デート中にエスカレーターに出くわしたとき、ただ歩いている途中と思って油断しないようにしましょう。
意外とエスカレーターではマナーが重要です。
マナーが良いなとデート相手に思われたら、彼が口に出さなくてもあなたのことが好印象になっているはずですよ。
今回はそんなデート中のエスカレーターでのマナーについてご紹介します。
エスカレーターでカップルが横並びをしているとトラブルになりやすい
エスカレーターの機械的な性質としては、ステップ部分に均等に重量がかかる方がよく本来は歩かずに左右に乗って移動するのが正しい乗り方です。
最近では駅構内のエスカレーターにも左右に乗るように依頼するポスターを掲示しているところもあります。
それでも横並びになることはまだまだ一般的ではありませn。
関東や関西で、どちら側に並ぶかという違いはあっても、どちらかに並んで乗るのが暗黙の了解となっています。
急いでいる人の通路として、片側を開けておくのが一般常識となっています。
そのためカップルでも基本的には横並びには立たないように気をつけましょう。
中には横並びカップルに聞こえよがしに舌打ちをしたり、わざとぶつかって押しのけようとしたりする人もいます。
そこまでしなくても、自分の身に置き換えて考えると、急いでいるときに道を塞がれているとイヤですね。
誰かに舌打ちされたり、イライラして「邪魔です、どいて」と声をかけられると気まずくなります。
楽しいデートで嫌な思いをしたり、急に押されて怪我をしたりしないために、横並びに立つのは避けた方がいいでしょう。
男性を立てて上の段に上がる
男性の間でまことしやかに語られるデートマナーです。
「車道側を歩く」や「ベンチに座るときにはハンカチを敷いてあげる」といったマナーの中に「エスカレーターでは下側に立つ」というものがあります。
それは女性の転倒に備える意味があります。
また、女性がスカートを履いている時は、後ろの人たちからスカートの中を覗かれないように盾になるという意味もあります。
そこまでしてもらわなくてもエスカレーターから落ちたりしませんし、乗り口付近でわざわざ立ち位置を入れ替えるのも面倒という女性も多いかと思います。
しかしマナーとして女性を上に立たせることを重視している男性もいます。
上りの場合は女性を先に、下りの場合は女性を後に乗せようとする男性は、さりげない気遣いをしているのでしょう。
そんな男性がデート相手のときは「必要ないから」と突っぱねずに「ありがとう」と受け取って男性を立ててあげてください。
この時不自然な動きにならずに、さっと動けるとスマートで好印象です。
靴が挟まれない様に要注意
あらかじめエスカレーターに乗る機会があることを想像できたら、靴に気をつけてください。
靴も含めてファッションをコーディネートしていると思いますが、しっかり歩けてこそ素敵に見えます。
ピンヒールやハイヒールは、履き慣れていなければバランスが取りづらいものです。
可愛さと歩きやすさのどちらを取るか、迷う気持ちはわかります。
しかし靴選びであなたや彼だけでなく、周りの人にも大迷惑をかけることがあります。
あなたが転んで誰かにぶつかったら、その相手もバランスを崩して怪我したり、将棋倒しの大惨事に繋がることもあります。
運悪く、あなたがよろけた先のまた別の誰かが怪我をすることだってあります。
「街でのデートだからあまり長い時間歩かないし、思いっきり可愛い靴を履いて行っちゃえ」という油断は禁物です。
もし何かあったら、彼とのデートを楽しむどころではありませんね。
どんなときでも必要以上の無理をしないファッションを楽しみたいものです。
歩き慣れない靴を履いているデートの際にエスカレーターに出くわしたときには、必ずステップ上に立ち止まり、手すりを持って乗りましょう。
確実に安全な移動をすることで、ムダな怪我をしたり、手間取ることがなくなるので、それが結果的に一番早いのです。
たかがエスカレーターだからといって油断しないで
あなたにとってエスカレーターは慣れた乗り物の一つかもしれません。
しかしかなりの数の人が利用するものなので、実はエスカレーターにも危険はつきものです。
普段慣れているものほど、油断して乗りがちですね。
思いがけない事故や怪我は意外と近くにあるのかもしれません。
あなたと彼だけではなく、周りの人にも気を使って、楽しいデートをより気分良く過ごしたいものです。
自分たちが安全で、周りの人にも迷惑をかけないことようにしましょう。
地味ではありますが、それがマナーです。
自分のことだけ考えずに、思いやりを持って行動していると、きっとその気持ちはデート相手にも伝わります。
さりげなく周りの人のことも考えられるのは、余裕のある女性ですね。
あなたのしっかりした考え方は、デート相手の彼にとって安心感を与えます。
今後お付き合いに発展して、一緒に長く過ごすことを考えると、周りにも気配りができる彼女といた方がやはりいいなと男性は考えるでしょう。
一緒にいるのが恥ずかしいなと思われると、彼の恋愛対象から外れてしまうかもしれないので、そこは気をつけて彼の反応を見るようにしましょう。
エスカレーターでの荷物や傘に気をつけて
エスカレーターでのマナーは、他の人にも迷惑をかけないことがポイントです。
自分やデート相手だけではなく、たくさんの人が乗っているものだから、気を使うのは当然です。
あなたが意識しなくても、近くの人に迷惑をかけてしまうことがあります。
例えば、荷物からはみ出した飲食物には気をつけましょう。
あなたが自分の服を汚したくなくて、バッグにそんな風に入れたのが、別の人の服についてしまうことが絶対ないとは言えません。
それと、意外と多いのは傘のマナーです。
段差のあるエスカレータ―だから、しっかり自分の傘を確認しましょう。
自分より下の段の人にぶつかったり、水滴がたれると相手は迷惑です。
梅雨の時期など、雨の日が増えると気をつけたいですね。
あなたがデート中でも、近くの人もそうだとは限りません。
出勤中で大切なスーツだったり、そうでなくても気に入っている服を汚されてしまうとイヤな思いをするでしょう。
きっとあなたも、そんな風にエスカレーターで服が汚されたら嬉しくないですよね。
せっかくデートをしているのに、気持ちが落ち込んでしまうかもしれません。
そんな思いを他の人にさせないためにも、さりげなく気を使えるといいですね。
周りの人に迷惑をかけないように気にすることをクセにしていると、デート相手にも無意識に優しくできるようになります。
普段から気を使っているかどうかは、何気ない仕草や言動に現れます。
エスカレーターでのマナーを守り楽しいデートにしよう
エスカレーターでのマナーが守れるということは、日常の何気ない場面でも思いやりを持って行動できるということではないでしょうか。
そんなに頑張らなくても、エスカレーターでのマナーを身に着けるのは簡単です。
さりげなく、デートする度に相手に好印象を残して、デートを楽しんでください。
「デート中のエスカレーターのマナー5つ。マナーを守り男性との距離感などを大切に」への感想コメント一覧
エスカレーターで上りは男性が後、下りは男性が先というマナーがあると初めて知りました。面白いですね!今まで意識せずに適当に乗っていましたが、これからは一緒にいる男性がどうするか観察してみるのも面白そうです。