年下上司との上手な付き合い方。敬語やフォローなど気をつけよう

職場ではいろいろな年代の人と仕事をするので、年下の人が上司になることもよくあることです。

上司と言えば年齢が上で頼れる存在なイメージですが、自分よりも年齢が下だといろいろやりにくい部分が出てくるようです。

年下上司と上手く付き合いながら仕事をするにはどうすれば良いのでしょうか。

敬語で話をする

上司が年下の場合では上手く上司と仕事をするには、敬語をしっかりと意識することが大切です。

敬語は日本では当たり前のようの使われていて、尊敬の意味もあります。

ただ単に年上だから敬語を使うと言う意識よりも、上司は少なくとも自分よりは仕事ができると会社に認められた人なので、尊敬の意味を込めて敬語を使うようにしましょう。

日本人は敬語にはとても敏感なので、つい年下というだけでタメ口やフランクな関係にしようとする人が多いです。

しかしそういった考え方は学生までで、社会に出たら考え方を変えなければなりません。

社会に出ると様々な年代の人がいますし、20代の頃にはほとんどが年上の人ばかりでしょう。

年齢で敬語を使い分けるというならば、年を重ねていった時に部下には敬語を使わないという考えと一緒です。

地位や年齢が上がるにつれて、敬語は誰に対しても使うようになるので、年齢によって区別しないように意識しておきましょう。

見守ってあげる

年齢が下だと自分よりも考え方が幼かったりする傾向があります。

学生時代にはそれが顕著でしたが、社会にでるとあまり差がなくなってきますが、一部の人にはまだ大人になりきれていない人も多いのが現実です。

上司だからといって人間的に優れているとは限りませんし、あくまでもその職場や仕事の上司であって、人間的には優れている訳ではありません。

もちろん年下でもしっかりしている人もいますが、年上でもだらしない人が多いものです。

職場の上司はその仕事に関しては自分よりも優れているのは事実です。

しかし仕事以外のことでは優れているとは限りません。

言葉遣い、一般常識、危機管理能力など社会にでたらまだまだ覚えなければならないことがたくさんあります。

一般常識が無い人でも人の上に立つことはできますし、その人の指示で仕事をしなければならないかもしれません。

上司に完璧を求めないで、足りない能力の所はこれから勉強するのだと思って、温かく見守ってあげましょう。

フォローしてあげよう

年下上司は仕事ができるかもしれませんが、一般的な能力やコミュニケーション能力などは自分よりも劣っているかもしれません。

上司に限らず人には得て不得手があるので、どんな上司でも苦手な分野があります。

それが仕事だとちょっと問題がありますが、会社からは信頼されたので出世することができたはずです。

仕事以外の所ではやはり年齢を重ねていた方がいろいろと経験しているので、知っていることが多いのが現実です。

しかし上司という立場上、部下には頭を下げない人もいます。

上司というだけで偉いと思っている人に多い傾向で、何でも自分の方ができると思っています。

そういった人は自分の間違いをなかなか認めなかったりしますし、知らないことでも知っていたような態度をとります。

一見嫌われるタイプの上司に多いですが、年下の上司ならば若気の至りということもあります。

仕事以外のことはなるべくフォローをしてあげることで、気持ちよく仕事をすることができるでしょう。

自分からコミュニケーションをとる

年下の上司にはとても気を使いますが、逆に相手も気を使っていることが多いです。

年齢が下の人からすると、年上の人に話をするのは気を使いますし、上司という立場なのでどこまで相手に踏み込んでいいのか分りません。

年下には話やすいですが、上司という立場なのでどういった話をすればいいかわからないのが現実でしょう。

お互いが相手に対して気を使っている場合が多いので、ここは人生の先輩でもある自分から話をしてみるのが良いでしょう。

年下の上司には尊敬や憧れを持つよりも、一緒に仕事をしていて楽しいと思ったり、お互いの距離を縮めて仕事をしやすいようにしようと考えた方がいいでしょう。

年を気にしないで仕事をする

社会に出ると年齢もバラバラですし、見た目には若い人でも実際の年齢は思っていたよりも上だったりする人もいます。

年齢で仕事をすることはありませんし、そもそも相手の年齢を聞くことはただのコミュニケーションの話題の一つにしか過ぎません。

仕事をしていく中で、だんだんとお互いの距離が近づいてきて、雑談の中で年齢の話などが出てくるくらいです。

職場では年齢を意識して仕事をすることはないので、年下上司でも一切気にすることなく仕事に集中しましょう。

仕事では能力がモノを言います。

年下でも能力があれば出世することができます。

自分でも先に入社していれば先輩なので、後から入社してきた年上の人にとっては年下でも先輩です。

上司と先輩の違いはあれど、そこに年齢で仕事をすることはありえません。

年下の上司がいても、話の話題にするくらいで、実際には何も気にしないで仕事に集中しましょう。

年下上司と上手く付きあおう

年下上司との上手な付き合い方は、相手を立てることと年齢を気にしないことが大切です。

社会に出たら年齢で区別することはありませんし、誰にでも気を使うことは大切です。

年齢というものは一つのものさしですが、仕事をする時には一切関係ありません。

たまたま年下が上司というだけなので、気にしないで仕事をするように気持ちを切り替えましょう。

 

    「年下上司との上手な付き合い方。敬語やフォローなど気をつけよう」への感想コメント一覧

  1. 1. 名無しのイケジョさん2018/05/29(火) 11:57

    上司には年齢に関係なく敬意をもって接するようにしています。年下でも優秀な上司は部下に対しての気配りや言葉遣いなどの対応がしっかりできています。年下だと敬遠せずコミュニケーションをとることが大切だと思います。

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