いとこの子どもへの上手な接し方

「いとこに子ども」ができたとき、どうやって名前を呼べばよいのかわからずとまどってしまいますよね。

また、これから新たに「いとこに子ども」が生まれる予定で、どう名前を呼べばよいか悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。

「いとこの子ども」の名前をしっかり呼んで、親戚付き合いを円滑に進めてくいく方法をご紹介します。

いとことの関係性が近い場合の呼び方

「いとこ」と家が近所でよく会う機会がある、もしくは「いとこ」と小さいころから仲が良く遊んだ経験がある場合などは、そこまで気を使わなくても大丈夫です。

兄弟姉妹とは違っても、家族の一員のように接してきた相手であれば「~くん、~ちゃん」ではなく「○○」と名前で呼んでもよいでしょう。

その方が親戚同士より仲が良いことの表れだと感じ、うまくいくパターンもあります。

しかし仲が良いと思っていても、突然名前で呼ぶのは少し抵抗がある場合は「~くん、~ちゃん」が無難です。

また相手が自分の子供に対してどう呼んでいるか確認してみたり、仲のよい「いとこ」ならストレートに「なんて呼んだらいいかな?」と聞いてみるのもよいでしょう。

また、親しい親戚関係では子供をニックネームで呼ぶことができます。

ニックネームで呼ぶと、より親しい間柄であるとわかりやすく、お互いの距離感をより近づけることができます。

名前だけで子供を呼ぶと親のような存在、もしくは少し威厳のある親戚になってしまうかもしれませんが、もっとも親密であり、良いことをほめ、悪いことは叱って一緒に子供を育てようという気持ちが表れます。

ニックネームだと「いとこの子供」からも「接しやすく遊んでくれそうな、おじさん、おばさんというイメージ」が持たれます。

どのような親戚関係でいたいのか、どのような立場でいたいか考えて呼び方を決めていきましょう。

ただしニックネームで呼ぶ場合、いくら仲が良いからと言っても、相手の名前を面白おかしく呼ぶような事は絶対にいけません。

愛情込めてつけた名前を、おかしな呼び方で呼ばれると、せっかく今まで培ってきた親戚関係も、あっという間に崩れてしまいます。

「親しい中にも礼儀あり」ということを、しっかり覚えておけば、呼びやすい言い方で名前を呼んで問題ないでしょう。

男の子例.健一郎くん、けんいちろう、けんちゃん、けんくん女の子例.美雪ちゃん、みゆき、みーちゃん、みっちゃん

いとことの関係性が遠い場合の呼び方

盆や正月しか会わない、もしくは年に1度も会わない「いとこ」に子供が生まれた場合は、まずは「~くん、~ちゃん」と呼びましょう。

「~くん、~ちゃん」と呼ばれて嫌な気持ちになる人はまずいません。

会って話す機会がある場合には「いとこ」が自分の子供にどう接しているのか観察してみてください。

自分の子供に対して「~くん、~ちゃん」と呼んでいる場合、名前の呼び捨ては絶対にしてはいけません。

親でさえ名前で呼んでいないのに、名前を呼び捨てされたら良い気持ちにはなれません。

なんて失礼な親戚だろうと思われてしまいます。

ニックネームで呼ぶ場合も、相手との距離感を確かめ、より可愛らしくを心がけて使ってください。

あまりあわない「いとこの子」に対しては「~くん、~ちゃん」が最もよいでしょう。

いとこの子供の接し方

いとことの関係性で名前の呼び方が変わります。

「~くん、~ちゃん」で呼ぶ場合は、接し方には気をつけて普通よりやや丁寧な接し方をしてください。

子供の接し方は、いとこである親との接し方に関係してくるからです。

ニックネームで呼ぶ場合は、近しい話し方、仲が良い話し方で接したほうが、いとこも、いとこの子供も喜びます。

■例1「けんいちろう君、はじめまして。これからもよろしくね。今日は一緒に遊ぼうね」と、落ちついて丁寧に話をする。
■例2「けんちゃん、はじめまして。これからもよろしくね~。今から一緒におばさんとあぞぼーね」と、やや崩した子供っぽい話し方で接する。
■例3「健一郎、今から遊ぼう」と、自分の子供に接するように話かける。

言い方は自分の子供と同じでも、顔は笑顔で接しましょう。

呼びかけ方一つでその後に続く話し方がガラリと変わります。

話し方と接し方は関係してくるので、いとこの子供の呼び方を決めれば、その後の関わり方が自然とついてきます。

「いとこ」と、自分との今までの関係性や距離感、親しさがどのくらいだったのか、また今後どのような関係性になってくるか、求めているか考えたうえで子供の呼び方を変えていきましょう。

兄弟姉妹であっても子供のことで良い関係にヒビが入ってしまったり、修復不可能になってしまい疎遠になってしまうことがあります。

子供の呼び方ひとつで?と思われる方もいるかもしれませんが、呼び方とは相手への敬意であったり、関係性を示すうえで大事なものです。

かわいい我が子の呼び方なら尚更、気にかかるものです。

いとこの子どもへの接し方をシミュレーションしておこう

「いとこ」との関係性をまず考え「いとこの子供」の呼び方や接し方をしっかりと決めておけば、あなたの今後の親戚付き合いは順調にすすみます。

「いとこの名前」をしっかり呼んで、よりよい親戚付き合いを築き、素敵な生活を送りましょう。

 

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