夫婦喧嘩した時に仲直りする方法5つ。夫婦関係を良好なものに戻そう

人間生きていれば少なからず誰かとケンカをします。

ただ、他人とケンカをした場合はケンカの収束を図ろうという意志の方が強く働き、理性で客観的に事態を判断します。

しかし、夫となるとなぜか話は別です。

夫の言い分が正しくても、日頃の行いへの不満から全く納得がいかず、つい夫の過去の素行を話に持ちこんで余計夫婦喧嘩を悪化させてしまった、こんな経験はありませんか。

今回は、こじれがちな夫婦喧嘩をしてしまった場合の仲直り方法をご紹介します。

夫婦喧嘩をしたら自分が100%正しくて相手が100%間違っていると言う考え方を改める

夫婦喧嘩でなかなか仲直りができない原因の一つが、お互いが自分の言い分を正しいと思い込んでいることです。

「自分は全く悪くないのになぜ謝らなければならないのだ」とお互いが考えているのです。

しかし、お互い自分が正しいと思っている状態でケンカを続けて、一体いつ仲直りできるのでしょうか。

そもそも、100%間違っていると思えるような言い分を繰り出してくる相手と結婚してしまったのなら、そんな夫を選んだ自分にも否があります。

相手が悪いのだから、自分が折れる必要は全くないという考えは、ケンカをエスカレートさせるだけです。

夫も同じ考えで引かずにいるのだとしたら、似た者同士なのでしょう。

ある意味、結ばれるべくして結ばれたお似合いの夫婦です。

ですがこのままでは決して仲直りなどできません。

時間の経過と共にお互いの機嫌が直り、なあなあになることはあります。

しかし、根本的に解決しておらず不満は溜まったままなので、おそらくまた同じような理由で夫婦喧嘩が繰り返されることでしょう。

それはあまり有意義なことではありません。

ここは、大人になりましょう。

大人になった方が損をすると考えがちなのが夫婦喧嘩のセオリーかもしれませんが、自分の正当性を保ちながらも相手の正当性を認める方法はあります。

「私はあなたの言い分が正しいとは思えないけど、あなたがそれを正しいと考えていることは理解した」このセリフで十分です。

これが言えたなら、次に具体的な解決方法に進むことができます。

あとは感情的にならずに、冷静に話し合うことで、解決への糸口が見つかるでしょう。

夫婦喧嘩の後に、出会ったころの思い出話を振ってみる

そもそも夫のことが好きだから結婚したということを忘れていませんか。

今、目の前にいる夫がいくら憎々しくても、結婚した時は素敵だなと思っていたはずです。

憎々しい男性となぜわざわざ結婚しなければならないのでしょう。

腹立たしい気持ちはわかりますが、一度心を落ち着かせて、結婚式を撮影したビデオや、お付き合いしていた頃の写真などを眺めてみてください。

楽しかった思い出がよみがえってくるのではないでしょうか。

付き合っていた当時は好きだった点がケンカの原因になっていることもあります。

例えば、丁寧に接してくれるところが好きだったが、今は対応が丁寧であるが故に物事がスムーズに進まないことにイライラしてしまっている、などです。

元々夫の美点だと思っていたはずの点がいつの間にかあなたの中で欠点になってしまい、腹を立てているのかもしれません。

確かに、子どもがいたりしたら、用事は時間をかけずに済ませたいものですよね。

夫自身は変わっていなくても、生活環境の変化や家族が増えることで、その行動に対しての印象は大きく違ってしまうものです。

昔を振り返って、当時の気持ちを思い出したところで、改めてケンカの原因を振り返ってみましょう。

案外、あまり大したことのないケンカだったと気付くこともあるかもしれませんよ。

夫婦の役割の「あたりまえ」を見直す

男なんだから、夫が働くのがあたりまえ。

お隣の旦那さんもしているのだから、ゴミ出しは夫がしてあたりまえ。

