最近流行っているテラリウム。
小さな瓶の中で植物系を育てて、それを鑑賞したりするものですが、小さな瓶の中に自分のオリジナルな世界が見えて素敵ですよね。
今回はそんなテラリウムの作り方についてご紹介します。
テラリウム作りに用意するもの
テラリウムを作る上で必要なものは、植える植物・ガラス瓶・底に敷く砂利や石や炭・育てるための土・根が腐らないようにするための防止剤など。
育てる植物で使う土などは少し変化しますが、基本的に排水性が良い土を選ぶのがコツです。
植物によっては土がいつまでも湿り続けていると根が腐ったりしてしまいます。
防止剤を使っても、小さな空間の中ですのでこもりやすいですし、植物自体も呼吸しますので植物に合わせて用意しましょう。
水槽ではないガラス瓶などを使う
水槽の中で水を用いて育てる・鑑賞するのはアクアリウムというものです。
テラリウムは水も使わずガラス瓶の中で育てる・鑑賞するものですので、透明なガラス瓶を使ってください。
ガラス瓶はホームセンターや観葉植物が売られているお店で入手が加能です。
中には吊り下げるタイプのオシャレなものもありますよ。
育てるものをイメージしながら選ぶと良いでしょう。
そして必ずフタのできるものにしましょう。
ピンセットやスプーンなどを使う
植える時は、瓶の中での作業。
細かい作業になりますのでピンセットやスプーン、長い箸なども使うと良いですね。
植物はデリケートですので、キズつけないように軽くそっと扱わなければいけません。
また力任せに植え込んだりさしたりするのもやめましょう。
テラリウムで育てる植物の種類
苔が1番扱いやすいですが、その他、サボテンなどの多肉植物だったり、ミニ観葉植物があります。
サボテンも比較的育てやすいでしょう。
初心者の人はサボテンをうまく組み合わせてみると良いでしょう。
サボテンは100均一でも買えますし、種類も豊富。
また花も咲かせますので見た目もさることながら、成長する過程も楽しめます。
どの種類も植え替え用で販売されているものが多いので、その点も嬉しいですよね。
植物によって異なる植え方
苔を使うテラリウムを作る場合は、土を盛り腐葉土や水苔を加えて調整しながら苔を植えていきます。
最後に霧吹きで湿めらせて完成です。
その他の植物の場合は、瓶の底にはまず石や砂利や炭を敷いて、その上に土・根を腐らさないための防止剤も忘れず入れて植えていく。
土の上に細かい石や砂利を再度置いてもオシャレ。
土は霧吹きで湿らせて完成となります。
どの場合でもそうなんですが、生き物を入れる・フィギュアなどを入れて装飾はしないでください。
テラリウムとは、植物を瓶の中で育て鑑賞するものですので、飾りたい気持ちは抑えましょう。
組み合わせ
植物によって、乾燥していた方が育つ植物と、ジメジメしていた方が育つ植物があるので、その特性に合わせて植える組み合わせを考えましょう。
テラリウムでは見た目も重要ではありますが、合わない特性の植物同士では、生きる世界が違い育つ可能性が低くなります。
見た目は砂利や石などでもある程度良く見せる事ができるので、植物優先に考えましょう。
水やりや置場所
日影を好む植物はもちろんですが、日光を好む植物の場合でも直射日光にはあたらないようにした方が良いでしょう。
ガラス瓶などに入れられている為、直射日光をあてれば瓶の中の温度はかなり高くなってしまいます。
光が射し込む程度のところにするなど、外に吊り下げたりする事だけは避けてください。
水やりはほとんど必要ありません。
というのも、フタがされているので、始めに湿らせた湿気が循環して常に潤っている状態ですので、半年くらいそのままでも大丈夫ですが、日当たり具合で左右しますので、瓶の中を確認しながら対応しましょう。
8.その他テラリウム作りのポイント
肥料は必要ありませんが、枯れてしまった・腐ってしまったものはすぐ取り除く事です。
また瓶の中は湿度が高くなっているのでカビが生えて重症の場合は土など全て交換した方が良いでしょう。
一部だけに生えてるように見えてもカビの根は深く浸透しています。
その他の無事育っている植物に影響するので早めの対処が必要です。
そして、育てば大きくなるものもありますので程よく剪定する事です。
自宅でテラリウムを作ってみよう
意外と簡単にできるテラリウム。
自分の好みで植えれますし育て方も簡単。
また小さな瓶で育てるので場所も取りません。
始めは簡単なものから植えていき、慣れてきたら色々試してみるのが良いでしょう。
アレンジは無限大です。
土などのベースになるものに関してわからない場合はホームセンターの園芸用コーナーで確認すると教えて貰えますので安心です。
瓶の中の自分だけの小さな世界・空間を楽しんでみてはいかがでしょうか?作っている時もですがそれをみていると1日の疲れもきっと癒される事でしょう。
「テラリウムの作り方。自宅で簡単にテラリウムを作ろう」への感想コメント一覧
植物を育てるのはあまり得意ではありませんが、自分で作ったものなら愛着もわきそうですね。今度挑戦してみようと思います。