特定の部下ばかりひいきする上司との付き合い方

最終更新日:2015年12月29日

部下に平等に接することをせず、一部の自分のお気に入りの部下ばかりえこひいきをする上司が意外に多いものです。

特定の部下ばかりひいきする上司へは、どんな対処法で接したらよいのでしょうか。

1.上司であっても幼稚な人だと割り切る

上司である以上、部下は表面的には命令や指示に従って行動しなければなりません。

しかし、上司の立場の人が、えこひいきをして部下に不信感を持たれているということは、本来リーダーとしての資質に欠けていると言えます。

色々表面上従ってはいても、心の内まで委縮・遠慮の必要はなく、この人は上司だが業務に私的感情を持ち込む幼稚な人だと冷静な立場で接するといいでしょう。

相手に逆らえないというイライラした感情を持ってしまうと、えこひいきがさらにストレスに感じてしまいます。

幼稚な人なのだからえこひいきぐらいするでしょうね、というように、ある程度相手の行動はお見通しだというような目線で上司の行動をとらえた方が気持ちが楽になります。


2.ひいきされている部下・同僚を味方につける

無理に媚びを売る必要はありませんが、ひいきされている人の中に、本当に仕事が良くできる人や仲良くできそうな人がいたら、そういう人を自分の味方にしておくことは重要なことです。

上司も、自分が目をかけている部下と仲がいい社員を邪険にすることは気持ち的に気が引けるでしょうし、むしろ好印象を持つ可能性もあります。

上司本人とは、なかなか接点を持ちにくいけど同僚など立場が自分に近い人なら話しやすく、味方にし易いものです。

ひいきをする上司は、自分が不得手な仕事をよくやってくれる部下を好む傾向があるので、中には仕事がかなりできる人もいるでしょう。

そういう人と仲良くなっておくことは、自分自身のためにもなります。

なお、本当はその上司の悪口を言っているのに表面上揉み手でその上司に調子を合わせてばかりで、あまり仕事ができないタイプの人には、あまり近づかないようにしましょう。

そういう人は裏表があるので、仲良くなっても自分を売り込むために同僚や後輩の悪口をその上司に吹き込む可能性があります。


3.ひいきをされていなくても挨拶はにこやかに自分からする

自分はひいきされておらず、むしろ邪険にされているのではと感じても、その上司には愛想よく挨拶をしておくとよいでしょう。

たとえその上司が無視をしたとしても、挨拶を続け、常に部下として正しい態度で居続けることが大事です。

こちらが愛想よく正しい礼儀で接していれば、露骨なえこひいきをする方が不自然な態度になったり、傍からはみっともなく見えるものです。

上司としてもお気に入りの社員には挨拶しているのに、ちゃんと挨拶をしてくるが気に入らない社員は無視するといったような幼稚な態度が取りづらくなります。

そのうちに、上司の方も邪険にしない程度に挨拶をしてくるようになります。

他の同じ立場の上司や、ひいきをする上司のさらに上の上司から見て「評価を悪くする態度」というのは、上司本人もなるべくしたくないと思うでしょう。

えこひいきを直接抗議するより、常に正しい行動で接することは、波風を立てずに態度を改めてもらうのに大変効果的です。


4.異動するまで無難に過ごす

一般的に管理者や上の役職になると、異動のスパンも短くなりがちです。

1、2年待てばいなくなりそうだと思えるようなら、その間無難な態度で接し、えこひいきがあろうとスルーして、やるべきことさえ淡々とやって過ごすというのも手です。

また、もし会社によって、なかなか異動がないという場合は、もし他の部署への興味などがあるようであれば自分の方から配置換えを希望したり、なるべくその上司と関わらないよう自分の方から動くという方法もあります。

ずっと一緒なのではないと思うと、その間うまくやり過ごしてしまい、割り切ることも対処法の一つです。


5.仕事に関係のない話をしてみる

飲み会などで、ひいきをする上司と同席することがあったら、一度仕事以外のプライベートや趣味の話などをしてみて、上司としてというより一人の人間として人柄を感じてみるのも対処法としては有効です。

仕事では嫌な人だけど、仕事に関係のない話をしてみたら意外にいい人だった、ということはよくあるものです。

社内の飲み会は時に気を遣い、億劫なこともありますが、そこでのコミュニケーションが業務上の対人関係を円滑にしてくれることもあります。

そういったきっかけから、上司との関係が良好になることもあります。

えこひいきする上司に上手く付き合おう

本来、上に立つ人が部下にひいきをするなどあってはならないことですが、上司もすべてが完璧な人間ではありません。

そういう意味では欠点に多少妥協はしつつも、自分の方は仕事をしっかり行っていくという姿勢が、ひいきに対処する有効な方法です。

パワーハラスメントなどを伴う場合は他の相談機関への相談なども一つですが、そうでない場合は、ある程度上司のえこひいきを理解した上で、変に抗わず向かい合い方ひとつで、ストレスが軽減されます。