さらに、他の家庭の夫が料理や洗濯をしていたら、それを過剰に羨ましがる。

夫婦喧嘩の原因として、このようなお互いの「あたりまえ」が原因で衝突することがよくあります。

ですが、お互いが思っているあたりまえは本当にあたりまえなのでしょうか。

もしかしたら、隣のお家の旦那さんは料理や洗濯はしてくれても、あなたの夫より収入が低いかもしれません。

また、料理や洗濯はできるけれど、靴下は脱ぎっぱなしにするようなタイプかもしれません。

隣の芝生は青いのです。

一度、頭を柔らかくしてあたりまえを取っ払ってみませんか。

お互いに何をあたりまえだと思い込んでいたのかを話し合えたなら、考え方を擦り合わせることができるでしょう。

男性と女性のコミュニケーションの違いを理解する

夫に深刻な悩みを相談して、以下のような夫の物言いをきっかけにケンカになったことはありませんか?

そんな問題は小さいことだと否定される。

能力を認めるような無駄なポジティブ発言。

やる気があればなんでもできる的な根拠の無いポジティブ発言。

深刻な悩みを話しているのに、相手がこんな発言をしてきたら腹が立つのも理解できます。

しかし、実はこれらは「男同士の励まし方」です。

妻はどんなに今の自分の状況が大変かということを夫に共感してほしいわけですが、夫から前述のような発言が出てくるとなんだか真剣に話を聞いてもらっていないように感じてしまいます。

ですが、夫から上のようなコメントを貰ったことがきっかけで夫婦喧嘩になったとしたら、夫の気持ちを理解してあげることも必要です。

夫には悪気がないどころか、むしろ良かれと思って励まそうとしています。

男性と女性ではコミュニケーションの取り方も励まし方も違います。

夫の気持ちに気付けたなら「あなたが私を励まそうとしている気持ちを汲んであげられなくてごめんね」と、夫婦喧嘩を終わらせましょう。

そして「これからは私の悩みには、アドバイスはしなくていいので、ただじっくり耳を傾けてほしい」という要望を付け加えておくとよいでしょう。

夫婦喧嘩した後は態度で仲直りしたいことを示す

一度夫婦喧嘩が始まってしまうと意地の張り合いでなかなか言葉で解決を図るのは難しいものです。

そんな時は、さりげなく態度で仲直りしたいことをアピールしてみましょう。

例えば、夕食に夫の好物を出してみたり、お弁当に「いつもお仕事お疲れさま」などと書いたメモを忍ばせてみてはいかがでしょうか。

たまたま似合いそうなネクタイがあったからなどと、さりげないプレゼントをするのも良いでしょう。

そのような態度を見れば、夫は妻が仲直りを望んでいることを察するはずです。

夫だってケンカが長引くことを望んでいるわけではないでしょうから、徐々に態度を軟化させるのではないでしょうか。

お互いが歩み寄れるようになれば、そこからは話し合いでの解決も可能になるでしょう。

夫婦喧嘩するために結婚したのではないことを思い出そう

夫婦喧嘩における仲直りの方法についてご紹介しました。

そもそも当初はお互いが相手を幸せにしたくて、もしくは幸せになりたくて結婚したはずです。

ケンカをするために結婚する人などいません。

それを念頭に置き忘れないようにしたなら、夫婦喧嘩においての仲直りもスムーズにいくのではないでしょうか。

何年経ってもお互いを尊重し合える夫婦関係を築きたいものですね。

 

    「夫婦喧嘩した時に仲直りする方法5つ。夫婦関係を良好なものに戻そう」への感想コメント一覧

  1. 1. 名無しのイケジョさん2018/05/17(木) 00:23

    私はまだ結婚はしていませんが、一緒になったらやっぱり夫婦円満が一番だと思っています。なので、喧嘩をしてもお互いを理解するためにきちんと話をしようと思いました。