「悪いけど」が口癖な人の心理とは

最終更新日:2017年3月22日

無意識に出てしまう言葉の癖。

「悪いけど」が口癖になっている人はいませんか?「悪いけど」は相手を思いやっている気持ちが出ている言葉に感じがちですが、本意はそうでないこともありますよね。

「悪いけど」が口癖な人には、どんな心理が隠されているのでしょうか。

1.本当に悪いと思っている

相手が何かをしなければならない、自分の代わりに行動してもらわないといけないなど、相手に少なからず迷惑をかけることに対して、素直に申し訳ない気持ちがあって「悪いけど」を多用する人は多いでしょう。

「悪いけどこれお願いできる?」「悪いけど帰らなければならなくて」と、本当に自分の行動が悪いと思っているケースで用いる人は、謝罪の気持ちを先に述べている状況と言えます。

ただ「お願いできる?」と言うよりも「悪いけど」をつけた方が、相手にとっても受け入れやすくなるものです。

自分が迷惑だと感じることを相手にお願いしようとしている、そして人の立場になって考えることができる人は、素直に本当に悪いなという気持ちを込めて「悪いけど」を使うことでしょう。

2.強制的に従わせようとしている

人から「悪いけど」と頼まれたり意見を言われたら、そこに言い返したり拒否することは、メンタルが強い人じゃないと無理に等しいですよね。

申し訳ないという気持ちを付け添えられて頼まれた場合、多くの人は無理だと感じたり嫌だと感じても、飲み込むしかない状況になることが多いでしょう。

ただ「悪いけど」が口癖になっている人は、これをあえて利用していることも考えられます。

「悪いけど」を使えば、相手が自分の言いなりになってくれること、受け入れてくれることを知っているから「悪いけど」と述べているのかもしれません。

特にそれが上司や先輩という立場的に上の人であれば、より強制的に感じる人は多いのではないでしょうか。

「断ることはできないよ」という意味で「悪いけど」を使われてしまったら、そこに拒否することはできなくなってしまいます。

自分が上の立場になった時に「悪いけど」を使うことで、相手がどう感じるのか知っておくと、慕われる人になれるかもしれません。

3.恨まれたくない

自分が言う言葉で相手に恨まれるようなことがあってはいけないと感じている人も「悪いけど」が口癖になることがあります。

同じ命令口調だとしても「これやって」と言われるより「悪いけどこれやって」と言われた方が、そこに優しさを感じることができますよね。

思いやる言葉を用いながら命令する人は、相手に恨まれたくない、嫌な奴だと思われたくないという思いが隠されていることがあります。

物は言いようと感じている人に、このような心理の口癖が生まれることが多く、単にそこから人間関係が崩れてしまったり、人から恨まれるような状況を作りたくないという、自己防衛の気持ちから「悪いけど」を使用しています。

実際には「悪い」と感じていることは少なく、ただ自分の発言によって相手から嫌な目で見られたり思われたりすることを避けているだけです。

申し訳ないという雰囲気を出さずに言っている場合は、相手からどう思われるかを気にしているだけと受け取って良いでしょう。

4.自分の意見を押し通そうとしている

一つの問題に対しての答えは、一つだけとは限りませんよね。

「こうした方がいいんじゃないか」と提案する人がいたら「でもそれだったらこうした方がまだマシでしょ」とかぶせて違う意見を言う人もいます。

そんな意見が複数飛び交う中や、相手とどう頑張っても意見が交わらないと感じた人が「自分の意見を押し通したい」と思ったら「悪いけど」を使って強引に押し通すことがあります。

「○○の意見は分かった。でも悪いけど今回は違う方にする」「悪いけど私の意見で進めていく」と、まとめのような形で使う人は、自分の意見をなんとしてでも押し通したいと考えている人です。

そこには「皆の意見は分かったよ」「色んな意見があることは理解した」という状況を把握する意味が込められていて、決して周りの意見を否定している訳ではありません。

吸収しつつも、結果的には自分の意見で押し通したい気持ちが強く、その場をまとめたい場合に「悪いけど」を使って、皆に理解を求めているのです。

自分をしっかりと持っている人や、頑固な人、自分で答えを出したい人などにこのような心理の「悪いけど」が見られることが多いでしょう。

「悪いけど」が口癖な人の心理を知ろう

「悪いけど」とお願いされたり頼られた場合には、なかなか言い返したり拒否することはできないものですよね。

ただもしそれが計算の上での発言だったとしたら、あなたはまんまとその人の作戦に引っかかってしまっただけと言えます。

そこに申し訳なさそうな表情が見られない、あるいは言葉とは裏腹に態度がきついなどの矛盾が感じられたら、このような心理があるかもしれないことを思い返してみましょう。

納得できないこと、理解できないこと、そして自分が損ばかりしてしまうことには、きちんとした理由を並べて言い返すことも時として必要です。