幸せになるはずの結婚をしても、その後スピード離婚となってしまう夫婦はいるものです。
好きで結婚したはずなのに、どうしてスピード離婚という結果に至ってしまうのでしょうか。
二人の間に考えられる原因をご紹介します。
二人の価値観の違いから
いくら長い年月付き合っていても、付き合いが浅くても、実際に結婚して生活を共にしてみないと、相手の価値観を確認出来ない部分は多いものです。
一緒に生活を共にすると、生活の仕方、物の考え方、金銭感覚と、すべてにおいて目がいってしまうもの。
交際中はそれほど気にならなかった問題でも、結婚して夫婦になると、些細なことで価値観の違いを感じてしまうことが多くなります。
また、交際中は少なからず相手に気を遣っている状態であるため、相手に合わせることを苦痛に感じないでいることもあります。
これは錯覚している状態で、結婚してから、次第に相手の行動が許せないといった感情が生まれてきてしまうのです。
価値観のずれは環境の異なる二人の人間が一緒になれば必ず起こるもの。
それを乗り越えることが出来ないと早い段階で判断した場合は、スピード離婚という結果に至ることでしょう。
価値観の違いは、結婚前にも多少確認出来るものであるため、それを受け入れる覚悟を持っていないと、スピード離婚になってしまう可能性は大きくなります。
結婚して家族という関係性になったからこそ、価値観の違いが許せなくなってしまうこともあります。
結婚をゴールだと受け止めてしまった場合
結婚をスタートと捉えるのではなく、ゴールであるという認識をしている人は、結婚したことによって、すべてが叶ったかのような状態になってしまいます。
満足感を得てしまった二人は、その後一緒にいても意味がないと感じることが増えたり、今後に期待できない日々に不満を感じるようになることも。
結婚をゴールだと思ってしまっていると、その後結婚生活に何も見出すことが出来なくなってしまうのでしょう。
スタートではなくゴールという認識は、結婚をした時点で満足が得られてしまい、結果その後の生活に価値がなく思えてしまいます。
二人とも同じような感覚、もしくは片方がこういった考えでは、結婚生活は長続きせず、スピード離婚へと至ってしまいます。
結婚をしたら何をするか、何を目標とするかなど、事前に話し合ったり意見を交わすことは必要なことと言えるでしょう。
熱が冷めてしまったことによる離婚
スピード離婚でありがちな原因が、熱が冷めてしまったことによる離婚です。
特に長年の交際での結婚ではなく、交際期間が浅く、また出会ってからも間もないスピード結婚となった二人は、その後スピード離婚することが多いです。
お互いのことをよく分かっていない状態で、なおかつその時の感情だけを頼りに勢いで結婚してしまい、後にその熱が冷めてしまうといったケースです。
出会った時の熱がいつまでも続く訳がなく、先のことを考えずその時の感情だけを頼りに結婚してしまうと、徐々に二人の間の熱は冷めてしまうものです。
冷めてしまった時、その後一緒にいることが苦痛となってしまったり、相手の事を好きな気持ちがなくなってしまったりと、熱の冷め方は一気に起こります。
熱しやすく冷めやすい、その時思った感情だけを大切にするといった、先のことを考えないタイプの二人が一緒になってしまうと、スピード離婚はま逃れないでしょう。
半年、一年とある程度の時間を共にしても、相手への気持ちが冷めないか確認することも、スピード離婚しないための対策とも言えます。
一時的な感情だけに任せて動いてしまうと、後に後悔してしまうことは多々あります。
交際中に何度も破局をしていたケース
交際中、ケンカをするたびに別れ、仲直りして戻ってを繰り返しているカップルが結婚してしまうと、離婚に至るまでも時間がかからないケースが多いです。
これは、交際中に、壁にぶつかった時やケンカになった場合に「別れ」という形をとって距離をあけたり解決してきたために、逃げの手段が当たり前になってしまっていることが原因です。
結婚すると一緒にいる時間、空間が多くなり、ケンカになることも必然的に多くなってしまいます。
その時、今まで別れという形で距離を置いてきた二人にとっては「離婚」という形が距離を取る方法と思ってしまうのです。
付き合っていた頃に出来上がってしまった二人の関係性が、夫婦になっても継続されてしまい、別れぐせがついているとも言えます。
交際中に何度も破局、復縁を繰り返してしまっていると、それが当たり前の解決策と見なし、結婚してもすぐに離婚という形になってしまいます。
お互いの悪い所、改善すべきところをもっと話し合い、理解し合う姿勢を身につけないと、結婚生活は上手くいかないでしょう。
せっかく結婚したのにも関わらず、スピード離婚となってしまう二人には、何かしら原因があります。
スピード離婚をする原因を知っておこう
想像と違っていた結婚生活、理想の生活を描いていたけれど、現実は異なるものだったと、結婚に対して幻滅してしまう人もいるのです。
結婚する前に、予行練習や結婚への意識を高める行動をもっと増やし、さらに熱が冷めたりしないよう、ある程度の期間相手と交際期間を持つことも大事でしょう。
スピード離婚となってしまうと、次の結婚でも同じ失敗をしてしまう確率は高いものです。
一度自分に何が足りないのか、反省しながら改善するべきでしょう。
「スピード離婚をしてしまう原因。価値観の違いや結婚をゴールと思っていた」への感想コメント一覧
付き合いが長くても一緒に生活しているわけではないので、いざ結婚して生活してみると「あれ?」と思うことがあるというのはかなりの納得です。
お互いのプライベートを充実させているカップルは一緒に生活することでリズムが崩れますから、余計に嫌なところが見えてしまうのかもしれませんね。
自分だって完璧じゃないんだから、相手に対しても妥協という気持ちが持てるといいのかなぁ~と思いました。