わがままな性格は、育った環境や考え方が影響して自然に身に付いてしまっている可能性があります。
大人になるとその自分勝手さのせいで周りに嫌われてしまう事もあります。
そうなる前に自分を改善してみましょう。
自分勝手さを指摘してくれる人と行動する
わがままで自分勝手な自分を改善するのは、大変なことです。
わがままな部分を出さないようにしても自然に自分勝手さが出てしまうからです。
そうならないためには、自分勝手さを指摘してくれる人と行動するようにしましょう。
家族、友達、恋人などの中に「わがまま言わないで」と言ってくれる人がいるはずです。
そう率直に言ってくれる人と、定期的に会うようにしてみましょう。
わがままを指摘されると、最初はイライラしたり、ムッとしてしまったりするかもしれません。
けれどある程度時間が経つと、わがままな発言や自分勝手な行動をする前に、自分で「これがわがままだ」と気づけるようになるはずです。
自分よりわがままな人と話してみる
自分よりわがままな人と話してみるというのも一つの方法です。
自分よりもわがままな人と話すと、わがままを聞かされる大変さを実感することができます。
例えば、一緒に食事をしていて、その人が自分勝手にメニューを注文してきたとします。
そうなっても合わせてあげるのです。
他にも自分が話しているのに、その人は話を聞いてなかったり、携帯電話をいじっていたり、そんな自分勝手な行動をしてくるかもしれません。
それでもキレたり、説教を始めたりしないようにしましょう。
わがままな人の発言や行動をしっかり観察し、それに耐えるのです。
わがままを聞かされ、その人に合わせる苦労を知れば、今後は自分勝手に行動できなくなるはずです。
「いつも自分はこんなにわがままだったんだ」と分かり、自分の過去の行動が恥ずかしくなるはずです。
そんな恥ずかしさが生まれれば、あなたの行動は必ず変わり、自分勝手さは自然に消えていくはずです。
乳児の面倒を見て、自分の勝手さを抑える方法を学ぶ
もしも家族や友達に赤ちゃんがいる家庭があれば、面倒を見る役を買って出てみましょう。
赤ちゃんは、わがままではなく本能的に自分の思い通りに行動したがります。
思い通りにならないと泣いてしまったり、欲求が満たされないとぐずったりしてしまいます。
そんな赤ちゃんの面倒をみるためには、自分の勝手さを抑えなければできません。
ましてや他人の子供ですから、意味もなく怒ったり、放ったらかしにしたりすることはできないはずです。
赤ちゃんの欲求に答えて行動していくうちに、自分の自分勝手なところを自然に抑えることができます。
だんだんと大人が相手でも、自分のわがままな要求よりも、相手の要求を優先したり、相手のために行動したりすることができるようになるはずです。
「ありがとう」を言う機会を意識的に増やす
自分で「わがままで自分勝手だな」と思う行動や発言をしてしまった後、あなたはどうしているでしょう。
周りが自分のわがままを聞いてくれて当然だと思っていませんか。
自分の意見を通してもらった時や他人に何かしてもらった時などしっかりお礼を言い、感謝の気持ちを伝えてみましょう。
「ありがとう」と言う機会を意識的に増やすことで、毎日こんなに周りの人に色々してもらっていることを身に沁みで感じるようになるはずです。
その後、わがままを言わず「自分の力で解決してみよう」「周りの意見を優先してみよう」という考えが生まれてくるはずです。
そうなれば自分勝手な自分は改善できます。
まずは感謝の気持ちを示すことから始めましょう。
楽しさがなくならない程度に他人に合わせる
自分のわがままで自分勝手さを改善したいがために、自分の意見を言わなくなったり、行動をすべて周りに合わせたりしてしまうと、人生そのものが楽しめなくなります。
そうなってしまったら、いくら性格が改善されても、幸せにはなれないのです。
自分のわがままを我慢するのは、自分の楽しいと思える気持ちがなくならない程度にしましょう。
例えば、食事の場で食べたくないものや嫌いなものまで無理して食べる必要はありません。
「お腹がいっぱいだからいらない」「少し苦手だから、良かったら食べて」など周りの人たちの気持ちを考えて発言や行動をすればいいのです。
他人に100%合わせてしまうのではなく、周りの人を不快にさせない発言や行動の仕方を見に付けるようにしましょう。
他者の気持ちを考えれば自分勝手は直る
わがままで自分勝手な自分を改善するためには、周りの人の気持ちを考えて発言や行動をすることが効果的です。
またわがままを聞くことの大変さも実感してみましょう。
性格を変えるのは時間がかかりますが、意識して直そうとすれば、少しずつ改善されていくはずです。
周りの人から好かれる、楽しい人になれるといいですね。
「わがままで自分勝手な性格を改善する方法」への感想コメント一覧
わがままの人は、一人っ子や長男、長女にありがち…と言われますが、自他ともにわがままと認めざるを得ない私にとって、このブログは耳の痛い話です。改善していきます!
とてもごもっともな文章でびっくりしています。このように社会のことを考えている力が多い事が理解ある協力を生むのだと思いますので頑張り続けていきます。ありがとうございます。またコメントお書きさせて頂きます。よろしくお願いします。ブログを楽しみに拝見させて頂きます。ずっとお勉強が大事になりますね。まずは、何が問題か自分でも考えていきます。