会社の朝礼などで3分間スピーチをすることがありますよね。
ある程度ネタを考えていたとしてもなかなか話を上手にまとめることができないものです。
そこで今回は、3分間スピーチを成功するためのヒントとなることをご紹介します。
時間の流れを上手に取り入れる
これが一番簡単なものになってきますが、時間軸を使うと話がうまく流れていきます。
具体的には、過去→現在→未来このように3部構成にすると話が見えやすくなります。
例をあげると
(過去)
私は入社した当時は○○で○○でした。その時は○○であったので○○としていました。
(現在)
しかし、それではいけないと思い、様々なことを研究しました。
それにより今は○○するように○○できるようやっているつもりです。
(未来)
今後はさらなる成長をし、できるよう新たなる挑戦をしていきするつもりです。
このように時間軸をはっきりとつくり過去、現在、未来と流していくと、時間の流れが聞いている人にもわかりやすく、発展的な内容で終わらせることもさせやすくなります。
話の例として取り上げるネタは新鮮なものかみんながわかるようなものがよい
話の最初に、前置き、例示から入っていくでしょう。
その際の例示として出すには旬なネタをだすのがよいです。
3分間スピーチも、聞いている人に興味を持ってもらう必要があります。
そのため、みんなが知っているような旬なネタが良いです。
(例)先日の平昌オリンピックで羽生結弦選手が金メダルを獲得しましたが~
などみんなが興味を持って見ていて知っている内容を例として出すと食いつきがよくなります。
とにかく笑顔でハキハキ、抑揚をつけて話しましょう
3分間スピーチを朝礼でする場合は、絶対に元気な笑顔でするべきです。
朝イチにスタッフ全員の気分を高めていくには元気さが必要です。
さわやかな笑顔は職場全体の気分を晴れやかにします。
そして、なるべくハキハキした大きめの声で話すべきです。
大きな声はみんなが元気になります。
そして話すときには、声のトーンに抑揚ををつけます。
そうすることでスピーチ全体のテンポがよくなり、聞く人の印象に残ります。
話の特に言いたい部分は、声を大きく、ゆっくり、身振り手振りをつける、話の間を上手に使うとなおよいでしょう。
しっかりと練習をして臨みましょう
いきなり3分間スピーチを上手にできるものではありません。
時間配分なども難しいものです。
まずは一度、時間を計ってみて練習してみましょう。
話す内容を丸暗記するのは危険です。
練習すればわかりますが、丸暗記をしていても、途中のどこかで忘れてしまうことがあります。
その場合、暗記に頼っていると、思い出すことに必死になりアタフタして焦ってしまいます。
そうなると最初に用意したプランが崩れてしまいます。
全部の暗記をするのではなく、ストーリーをしっかり覚えていきそれに沿って話す、それでも不安な時にはメモを用意し手にもってスピーチをするとよいでしょう。
メモに頼るわけにはいきませんが、ストーリーを覚えておけばメモのどのあたりを言っているかもわかると思いますし、あくまでも流れを思い出すためのものなのでメモを見入る必要もありません。
話のどのあたりまではどのくらい時間がかかるかを事前に見ておけばどれくらいの量を話す必要があるかも見えてきます。
しっかりと練習することで話すことにもペース配分にも自信を持って臨むことができ、堂々と話すことで話が相手にしっかりと伝わっていきます。
大事なことは完璧なスピーチではなく言いたいことを伝えるということである
会社でスピーチする人はアナウンサーでも語り手でもありません。
話の素人です。
それなので完璧なスピーチである必要はありません。
途中で噛んでしまったり少し間が空いてしまって全然大丈夫です。
完璧にこだわりすぎて緊張してしまうほうがよくありません。
どれだけ心のこもった話をするかが大事です。
聞いている人達に、しっかり準備してきたな、一生懸命話を伝えようとしているな、と思ってもらえたら勝ちです。
最後はテクニックではなくハートであるということを意識しましょう。
3分間スピーチを成功させよう
実際にやった経験の少ない人にとってはヒントを知ったとしてもなかなか自信を持ってするというのは難しいものです。
最後には度胸です。
身振り手振りなんでもOKです。
経験の少なさを前面に出し、伝えたいという気持ちを全力で出すだけです。
開き直って堂々とする、実はこれが一番のコツなのかもしれません。
「3分間スピーチを成功させる方法とは?3分間スピーチにはコツがある」への感想コメント一覧
3分間とはいえ、スピーチは注目をあつめますし視線が気になって緊張してしまうタイプです。とても時間が長く感じますし、ネタにも困ります。時事ネタを上手く取り入れて自然なスピーチがしたいです。