「好きな言葉は?」への上手な返し方。座右の銘からギャグまで

最終更新日:2015年11月3日

「好きな言葉は?」といきなり聞かれると、普段から特に意識していない場合、返事に困ってしまうことがあります。

就職や入学試験の面接などでも聞かれることがありますが、上手に返事をするにはどうしたらいいのでしょうか。

1.返す相手や雰囲気を考える

好きな言葉の内容にもよりますが、あまりに難し過ぎる・難解すぎる格言や詩などは、飲み会や友達同士の何気ない会話では「知識のひけらかし」と受け止められて場が白けてしまう場合もあります。

誰にでもすぐに理解できるような言葉なら問題はありませんが、あまりに難解な言葉は、簡略化した言い方でも答えられるよう、相手への配慮も大事です。

せっかくの自分の座右の銘が嫌味に聞こえないよう、言い方を工夫してみましょう。


2.聞かれた相手も好きになってもらえそうな言葉にする

特別に相手への体裁ばかり意識して答える必要はありませんが、相手の胸を打つ言葉は結果的には自分にとっても素晴らしい座右の銘になったりするものです。

偉人の格言などの中には、言葉としては平易なものでも、読んだだけで目からうろこが落ちるような素晴らしい言葉があるものです。

自分自身の心の支えになるというだけではなく、聞いてきた相手にその言葉をシェアして、一緒に感動できるようなものが良いでしょう。

自分の印象が良くなるだけではなく、たまたま相手が落ち込んだり悩んだりしていた時に、自分の言葉が相手を救うきっかけになることもあります。


3.楽しい場なら、ウケ狙いの言葉もあり

真剣な質問というより、飲み会などのお酒の席で場を盛り上げたり、面白い人だと思われたい時は、元の格言や言葉を駄洒落やギャグにして一発ギャグにしてしまうのもありです。

今、小学生や中学生の「テストの珍解答」による四字熟語などの事例が、書籍やインターネット上で紹介されているので、そういう物をチェックすると思いのほか面白いものが見つかります。

中には自分の好きな格言などが勘違い回答されて面白おかしくなっている例もありますので、そういうものをわざとネタとして覚えておくのもいいでしょう。

言った後で、元の格言が好きなんですよと仲良くなりたい人にはふと真面目な側面も見せておくと、真面目なばかりでなくユーモアもある人なのだと好印象を与えられるかもしれません。


4.ひねくれたものより前向きなものを選ぶ

言葉の中には、日ごろの心構えをやや皮肉ったような表現で表しているものや、表現がストレートでないものもあります。

例えば、結婚は人生の墓場、といったようなものがそうですが、このような風刺的戒めより、同じ戒めでも前向きで表現がストレートなものの方が、他人から見ても好印象であり、自分自身気持ちをネガティブにせずに済みます。

普段の話し方などにも応用できますが、例えば食事をしていて「おいしい」と素直に褒めるところを「まずくはない」と表現するのでは、同じ口に合う食事でも相手への印象は全く違うものです。

同じ前向きな表現をするなら、素直な表現の言葉の方が、すっと胸に入ります。


5.一見妥協したような言葉でも、緩さが良いものもある

格言や言葉、詩の中には、一見だらしがなさそうな、厳しさや堅苦しさが全くないものもあります。

詩人であり書道家のあいだみつを氏の「人間だもの」などはあまりに有名です。

しかし偉人の格言の中には「果報は寝て待て」のような意味合いを、寝てれば大抵の事はどうにかなる、というような言い方をする偉人も多いです。

ストレス社会の昨今、ちょっとくらい図太く、いい加減な方が世渡りがうまくできるということを、ラフな言葉で表現している言葉もありますが、かえってそういう言葉が自分の支えになったり、周囲にシェアしてあげたくなるようなものが多いです。

自分の経験からそういう格言を作ることもできるかもしれません。


6.可能ならあまり長すぎない言葉だとインパクト大

少数派ではあろうと思いますが、漢詩などをまるごと暗記してそらんじたり、古典の一説を長々と抜粋するなどはいくらその部分が素晴らしい言葉でも、聞く方はうんざりしてしまうかもしれません。

できれば自分の中で気に入ってはいても、人に話す時はその言葉の意味を簡略化する、そこそこ説明が平易なもの、言葉の説明そのものよりその言葉が好きな自分の人間性に話の時間を割けるようにした方が好印象です。

好きな言葉は?の返答を上手にしよう

本当に好きな言葉というのは、落ち込んだ時などにすっと心に浮かぶような、自分の心の支えとして常に拠り所にできるものです。

あまり人の目を気にした受け答えを意識しなくても、日頃口にする些細な感謝やあいさつ、言われてうれしかった言葉の中にヒントがあるかもしれません。

自分も、質問してきたお相手も、幸せになれるような言葉を一つ心にしまっておくとよいですね。