女性の中で、何かをきっかけに男性恐怖症となってしまった人もいます。
生きていく中で男性と関わることを避けるのは難しい中、苦しい日々を送っている人も中にはいることでしょう。
どのような症状を示していたら男性恐怖症だと察知することが出来るのか、もし察知することが出来たなら、あなたが力になってあげることも可能かもしれません。
男性に触られると強い恐怖感を感じる
過去に、男性からひどい暴力を受けたことがあったり、虐待のようなことをされていた場合、触られることでトラウマが一気に出てしまうという女性もいます。
男性が軽い気持ちでボディタッチしてきたり、挨拶として肩をポンと叩くなどの行為に、とても不快に感じ、強い恐怖感を感じます。
この強い恐怖感を感じた時には、表情も硬くなったり、目が泳いだりと、怯えたような様子が見られるのです。
男性に触られるたびにこうした反応を見せる女性は、もしかしたら男性恐怖症かもしれません。
男性が自らそのことに気付いてあげられれば良いですが、鈍感な人が多い男性はあまり気付かないものです。
出来れば周りの女性がなるべくそういったことをされないよう、間に自分が入るなどして、男性との距離をおけるように工夫してあげることが大切です。
社会で生活していく男性恐怖症の女性は、どうしても同僚や上司といった中に男性が混ざっている為に、なかなか回避して仕事をするというのは難しい状態です。
しかしそのまま苦痛の状態を放置してしまうと、別の精神疾患を患ってしまう危険性もあります。
周りがフォローできる状況であれば、なるべく回避できるよう気を遣ってあげることも必要となるでしょう。
密着出来るような場所に男性がいると息が詰まる
狭い空間や、密着できるような場所に男性がいるだけで、息が苦しくなってしまったり、動機が襲ってしまうという女性もいます。
そこにいる人に何かされた訳ではなく、男性恐怖症になってしまうと、すべての男性が対象となってしまう為、自分でもコントロールが難しくなります。
こういった狭い空間、密着出来る距離というのは、女性自身が逃げれないといった意識が働いてしまい、恐怖を感じるようになります。
広い空間であったり、いくつも扉があって逃げ場がすぐに確保できるといった状況であれば大丈夫という人もいます。
男性に何かされた過去を持っていたり、逃げ場がなくて苦しい思いを持っていると、このような状況になると体が勝手に反応してしまいます。
拒否反応とも言える状態になっている為、その場から去ること、そうした状況を回避することでしか解決できません。
仮に仕方なくそうした状況になってしまう場合、ドアの近くに座らせてあげたり、男性との間に割って入るような形をとってあげることで少しは改善されるでしょう。
男性のような女性も苦手になる
女性の中でも大雑把な性格だったり、口調が男っぽいといったタイプの人も存在します。
しかし男性恐怖症の人から見ると、そんな男性的な女性も、恐怖となる対象となることがあります。
タバコを吸っている姿、大きくあぐらをかきながら座る、男っぽい雑な話し方といったように、その女性の中で男性を連想させるような女性を苦手と感じることも。
そのため、男性恐怖症の女性の周りの友達には、女性らしい人や大人しいタイプの女性、おしとやかなタイプといったように、男性っぽい女性がいないことが多いです。
自分の中で恐怖となる存在を自ら増やす行為は絶対にしないでしょう。
また新たな人間関係を築く際にも、男らしい人がいる場合には、その人と目を合わせなかったり、話をしなかったりと、何かしら特別な反応が見られます。
自分を追いつめる存在になる人と友達になろうとは思わない為、男性らしい女性が周りにいないことも特徴です。
対人恐怖症や赤面症、過呼吸を患っているケースも
男性恐怖症の女性は、単にそれだけが原因となっていないことがあります。
放置していたことが原因、または度重なる恐怖がストレスとなって、次第に対人恐怖症や不安障害といった他の病気すら併発している可能性があります。
そうなってしまうと区別するのにも難しく、人前に出ることすら恥ずかしいと思ったり、人と関わることすべてに動機がしたりといった症状が見られてしまうのです。
このようなケースになってしまったら、心療内科で治療を受けるなど、早期治療が必要となるでしょう。
ひどくなってしまうと家から一歩も出られない、ケータイの着信が怖い、急な不安感で息が出来ないといったようなケースも見られます。
男性の前だけではなく、自身の私生活にも影響が出ている場合には、症状が悪化した証拠でもあります。
ただちに医者に診てもらう必要があるレベルと言えるでしょう。
男性恐怖症の症状を知ろう
男性恐怖症になってしまった女性は、過酷な生活を余儀なくされていることが多いです。
全く男性がいない環境・状況で暮らしていくのは無理に等しい中、様々な症状が襲ってしまう為に恐怖感を常に持っている状態です。
克服したり改善していくためには、その人一人では不可能な部分も多く出てきます。
もし上記のような症状が見らえる女性に出くわしたら、あなたが協力してあげることで、いつか男性恐怖症を克服できるかもしれません。
「男性恐怖症の症状とは?男性がいると恐怖感や閉塞感を感じる」への感想コメント一覧
職場にも男性恐怖症の人がいます。いつもささやき声でしゃべるような気弱な人で、あまり心を開いてくれません。しかし趣味の話で盛り上がると、特定の男性とは普通にしゃべれるようになったりするようです。ちょっと偏好ぎみなのかもしれません。
いつも喋れないけど、男性がいるともっと喋れなくなる。気を使って話しかけてくれるんだけどそれも怖くて。。二人で話すとよっぽど喋れなくて男性のほうに迷惑をかけてしまう。こんな自分を早く治したい。