「ウザバングス」って、よく耳にしませんか。
これは、目にかかる長い前髪やサイドや後ろから前に持ってきた髪を、分けるようにした髪型の名前です。
長さがウザったいのと前髪(バングス)をあわせて「ウザバングス」と呼ぶのです。
今回はそんなウザバングスの作り方をご紹介します。
「ウザバングス」話題になる訳
「ウザバングス」と言えば、美容研究家の神崎恵さんが紹介していることでも知られています。
素敵なアレンジやそのテクニックに、目を引かれた方も多いのではないでしょうか。
人気の理由は、神崎恵さんご本人が魅力的なのはもちろんですが、この髪型が「女性をとても可愛く色っぽく、しかも美人に見せてくれる」効果があるためです。
適度なセクシー感と、可愛らしさを併せ持っている「ウザバングス」の「女子力アップ」度は抜群です。
いわば、一石二鳥なおいしいスタイルというわけです。
後頭部やサイドの髪を活用する
「ウザバングス」には、ある程度の前髪の長さとボリュームを必要とします。
でも、前髪が短くても、足りなくても大丈夫です。
前髪の長さの足りない場合は、後頭部やサイドの髪を前に持ってきて利用しましょう。
後ろやサイドの髪も、前髪にすると思ったよりもかなり長くなります。
ボリューム不足の場合も、この方法でボリュームのある前髪を作ることが出来るのです。
前髪に追加したい分量の髪を束にして手に取り、前髪に見えるように前に流します。
追加の髪の分量は何度か試してみて、自分に似合う量を見つけてみてください。
手でよく梳いて、元々の前髪と混ぜるか、かぶせるようになじませると自然に仕上がります。
分け目の比率がウザバングスのポイント
「ウザバングス」は、前髪が長いだけでは成り立ちません。
アシンメトリーな美しさと、目元や額とのバランスが大切です。
キレイに見せるナイスバランスがあります。
前髪の分配比率は、8:2または9:1にするのがおおむね定番とされています。
分ける時は、少なく分けた方の前髪をしっかりと耳にかけます。
額と生え際が見えるくらい、髪の根元からきっちりと分けるとキレイに出来ます。
分け目が崩れないようにドライヤーをかけてセットするのもオススメです。
多く分けた方の前髪は、目にかかるように自然な感じで下ろし、毛先の方を耳に流します。
目と額にかかる影がニュアンスのポイントになるので、ぴったりまとめすぎないようにしましょう。
セットはラフな感じを残して仕上げる
前髪と分け目を作ったら、次はセットをします。
前髪に流れを付けて、軽さとニュアンスを演出します。
「ウザバングス」の前髪はどうしても前に落ちて来やすくなります。
セットには崩れを防いで横に流しやすくする役目もあります。
カーラーやコテなどを使って、しっかりと流れをつけましょう。
コテは熱くなるので、扱いには十分気をつけて、手に触れないように注意してください。
安全面から考えると、カーラーの方がよいでしょう。
髪の流れがくせづけできたら、カーラーを外して、手ぐしでほぐすようにします。
ラフな感じを残して、ざっくりと仕上げましょう。
アレンジ次第で、可愛くもセクシーにもできる
適度なセクシー感と可愛らしさを併せ持つ「ウザバングス」は、アレンジ次第でどちら寄りにも出来るのです。
難しいテクニックなしに、セクシーと可愛いのさじ加減を調節する方法があるのです。
それは、前髪の立て加減を変化させることです。
セクシーやドレッシーな雰囲気を狙うなら、前髪を立ててボリュームを出し、根本を上向きになるようにアレンジします。
垂らす前髪は、鏡を見るのではなく普通に前を見て、遠くに前髪が見えるようにします。
逆に、可愛らしさやカジュアルを狙うなら、根本を寝かせ気味にし、ボリュームも少し押さえます。
垂らす前髪も、セクシーにする場合よりは近くに見えるようにします。
どの場合も目にかかる長さ感と、目と額に落ちる影のニュアンスが出せるように気をつけます。
ただの長い前髪にしない
「ウザバングス」は目にかかるほどの長い前髪を特徴としたヘアスタイルです。
一歩間違うと、伸ばしただけのただの長い前髪といった印象を与えることになりかねません。
可愛く色っぽく、美人になりたい女性としては、それはなんとしても避けたい事態です。
いくつかのポイントを押さえることで、悲劇を回避しましょう。
全体にエアリーなニュアンスを作り、固めずにさらさらな質感をキープするのは大切です。
そのためには整髪料の使いすぎには注意しましょう。
適量のフォームやムース、セットスプレーを必ず使い、仕上げたい形をしっかり演出します。
根本の角度をしっかり出し、分け目が崩れないように仕上げます。
毛先をラフに崩す場合も、フォームやムースをつけた後に崩して、流れを意識して形を作ります。
カールして形を作る時にも、常に形のバランスを意識します。
多く髪を分けた側の毛束が多く、重い印象になりがちなので、反対側の前髪はボリュームを抑え気味にしましょう。
髪以外のポイントとしては、フェイス周り、首周り、肩のラインをすっきり見せる工夫をすると、全体のバランスが整えやすいです。
ウザバングスをやってみよう
「ウザバングス」作り方と注意点をご紹介しました。
初めての方も、1度手順を追って試してみてください。
思っていたよりも簡単に出来ることに気付くはずです。
アレンジ自在、一石二鳥の「ウザバングス」、ぜひ楽しんでください。
「ウザバングスの作り方と注意点6つ」への感想コメント一覧
現在のところ、まだ感想はありません。ぜひ最初の感想を書いてください。