明るく元気な人の秘訣とは?なぜいつも笑顔で周囲を明るくできるのか

ナチュラルな明るさと元気さを持つ人がいると、周りの私たちも明るく元気になれますね。

彼らは、なぜそのように明るく元気に輝いているのでしょう。

原因を紐解くと、私たちもそんな風になれるヒントがあります。

愛情を受けておおらかに育てられたから

ささいな事でも頻繁に叱りそのフォローの愛情を示さない親に育てられた人と、しつけとして叱りながらも同時に愛情も与え続ける親に育てられた人では、やはり後者の方が明るく元気な人になりやすいものです。

叱られるばかりで親からの愛情をあまり受けずに育った人は、自分自身を愛しにくい人間になりやすくなります。

これを乗り越えることによって明るさや元気さを取り戻すことができます。

乗り越えることは簡単ではありませんが、実際にそのようにして明るく元気になった人は、さらに心の強さも持ち合わせています。

子供の頃、明るく元気だと周囲の大人が喜んだから

子供の頃、自分が明るく元気でいることで、親や周りの大人が喜ぶことを常に体験して育った人です。

周りの人が元気になって自分も嬉しい・楽しいという体験をしながら育ったので、振る舞いがごく自然に明るく元気になります。

ただし大人の顔色を窺うためにそうしていたり、場の空気を取りなすためにしていたりだった場合は、大人になってもそうした目的で明るく元気に振舞います。

しかし必ずしも本人は幸せではありませんから、周りの人はその明るさや元気さに違和感を持ってしまいます。

困難を乗り越えて精神的に強いから

人生には必ず困難がありますが、人生最大級の困難の真っ最中では、当然明るく元気ではいられません。

精神的に立ち直ろうとすると強い決意が必要で、それならば立ち直らずに心が沈んだままの方が楽…と無意識に選択をしてしまう人もいますが、それは本人の自由です。

周りに迷惑をかけない限りは誰もその人を責められません。

一方で、どん底を知ってそこから本当に立ち直った人の精神は強く健康なので、心は明るく元気です。

周りの人にも健全な明るさや元気さを与えます。

何の抵抗もなく尊敬したくなるような人だったり、多くの人がもっと一緒に過ごしたいと思う人だったりします。

自分に自信があるから

たとえ何の取り柄もなくても自分に自信がある人は、明るく元気です。

自分は何かができるから自信があるという人は、これに当てはまりません。

例えば学生なら「勉強ができる自分」に自信があれば勉強ができなくなった途端に自信がなくなってしまいます。

「スポーツができる自分」「仕事ができる自分」も同じですね。

本当に自分に自信がある人は、字の通り「自分を信じて」いるから、何もできない自分でも自信があります。

だから明るく元気です。

自分の欠点やコンプレックスすらおおらかに認めています。

落ち込んでも立ち直りが早いから

これは「自分に自信があるから」につながります。

本当の自信を持っている人は、小さなことにいつまでもクヨクヨしません。

愛情を受けて育った人は自分に自信があります。

たとえ自覚がなくて自信満々な態度を示さなくても、心の底にたっぷりの自信を備えています。

つまり自分を信じているので、心の立ち直りが早いのです。

大人になってから自信を得る人もいます。

大きな精神的ショックを受けることは誰にでもあり得ますが、立ち直ろうと決意し、自分を信じるという結論に達して実践している心の強い人です。

一度じっくりと自分を見つめて、長所も欠点も含めた自分を信じて立ち直った人なので、落ち込むことが起こっても立ち直りが早く、明るく元気です。

幸運に気づくことができるから

何か人より優れた長所がなければだめだ、他の人が羨ましい…などと常に考えている人は自分の幸運に気づくことができません。

どんなに与えられても満足できない…という人も同様です。

自分に自信のある人は、何の長所もない自分も愛せる人です。

同時に、意識的にせよ無意識にせよ、自分を生かしてくれる全てのことへの感謝の気持ちを忘れていません。

ありがたみを感じるアンテナがいつも幸運を受信しています。

だれにでも幸運と不運は同じ量だけやってくると言います。

その幸運をキャッチできるかできないか。

そして不運から立ち直れるかクヨクヨし続けるか。

ここにも明るく元気な人とそうでない人の差があります。

明るく元気な人は、幸運をキャッチしてますます明るく元気になる、という良いスパイラルを持っているのです。

カラ元気で頑張っている

自分を奮起させるためにカラ元気で頑張る人がいます。

「もうクヨクヨしないと決めたから」という決意でカラ元気でも明るく振舞っているうちに、本当に明るくなってゆくとも言われています。

他の集団の中ではそんなに明るくない人だったりすることありますが、その決意は応援したくなりますね。

カラ元気発動中の人の頑張る姿も、周りを明るく元気にします。

それを受けて本人もまた元気をもらいます。

落ち込むことがあっても、自分を立ち直らせるかどうかは自分次第です。

誰かが手を差し伸べてくれるのを待っているばかりの人には、どんなに救いが与えられても立ち直りはありません。

自分から立ち直ろうとする人には、たとえカラ元気でも明るさと元気さが宿るのではないでしょうか。

明るく元気な人の秘訣を知ろう

周りも明るくするほど明るく元気な人は、自分自身を健全に愛している人です。

人を欺くための明るさや元気さは不自然で、健康な精神状態の人は本能的に違和感を持ちます。

しかしそれを見抜けない精神状態の人にはその不自然さが分かりません。

少し落ち込んでいる人は、心を健康に保つためにカラ元気から始めるのもいいかもしれませんね。

 

    「明るく元気な人の秘訣とは?なぜいつも笑顔で周囲を明るくできるのか」への感想コメント一覧

  1. 1. なりともこ2018/05/29(火) 22:28

    子供の頃叱られ続けていると、自分自身を愛しにくい人間になるというのに、ハッとしました。自分の子供に対して、怒ってばかりの自分を反省しました。子供には笑顔の素敵な子に育って欲しいです。

  2. 2. いまっち2018/05/29(火) 23:08

    自分はどちらかというと、この記事に紹介されている人とは反対のタイプなので、漠然と、うらやましいと思っていました。しかし、読んでいくうちに、こういう人たちも人知れず苦労したり、人一倍辛い思いを味わいつつ、それを乗り越えてきた強い人なのかもしれない、と思い直しました。自分は、カラ元気といった、無理やり自分を奮起させることがなかなか苦手なタイプですが、それができれば、今の自分からひと皮むけることができるかもしれない、と思いました。

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