自分が悪いのに謝らず逆ギレする人の心理とは

最終更新日:2016年6月24日

人間であれば誰しも間違いは犯すものです。

そうして成長をしていくものですが、ときに間違いを認めない人がいます。

自分が悪いのにも関わらず、人のせいにしたり、認めなかったりします。

その理由はどこにあるのでしょうか?逆ギレされると腹が立ちますよね?でも、その理由がわかれば、対処できるかもしれません。

今回は、自分が悪いのに逆ギレする人の心理をご紹介します。

1.自尊心が傷つくのを恐れている

経験や知識が多い人や自分に自信がある人は、大きな自尊心を持っている場合があります。

間違いを認めて「こんなにすごい人でも間違いを起こすことがあるんだ」と思われるのを避けようとします。

それは、自尊心が傷つけられるからです。

こういう人は、自分が悪いことをわかっているからこそ、逆ギレすることでその本質をうやむやにしようとします。

何かを指摘されると、話の矛先を他へ向けようとします。

素直に謝ることができません。

例えば、部下から意見があったとしましょう。

「この案件に対してこのような指示を頂きましたが、これはこうした方が宜しいのではないでしょうか」という部下の意見に対し「あなたはいつも人の指示に歯向かうね。

少しは素直に聞いてみたらどう?」と返してしまいます。

上司自身も、これはこうした方が良かったかなと思っていたとしても、始めに部下に指摘されてしまったことで言い出せなくなってしまう人が多くなります。


2.自分が正しいと思っている

中には、自分が常に正しいと思っている人もいます。

自分が間違えるわけがない。自分の言うこと、することがいつも正しいと思っています。

そういう人は、自分に都合のいい理屈を立ててものごとを納得しようとしています。

常に主観的で、客観的に俯瞰することができません。

そのため、自分の過ちを認めようとしません。

というよりも、過ちであるとすら思っていない可能性があります。

本当に、自分が悪いとは思っていないのです。

どうして自分が悪いのかわからずに、周囲にいじめられているような気にさえなってしまうかもしれません。

そのため、逆ギレして自分の正当性を主張します。

自分は正しいのになぜ謝らなければならないのか、本人には理解できないでしょう。

このタイプは、そもそも自分が悪いとは思っていないので厄介です。

認めさせようとすればするほど憤慨するでしょう。

3.相手を自分より下に見ている

本来全ての人間が平等であるはずの社会ですが、残念ながら上下関係は存在しています。

マウンティングという言葉があるように友人関係でさえ、上下関係が発生してしまうことがあります。

妬みや嫉み、嫉妬心が生まれ、人の幸せを素直に喜べないこともありますよね。

自分は人より上なんだと優越感を得てアイデンティティを保っている人がいます。

そういう人は、自分より下だと思っている相手に何かを言われると逆ギレする傾向にあります。

特に、長年培われてきた立ち位置ができてしまっているような場合には、良い悪いではなく、上下のものさしでものごとを見てしまいます。

「あなたは自分より下なのに、なんで私が悪いの?」という、理不尽な理由を心の中に持っているので逆ギレをします。


4.責められることを恐れている

一方で、人から責められることをことごとく恐れている人もよく逆ギレをします。

間違いを指摘されて素直に認め改善していくことができず、怒られるのではないかという怯えから逆に自分がキレてしまいます。

この心理が動く人は、幼少期から親に厳しく躾けられてきた背景が多くあります。

この場合は、悪いことをすると怒られる。

怒られたくない。自分は悪くないという心理が働いています。

このタイプの人は、自分が気づかぬうちにトラウマを抱えてしまっていることがあります。

周りの人が間違いは誰にでもある。それを認めて改善していくことが大切なのだということを気づかせてあげれば、心の塊は溶けていく可能性があります。

きつく責めるのではなく、諭していく姿勢が有効といえます。

5.バカにされたくないと思っている

自分に自信がないタイプの人で、人からバカにされることを極端に恐れている人も逆ギレをする傾向にあります。

間違いを認めることで、自分はできない人間なのだと思い自己嫌悪に陥ってしまいます。

そうなることを防ぐために、無意識に自己防衛の行動をとることが逆ギレにつながるのです。

このタイプは、理想とする自分像を持っていて、そのギャップが生まれるとバランスが崩れてしまう人です。

こんなはずじゃない。自分はもっとできるんだ、たまたま失敗しただけだと思います。

そのため、自分が悪いことに対して言い訳もするでしょう。

自分が悪いわけじゃない、あの人がこうしたからこうなったんだ。

自分はもっとできるはずなんだ。

そう思っています。

そのため、自分の正当性を主張するでしょう。

なぜ逆ギレをするのかを知っておこう

自分が悪いのに逆ギレする人の心理をご紹介しました。

人間としての徳が高い人は、上の立場であろうとも、年齢が上であろうとも、素直に自分の非を認めます。

相手が年下だからといって下に見ることもありません。

人のことを大切にしている人こそ、自分のことも大切にできる人です。

人の指摘を素直に聞き入れられず逆ギレする人は、自分のことすら大切にできていないのです。

そういう人が近くにいる場合は、呆れるのではなく、どういう心理がそうさせているのか考えてみることで付き合い方がわかるかもしれません。