イクボスとは。育児に理解がある上司を増やしていこう

最終更新日:2016年6月24日

「イクボス」という言葉を耳にした事はありますか?聞き慣れない人も多いかと思いますが、イクボス宣言など最近メディアでも話題になっているこのキーワード。

今回はそんなイクボスとは何かについてご紹介します。

1.イクボスとは

イクボスとは簡単に言うと、会社の上司や経営者が男性従業員や部下など育児について理解を示して、支援するというものです。

男性が育児休暇を取るのも積極的にサポートするといった素晴らしいものです。

これがあるだけでも、夫婦間も1番大変な時期に共に育児をしながら良好な関係を築いていけますし、会社側のサポートなので気兼ねなく育児を共にしていけるので良いですね。

育児休暇などの期間は会社によって様々ですが、育児休暇を取得する側はやはりある程度、仕事への貢献も必要ですし、礼儀でもあります。

イクボスだからと言って甘えすぎるのも良くはないので、良心的な範囲内でサポートを受けるのがオススメです。


2.時代の流れが生んだもの

男性が育児だなんて、昔からしたら考えにくかった事ですよね?しかし、今の時代男性でも家事や育児ができなければいけない時代になってきました。

逆に女性も外で働くという傾向がみられてきたので、イクボスはそんな時代の流れが生んだといっても過言ではありません。

育児はとても大変です。

女性はそれプラス家の片付けなど家事をこなさなければならず、初心者ママさんにはとても過酷な日々が続きます。

寝不足にもなり、やる事は山ほどあり、それでも夫が帰るまでは1人で育児と両立しなければならなかったのが、男性が育児を手伝う事でどれほど救われるか。

一時期、育児ノイローゼというものも取り上げられていましたが、少しでもそんな悩みを打開するものなのではないでしょうか?育児は1人でなく夫婦で共におこなう事で互いに大変さなどを知る良い機会です。

イクボスは時代の流れで良い方向へ改善できる第一歩となるはずです。


3.現状はどれだけ普及してるのか

このイクボスはどれほど普及しているのでしょうか。

消防隊や自衛隊などイクボス宣言をしていますが、一般企業ではまだまだ普及には至っていないのが現状です。

応援や支援したくともそれができない企業もあれば、男性が育児?という昔ながらの考えなど色々賛否両論があります。

今時の時代の流れに沿っている企業は始めてるところもありますが、だいたいの企業がイクボスになるというのはまだまだ遠い将来かもしれません。

仕事は育児休暇で休ませるけど給料は普通に支払い、でも仕事は実質他の誰かがフォローしなければならない現実なので、なかなか難しい問題でもあるでしょう。


4.イクボスのメリット

イクボスのメリットは、育児を共にする事で互いの苦労を知る事もできるので夫婦も円満になるそうです。

そして、育児休暇取得ですので、給料も出勤した基本給は支払いがあります。

但し、あまりに長い期間は支援も難しいところです。

仕事にそれだけ穴をあけていますし、経営者や上司も理解を示してはいますが、早めに復帰して欲しい気持ちもあります。

できれば会社がイクボスであっても、たまには無償で仕事の状況や連絡、少し手伝うなどすると、会社側も自分にしても快い関係が成り立ちますので、そういう気持ちもこちらは心得として持っておくのも必要です。


5.イクボスへのすすめ

若い年齢層が多い企業であれば、イクボスへの転換は見込みがあります。

上司や経営者が若ければ取り入れやすいですね。

人は同じ立場にならないとなかなか理解はできないものです。

特に経営者や上司は数字が全てという人もたくさんいます。

しかし、年配経営者などでも理解してくれる人もいます。

自分の娘や息子の子育てをみて実感する人も多いと聞きます。

育児休暇は男性にとってとても言いづらいものですが、誰か1人が始める事で、周りの状況も変わります。

今のこういう時代だからこそ、子供の事だからこそ、真剣に責め立てる人も少ないでしょう。

イクボスは企業が自ら気付いて宣言するか、誰かが必要とする事によって取り入れを検討し宣言するかなので、同世代、同じような子育て世代の人と共に協力していくのも良いのではないでしょうか?

イクボスについて知ろう

イクボスは男性が育児をする事に経営者や上司が理解を示して支援するシステムです。

奥さんにとってはとても有難い事であり、今まで手伝いたいのにできなかった男性からしても嬉しい事です。

まだ普及率は低いですが、時代の流れでこれからどんどん取り入れていく企業も増えていくでしょう。

現状、イクボス宣言をされていない会社に勤務されている人は、少しでも育児休暇として数日でも誰かが取得を希望したりする事でも多少変化はみられるので、育児に関心を持ち積極的に参加しましょう。

共に育児をしていくのは夫婦円満にも繋がり、子育てにとても良い事です。

そしてイクボスとして理解を示して支援してくれている経営者などにも感謝の気持ちも忘れない事です。