顔で人のことを判断する心理とは

最終更新日:2017年1月3日

人の性格や考え方などは全て顔に出るわけではないのですが、顔から得た情報が全てであるかのように思ってしまう人も少なくありません。

そういった人はなぜ人を顔といった外見だけで判断してしまうのでしょうか?

1.思い込みが激しい部分がある

顔で相手のことを決めつける人は、思い込みの激しい部分があると言えます。

こういった顔の人はこういう性格だろうという思い込みで相手のことをとらえて、自分の物差しで判断します。

実際に付き合うと違う部分が見えてきたり、思い込みとは違ったなと修正される場合も多くあります。

しかし最初の段階でこうだという風に決めつけてしまうので、最初に見えてきたこと以外の情報がなかなか見えにくいといった特徴があります。

こういった人は他のことに対しても、自分の思い込みが激しくこうだと考えたことが正しいと決めてかかる傾向があります。

その為に最初に見た時の印象で「この人はこうだ」という発言などをしてしまいます。

やっぱり違うなということに気づくこともあるのですが、自分の考えが間違えていたということを認めるのはなかなか苦手なので「やはり違った、思い込みだった」ということを発言しないので周りからか考え直したかどうかはわからないところがあります。

2.人は見た目という風に育てられてきた部分がある

人は自分が育てられた環境から影響を受けてきて、大人になってもその考え方や価値観はなかなか抜けないものです。

親が相手の顔を見て色々と判断をして態度を変えてきたことを見てきたり、顔に関しての発言をしてきたのを聞いていると、自分では意識していないつもりでも顔でわかるという風な価値観になってしまっています。

「あの人はずるそうな顔をしているけれども、やっぱり○○で困る」とか「○○そうな顔をしている人には気をつけなさいよ」という風に言われていると徐々にそういった考え方が浸透してきてしまいます。

子どもの時に周りの大人がとってきた反応を受けて、顔を見て相手を判断する癖ができてしまっているという人もいます。

子どもの頃の環境がどうだったかということは、大きく考え方を左右するということはなかなか変えられずに難しいものです。

3.自分が見た目に気を遣っていて、相手にもそれを求めている部分がある

人を顔で判断する人の心理としては、自分が清潔感を心掛けていて、相手に不快な思いをさせないように気を配っている傾向があります。

顔の造形は変えられないにしても努力でできる部分は変えていこう、良く見えるようにしようなど頑張っている傾向があります。

また人と接している時もあまり嫌な顔をしないように心がけ笑顔で接し、感じ良くしようなど思っています。

その為に自分と接する人が身だしなみに気を付けていないような顔をしていたり、不快な表情などを出してくる場合に、自分は精いっぱい気を遣っているのにそれをしない相手は配慮にかけているなという風に腹が立ってくることがあります。

自分がしっかりと気を付けているからこそ、そうしていないように見える相手が悪いという風に思うのです。

4.見た目=性格という相手と多く接してきた経験がある

今までの人生の中で、顔でこういう人かなと思ってお付き合いをしてきて、中身も同じだったという相手とたくさん接してきている場合には、自分が顔から得る情報は正しい、見た目と中身は一致しているという風に思ってしまいます。

自分の経験してきた中で物事を考えるのは人間として自然なことですし、顔で中身もわかるという風に考えてしまっています。

特に親、親友、恋人など自分と深く関わるような相手が、顔と中身のギャップがあまりないケースが多かった場合には、顔で判断したくなる気持ちもわかります。

顔で判断していても違いがなかったという安心感から、次に出会った人とも同じように考えるのです。

その方が自分にとっても安心ですし、ギャップがある人も多いという風に思っていないのです。

またいかにも意地悪そうな顔をしている相手からいじめを受けたなど、過去にトラウマになっている出来事と顔が結びついている場合には、どうしても警戒する気持ちから顔で判断したくなってしまいます。

この場合には人と関わる上で接するリスクを最大限に減らしたいという風に、無意識の中で思っているのです。

人のことを顔で判断する心理を知ろう

人のことを顔で判断するというのは、一つの判断材料としては誰でも行っているものです。

こんな人だろうか、こんな人に見えるなという風な思考をしているというのは、顔で判断する人だけではなく普通に誰もがしています。

ただそれが全てだという風に思ってしまうと、他の見方ができなくなりますし、人付き合いをする上でその決めつけが損をすることも少なくないでしょう。

人を顔だけで判断する人の傾向というのは上で書いたようなことに当てはまっていると思いますし、それを変えるのはなかなか難しいものだとも言えます。