一人暮らししていた家で同棲する際のポイント

一人暮らしの家で、これから同棲を始めようと思っている人は、予め注意しておくべき点がいくつかあります。

どんなことに注意して同棲をスタートすれば良いのでしょうか。

相手と事前に把握して話し合いをしておくようにしておきましょう。

生活費や家賃などの分担や負担

同棲をスタートすれば、生活費も倍近くなることは想像できるでしょう。

これまでの一人暮らしでの金銭感覚でいると、後になってから「お金が足りない」と気付くことになります。

一緒に住む前に話し合っておくべき注意点は、生活費、家賃、その他の出費をどのような配分で支払い、負担を分けていくかです。

これから一緒にいることができるという幸せな気持ちから一変、少し現実的な話となってしまうものの、このような話は避けて通れない話です。

なかなか言い出せないという思いから話し合わないでいると、結果的に一人暮らしの延長上での生活となり、自分が全て負担することになってしまいます。

まず同棲をスタートさせる前に、現実的な話をきちんとして、分担や負担を決めておくようにしておきましょう。

共有するものの確認

一緒に生活するとなれば、二つもいらない共有物が出てくるでしょう。

例えば冷蔵庫、洗濯機、テレビなど、相手も自分も持っている共有物が出てきます。

その際に、どちらのを使用し、もう一方の処分方法や使い道を確認しておく必要もあります。

例えばお互いに一人暮らしをしていて、どちらかの家で同棲するとなれば、片方の持ち物は減らさなければなりません。

しかし相手が思い入れあるものだったり、相手の物の方が高価だとすれば、自分の持ち物だけを残すことはできなくなってしまいます。

その際、処分するのか、それとも生活費を作るために売るのか、予め決めておく必要があるでしょう。

どうしても売れないもの、どうしても残しておきたいものがある場合は、共有物として相手も使用できるよう配慮が必要でしょう。

逃げ場を確保しておく

同棲がスタートするにあたって、大抵の場合はワクワクとした期待や希望が多くなっていることでしょう。

ただ、同棲してから相手の本性が見えるというケースも少なくありません。

優しいと思っていた彼が、同棲をスタートさせた途端乱暴になったり、横柄な態度で召使いのように扱われたりと、息苦しさや悩みを感じるようになるかもしれません。

それでいて、自分の家族の家が、自宅から遠いとなれば、いざという時の逃げ場がありません。

同棲することになれば、帰る家は同じとなり、例えケンカや口論があってもその場で生活しなければなりません。

いざという時のためにも、逃げ場をできるだけ近くに確保しておくと安心できるようになります。

同棲スタートする前に彼の本性に気付くことが一番ですが、付き合い初めやなかなか会えない彼の場合は、隠し通している可能性も否定できません。

相談できる人、信頼できる人には、同棲すること、何かあった際には頼りにすることを予め伝えておくようにしましょう。

同棲可能な家か確認

自分の住んでいるアパートやマンションが、同棲不可能な場合もあります。

家の広さ的に一人暮らしの間取りであったり、騒音防止のために一人暮らし専用として貸しているアパートやマンションも少なくありません。

家を借りる際に渡されている契約書や規約を見ることで確認できるはずです。

同棲スタートした途端、近所からクレームが来たり、大家から出ていくように言われてしまったりすることもあります。

そうならないためにも事前に一緒に住める家であるのかを確認しておくことが大事でしょう。

また名義の変更なども確認が必要でしょう。

自分名義のまま生活していくのか、それとも彼名義に変更する必要があるのか、二人で決めておくようにしましょう。

生活スタイルを確認

同棲すれば帰る場所は一緒になります。

仮に彼の仕事が日勤、彼女の仕事が夜勤となった場合、生活スタイルが真逆になるケースとなり、一緒にいることでストレスを感じることもあります。

寝られる時間なのに相手が起きていて生活音で目が覚めてしまう、食事を一緒の時間に取れず二度手間になるなど、生活してからスタイルの違いに気付くケースも少なくありません。

相手の仕事の状況や勤務時間、また休日の生活スタイルを確認しておくことも重要です。

離れている時には気にならないことであっても、生活すればただのストレスに変わってしまうこともあり、離れていた方が交際が上手くいくこともあります。

一緒に住むことでストレスを感じることがないか、お互いの仕事やスタイルを確認しておきましょう。

一人暮らしの家で同棲を始めてみよう

一人暮らしの家で同棲をスタートさせるとなると、特に環境の変化もなく、好きな彼と一緒にいられることになるため、嬉しく感じる女性は多いです。

ただ生活スタイルの違いや、賃貸の場合の規約など、事前に確認しておくべき点は多いものです。

遠慮して言わなかったり、話し合いの場を持たないでいると、後々後悔し、しかも「出てって」とは言えない状況になりかねません。

同棲スタートする前に確認しておくべき点はしっかりと確認し、後から失敗と思うことがないよう注意したいところです。

 

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