男性が「美人だね」と言ってくるのは一体どんな心理からなのでしょうか。
ブスと言われるよりは美人と言われた方が嬉しいですよね。
しかしそれがお世辞なのか本当に褒めているのか分からないですし、下心がある可能性も考えられます。
なぜ、その男性は本人に向かってダイレクトに「美人」という言葉を口にするのでしょうか?
考えられる5つの男性心理について解説します。
「人間関係を良好にしたい」心理から美人だと言ってきた
男性から「美人だね」と言われた場合、女性がまず考えるべきなのは「ただのお世辞」ということです。
つまり男性の側に何か特別な思惑や強い意志がある訳ではありません。
あくまでも社交辞令として「美人だね」とほめているだけというケースです。
実際には美人だと言ってきた時の心理としてはこのケースがほとんどです。
ただし、このような場合相手の男性は何も考えていないのかというと、実はそうではありません。
社交辞令でお世辞を言うことによって「相手の女性と良好な人間関係を築きたい」という気持ちを持っています。
こうしたお世辞による心理の場合、相手の男性はあなただけではなく他の女性にも同じように「かわいいね」ですとか「美人だね」などと言っています。
相手の男性をしばらく観察してみて、あなただけでなくほかの女性にも同じようなほめ言葉を言っているようならばこの心理であると捉えましょう。
「あなたに好意を持っています」という個人的なアピールをしたい心理からの「美人だね」
相手の男性がはっきりとした目的を持っていて「美人だね」という言葉を直接本人に伝えるというケースもあります。
つまり「ボクはあなたに好意を持っています。できれば個人的におつきあいしたいのです」という心情を「美人だね」とその女性のことをほめることによって、暗にアピールしようとしています。
男性は自分が好意を持っているということを女性に伝えるとき、普通はあまり「美人だね」という言葉は使いません。
ほめるにしても、より具体的な言葉を使うのが普通です。
ですから、こうしたタイプの男性は女性経験があまりなく、女性を扱い慣れていないとも考えられます。
「どうほめていいのか分からない。美人だねと言っておけば女性は喜ぶだろう」という心理が隠されています。
他の女性には「美人だね」と言わず、あまり女性慣れしていない男性はこのような心理から言ったと考えられます。
「自分に好意を持ってもらいたい」というアピールをしたい心理
相手をほめることによって「その相手から好意を持ってもらいたい」と、人間はよく考えます。
ですから「美人だね」というセリフには、そうした心理が隠されていることが少なくありません。
最初のケースがただの社交辞令であるのに対し、こちらにははっきりとした「その相手から好意を持ってもらいたい」という意志のアピールという目的があります。
端的にいうと「ボクがこうやってほめているのだから、きみもボクに好意をもって接してね」という心理です。
こういった場合には、もしかすると少しだけ面倒なことになるかもしれません。
相手の男性がそういった下心を持っている場合には、あなたの言動で相手の男性が勘違いをする可能性があるからです。
もしもあなたもその男性に同じように好意を持っているのであれば問題はありませんし、むしろ二人の関係が深まるきっかけにもなります。
しかし、あなたがその男性に特に好意を持っていない場合には、その男性が「美人だね」と言ってきても軽く受け流しておいたほうが良いでしょう。
「どうもありがとうございます」と返事をするくらいにしましょう。
反対に「え?そんな」などと謙遜していると、相手の男性は「お?喜んでいるな」とテンションが上がって、勘違いしてしまいますので、気を付けてください。
すべての女性を喜ばせてモテたいと考えているという心理
男性の中には、常に「どのような女性からもモテたい」と思っている人もいます。
そのような男性は「女性はとりあえず褒めておけば、オレのことを好きになるだろう」と考えているのです。
つまり、その男性は女性慣れしていると考えられます。
あらゆる女性に対して「美人だね」と言っているのです。
この場合、その男性は大抵の男性は女性をいきなり「美人だね」とほめないということを知っています。
あえて「美人だね」と褒めているのです。
どうして「かわいいね」や「ステキだね」などではないのかというと「美人だね」という言葉のほうが、自分以外のほかの男性と「差」をつけられるからです。
女性が、普段はなかなか言われないような「美人だね」という褒め言葉を投げかけることで「美人だなんて、初めて言われた」といったように、驚いて嬉しくなることをその男性は本当によく分かっているのです。
「美人だね」という言葉には、その女性の心をドキッとさせるという魔法のような効果があることを分かっています。
この場合には、その男性は女性にとってあまり良くないタイプの男性である場合も多いので、注意が必要でしょう。
つまり、こういった男性はとにかくたくさんの女性にただモテたいだけですので、一人の女性に対しては特に誠実でない場合が少なくないのです。
これもまた、その男性の日ごろの行動をよく観察していれば、その男性が一体どういうようなタイプなのか自然と分かってくるでしょう。
その男性が、ほかの女性にも手当たり次第「美人だね」などと言っていて、さらにその女性やほかの女性などと頻繁にデートをしたり、付き合ったりしているような場合には、このパターンであることが考えられます。
皮肉を言いたがっているねじれた心理
これまでご紹介した心理はいずれもその女性に対して好感を持っていたり、よい関係を結びたいと考えていたりする、いわばポジティブな心理と言っていいでしょう。
しかし、残念ながらそうではないというケースもあります。
それは、相手の女性に対して嫌悪感や反発心、あるいは憎しみを抱いているというパターンです。
つまり相手の男性はその女性に対してあまり良い感情を持っていないため、皮肉の意味を込めて「美人だね」という言葉を使っているというケースです。
もしそれを言われた女性が、全くその形容にふさわしくない容姿をしているならば、この心理を疑ってみたほうがいいでしょう。
こういった場合は、そんな男性はスルーすることが一番です。
そのようないじわるな男性は、存在しないものとして、完全にスルーしてしまいましょう。
そんな人のことで思い悩んでいると、その女性の大切な時間がもったいないのですから。
「美人だね」という言葉は基本的には褒め言葉として受け止めよう
最後のケースは女性にとって悲しい男性心理ですが、かなりのレアケースなのでそう心配する必要はありません。
基本的には男性はよかれと思って「美人」という言葉を使っています。
もしお世辞だったとしてもそれはあなたとの関係性を良いものとしたいという心理からです。
「美人だね」と言われたら、その好意を素直に受け止めましょう。
そうすれば関係は良い方向に進んでいくはずです。
「男性が美人だねと言ってくる時の心理とは?お世辞なのか本当に褒めているのか判断する方法」への感想コメント一覧
男性が美人だねと言うとしたら、比較的きれいな人に言うと思います。男性は女性よりあまり嘘はいわないと思いますので。まったくその形容にふさわしくない容姿の女性に美人だと皮肉で言う男性は、相当性格の悪い人だと思います。そういう人に会ったことはありません。