ゆとり世代が使えないと言われてしまう理由とは

最終更新日:2016年8月22日

なにかと問題視されてしまうゆとり世代。

社会にゆとり世代が出るようになってから「ゆとり世代は使えない」と言われることが目立つようになっています。

どうしてゆとり世代は使えないと言われてしまうのか、その理由を探ってみましょう。

1.指示がないと行動が出来ないから

ゆとり世代で多く指摘されている点が、言われないと行動しない、指示待ちが多いという点です。

社会に出てから仕事をするようになると、先のことを見越して行動に移したり、先輩や上司から仕事を見て覚えるということが必要になります。

言われなくても見ていれば分かるだろう、と思うことであっても、きちんと指示という形で表現しなければ、ゆとり世代には通用しないこともあります。

こうした「言わなければ分からない」という点が「使えない」と思われてしまう原因です。

次に何をすればよいか、自分の判断で動くことが出来ない、仕事を進めることが出来ないとなると、常に上の人は指示をしなければならない状態。

自分の仕事がおろそかになってしまったり、いちいち後輩の仕事を管理しなくてはならない状況に陥ってしまいます。

初めのうちは許されることであっても、仕事に慣れてきても尚こうした状態では、使えないと思われてしまっても仕方のないことかもしれません。


2.弱音や愚痴、言い訳が多いから

仕事をする上で必要になってくるのが、一人一人においての責任感。

任せられた以上、自分が成果を上げなければならないし、自分が責任を負わなければなりません。

しかし、ゆとり世代は叱られたり指摘されることを嫌う傾向にあり、また言われたことによって「辞めたい」「自分はダメな人間だ」と落ち込んでしまうことが多いです。

仕事上、ミスをしてしまったら叱られることが当然であり、自分の為にも繋がるもの。

しかし前向きに言葉を受け止めることが出来ないゆとり世代は、少し言われただけでも辞めてしまったり、仕事を投げ出してしまうことも多いのです。

これによって「あまり強く言えない」「ミスしても叱れない」という状況が生まれてしまい、成長が期待できなくなってしまうこともあります。

すぐに弱音を吐く、愚痴をこぼす、言い訳をするということが理由で、ゆとり世代は使えないという結末に至っていることもあるでしょう。


3.きちんとした日本語、敬語が使えないから

社会においては基本的な言葉が敬語となります。

敬語が使えないということは致命的な問題で、仕事の仲間だけではなく、仕事内容にも関わってくる問題です。

また中には、自分は敬語を正しく使えていると認識している人であっても、敬語の使い方が間違っていることも多いです。

例えば取引先から電話が来た時に上司が不在の時「○○さんは、今日お休みになられています」という言い方。

自分の上司と言えども、相手は取引先の会社の人。

謙遜しなければならない相手が間違っていることに気付きません。

またこうしたやりとりは、上司がいない場所で行われていることもある為、周りから「あの会社は教育がなってない」と思われてしまっても仕方のないこと。

仕事以外で教えなければならないことが多く、手間がよりかかると思う人が多いのです。

余計な仕事が増えてしまう、基本的なことから教えなければならないという点が、ゆとり世代は使えないと思われてしまうのでしょう。


4.向上心が足りないから

ゆとり世代の多くは、目標を持って仕事をしていないことが多いです。

まだ社会に出て間もないとか、若いからという理由もあるかもしれませんが、自分が成果を出してやろうとか、早く出世したいという願望を持っている人が少なくなっています。

これによって向上心がなくなってしまい、意欲を持ったり、仕事に精を出すということが少なくなってしまうのも事実です。

周りから見ると「やる気が無いように見える」「やりがいを持って仕事をしていない」と思われることが多く、ただ仕事をしているという感覚に見えてしまうのでしょう。

やる気がない相手に仕事が任せられない、と思う上司も多く、仕事を頼むことが出来なかったり任せることが出来ないことによって、使えないと感じる人もいます。

そこに情熱が感じられないことから、ゆとり世代との間に温度差が生じ、コミュニケーションも取りにくくなってしまうこともあります。

自分たち世代とは気持ちの持ち方が違うと感じる人も多く、ギャップを感じ得ざるを得ないのかもしれません。

ゆとり世代が使えないと言われる理由を知ろう

ゆとり世代と聞くと、ネガティブな意見がどうしても多くなってしまいます。

教育の仕方、周りの環境によって作り出された世代。

本人たちには責任はないのかもしれません。

しかし、社会に出たら自分の有り方、周りのやり方を自分で確認して学ぶべきことでもあります。

使えないと思われないように、どうやったら認めてもらえるのかを模索しながら仕事に励むことを心掛けると良いかもしれません。