「いや」が口癖な人の心理。なぜしゃべる時に否定から入るのか

最終更新日:2016年5月9日

人にはそれぞれ何かしらの癖を持っていることがありますが、会話の中で出る癖もあるものです。

話している時に「いや」とつけてくる人、周りにいませんか?「いや」といちいちつける人の性格や心理はどういったものなのでしょうか。

1.自分の意見や考えを曲げない頑固な性格

小さなことでも大きなことでも関係なく、人の話に納得できないことが少しでもある場合「いや」と言葉をつけて自分の意見を述べることがあります。

「そうではない」と相手の意見を「いや」の一言で否定しているその人は、自分の意見や考えを曲げることが出来ない頑固な性格の持ち主。

周りに合わせたり、空気を読んで飲み込んだりすることが出来ないタイプで、自分の考えが絶対だと思い込んでいる人に見受けられます。

考えが真逆な人や、自分と違う価値観を持った人との会話になると、この「いや」の回数はかなり増えます。

また、自分の意見を知って欲しい、あなたの考えでは間違っているなど、相手に察してほしいという気持ちも持っていることでしょう。

どちらにしても、自分の意見を言う為につける言葉であり、納得がいかない会話や言葉に反論して使用する為、話す相手によってはかなり多様化してしまうこともあるでしょう。


2.自分が上に立って仕切りたい人

相手の意見に同調したり意見を合わせることで、相手が自然と立場が上になってしまうことはよくあることです。

これは相手の言いなりになっている状態に等しいため、相手も同様に自分が上の立場になったと認識してしまいます。

逆に言えば「いや」と反論する人は、相手を上の立場にさせたくない表れであり、自分が仕切りたいと思っている人。

自分が言ったことで相手に納得してもらいたい、自分が言ったことで話を終わらせたいという気持ちが出ている為、仕切り屋タイプの人と言えます。

会話がどちらの内容で展開が進むかによって、お互いの立場も多少なりとも変わってきます。

相手に合わせてばかりの状態、相手の言いなりになっている状態では、相手の思った通りの展開に。

逆に「いや」と自分の意見を言ったり、話を変えたりすることで、相手が自分の言いなりになる状態に持っていければ、自分の思った通りの展開を望めます。

グループ内や組織の中など、大勢の人がいる中で、リーダー的存在になる人は「いや」とつけて自分の話を展開できる人が多いのも事実。

まとめたい思いや、仕切りたい思いが「いや」という言葉で出ているのです。


3.包容力理解力の乏しい人

相手の意見に耳を傾ける、聞き入れてあげるということが出来ず、どうしても自分の意見を言ってしまう人もまた「いや」とつけることが多いです。

そのまま聞き流すことが出来る中、あえて「いや」とつけて自分の話を展開するということは、理解しようとする気持ちを持っていなかったり、受け止めようという気持ちが持てない証拠。

こうした意見もある、と捉えることが出来ない為、考えも狭い状態であることが分かります。

自分の中で物事に対する考え方や結末は定まっている為、性格自体を見直したり、客観的になれない限り、直らないものでもあります。

人の意見を聞かない、人の考えを知ろうとしない、新たなことを認めないなど、包容力理解力に乏しい人である場合も多いのです。


4.謙虚な姿勢、遠慮がちな性格の場合もある

「いや」という否定的言葉であっても、中には遠慮や謙虚な思いから発しているケースがあります。

褒められたり称えられたりした時に「いやいやそんなことないですよ」という意味合いで「いや」を使う人。

このパターンに限っては、気を遣うタイプの人であったり、空気が読める人といった日本人に多い遠慮がちで謙虚なタイプの人であることが分かります。

自分で自分の事を認めている状態であっても決して自慢することなく、空気を乱さないように「いや」とつけることで、自分を否定している状態。

天狗になったり、態度が大きくなったりすることなく、常に謙虚な気持ちを持つように心掛けていることが分かります。

こうしたタイプの人は、人間関係を上手に築ける人が多く、交友関係も広い傾向にあります。

相手を褒めつつも実際にそのまま受け止められると、人はどうしても不快感を覚えてしまったり、自意識過剰と思われてしまうことが多いのです。

それを分かっている人でもあり、人ととのコミュニケーションの取り方をきちんとわきまえている常識人とも言えます。

「いや」が口癖な人の心理を知ろう

特定の言葉の癖を持っていると、相手にとっては意外と気になるものです。

特にこのような「いや」という否定的言葉は、相手の耳に残ったり印象強く感じる為、単なる口癖でも気になってしまうもの。

「いや」を使う人にはこうした性格や心理が隠されていることがあり、これを理解しておくだけでも接し方を上手く変えることが出来るかもしれません。

固定概念を持っている人には自分の意見を押し通さないようにするだけでも、その口癖は聞く機会が減るでしょう。

しかし逆に自分が何かしら口癖を持っている場合には、相手に意識されていることを頭に入れておくべきでしょう。