずでバッテリーの交換が必要となる計算ですが、最近では2000回程度充電できるバッテリーを搭載した製品も登場しており、この場合は毎日充電しても5年以上持ちます。

4.ロボット掃除機の充電回数は500回から1,500回程度

部屋の中を自動的に動き回って勝手に掃除してくれるロボット掃除機もまた、バッテリーを使った掃除機の一種です。

ロボット掃除機は一般的な掃除機と比べて稼働時間が長くなりますが、省エネ設計のため大半の製品が1回の充電で1時間以上稼働できます。

ロボット掃除機もバッテリーの寿命は避けられず、目安とされる充電回数を超えたら交換が必要です。

古い製品に多いニッケル水素バッテリーだと充電回数が300回から500回程度ですが、1,000回以上充電できる高性能のリチウムイオンバッテリーを採用した最新機種も登場しています。

毎日使用した場合の寿命はニッケル水素バッテリーの1年から1年半に対して、リチウムイオンバッテリーなら約3年持つ計算です。

一般的なコードレスタイプも含めて女性でも簡単にバッテリーが交換できる機種が増えているとは言え、バッテリー代だけで1万円前後の購入費用がかかる例も少なくありません。

そのためバッテリーの寿命がそのまま掃除機の寿命と判断される場合もあります。

5.最も寿命の長い紙パック式掃除機は10年以上持つ場合も

あらゆるタイプの掃除機の中でも、昔からある紙パック式は最も寿命が長い製品です。

サイクロン式と比べて本体に熱がこもりにくいためモーターに大きな負担がかからず、上手に使っていれば10年以上は持ちます。

15年間故障せずに持ちこたえた例が見られるほど耐久性の高い紙パック掃除機でも、使い方によってはもっと早く寿命を迎えることがあります。

紙パックがいっぱいになっても交換せずに使い続けているとモーター部分に負担がかかり、寿命を縮めてしまうものです。

コード周りも故障が発生しやすい個所で、モーターが寿命を迎える前にコードの接触不良で電源が入らなくなるケースも少なくありません。

6年以上使えるのが当たり前の紙パック式掃除機では、そういった故障が発生してもメーカーで交換部品を保有していないため修理できなくなります。

その場合は故障が発生した時点が掃除機の寿命となりますので、掃除機の寿命を6年とする考え方が一般的となっているのです。

掃除機はタイプによって寿命が大きく異る

掃除機は紙パック式やサイクロン式充電式などのタイプによって寿命が違ってきます。

掃除機を購入する際には吸引力や機能デザインを重視しがちですが、耐久性も重要な選定ポイントの1つです。

紙パック式よりも寿命が短いとされるサイクロン式でも、熱がたまらないように工夫して使えば寿命を延ばせるものです。