自分から人に話をするのが苦手な人はどこにでもいますよね。
誰でも話をするのが得意だと思って話はしませんが、用事があれば普通に話をすることができるものです。
そこで自分から話しかけられない人の心理についてご紹介します。
相手の反応が怖い
自分から話しかけられない人の心理としては、相手の反応を過度に意識してしまうからかもしれません。
相手に話をする時にもしも相手の機嫌が悪ければ、そっけない態度をとられてしまいますよね。
また自分がもしも相手から好かれていなければ、同じようにそっけない態度をとられる可能性もあります。
普通に話しかけたのに相手が嫌そうな態度をとったり、そっけない態度をとれば話しかけなければ良かったと思いますよね。
また相手が忙しい時に声を掛けてしまったら、なんで今話しかけてくるんだと嫌がられるかもしれません。
自分が話しかけた時に明らかにムッとしたり「なに?」とそっけない態度をとられれば、自分も嫌な思いをするので話しかけたことを後悔してしまいます。
自分から話しかけた時に相手の反応が怖いので、なるべく自分からは話しかけないようにします。
何を話していいか分からない
自分から話しかけた時に話が苦手な人は、どんな話をすればいいか分からないので話しかけるのが怖いと思ってしまいます。
相手に聞きたいことがあれば話をしますが、ただ聞きたいことだけを聞く以外にも話をしますよね。
話をすればいつの間にか話題が膨らんでいくので、いろいろな話をすることもあります。
自分から話しかけているので、聞きたいこと以外に何を話せばいいか分からないので、なるべく話しかけたくないという心理が働きます。
できれば機械のように最低限の聞きたいことだけを聞いて終わればいいのですが、相手は人間なのでそうはいきません。
話をすることに苦手意識を持っていて、何を話していいか分からないという思いから、自分からだんだんと話しかけるのをしなくなっていくのです。
コミュニケーションがうまくとれるか不安
人との会話は言葉のキャッチボールだと言われることもありますが、自分が話せば相手も話をすることの繰り返しによって会話が成立します。
コミュニケーションは仕事やプライベートでも人と接する時には大切なことです。
そのコミュニケーションをとるのが苦手だという人は、言葉のキャッチボールがうまくできないので苦手意識を持っているのです。
コミュニケーションは相手とその場で臨機応変に対応しなければならないので、話をする内容や返事は即座に考えて話さなければなりません。
そのため相手との呼吸が大切ですが、苦手意識を持っている人は自分から何を話せばいいのか分からないですし、とっさの質問に対して適切な答えを言えないという不安しかありません。
自分から話しかけなければ人とコミュニケーションをとることもないので、できれば人と関わらないで生活したいと願っているのです。
相手から質問されたらどうしようか不安
会話をしていてば相手から質問されることも多いですよね。
その場で質問に対して即座に答えるからこそ、相手との会話もスムーズに進めることができます。
自分から話しかけた時にも会話が続けば、自分が質問したり相手から質問されたりを繰り返していきます。
その場のとっさの思考力と臨機応変さが会話には必要ですが、質問されたことに対してすぐに答えられないという苦手意識があります。
自分から話しかけたのに、相手から質問された途端に無視をする訳にはいきませんよね。
会話に苦手意識を持っている人はとっさに考えることが苦手な人が多く、何を話せばいいのかすぐに考えられないことが多いです。
常に会話をしている時に相手から質問されたらどうしようという不安が募っているので、できるだけ会話をさけるために自分からは話しかけないようにしています。
起承転結をうまく使って話せない
話の内容には起承転結が必要ですが、会話をするのが苦手な人はこの起承転結をうまく使って話ができないので、相手に伝えたいことがしっかり伝えられないという不安があります。
自分が伝えたいことを相手に伝える時に、起承転結をうまく使って話せば、相手に伝えたいことを分かりやすく伝えることができます。
しかし起承転結のどこかが抜けてしまうと、相手もよく理解できないので、何度も質問されたりよく理解してもらえないことも多いです。
自分が伝えたいことをうまく伝えられないと、もどかしい気持ちになりますよね。
そもそも会話が苦手な人は相手に自分が伝えたいことをうまく伝えられないという苦手意識があるので、初めから諦めてしまう傾向があります。
どうせ相手に伝わらないという心理が働くことによって、自分から話かけられなくなってしまいます。
自分から話しかけられない人の心理を知ろう
自分から話しかけた時に相手の反応は気になりますよね。
話をしていれば相手の反応やしぐさによって、自分の話に興味があるのかどうかも分かります。
相手の反応を過度に意識してしまうと、ちょっとでも嫌そうだと思ってしまえば急に話をするのが怖く感じてしまいます。
自分から話しかけた時には、相手の態度や反応を気にすることなく伝えたいという気持ちだけを意識すれば、自分から話しかけることもできるようになるはずです。
「自分から話しかけられない人の心理とは」への感想コメント一覧
まさに自分のことのようでうなずきながら読んでいました。確かに相手の反応が怖くて、何をどう話していいのか分からず人と話すことを極力避けようとしてしまいます。人に興味を持ってまずは伝えることが大切ですね。
まさに自分自身のことを言われていうようでハッとしました。質問されたらどうしようかなんてまさにその通りで毎回探り探り会話のつなぎを探しているような気がします。人と関わらないで生活することなど不可能なので伝えたいという気持ちをこれからはもっと意識してみようと思います。
反応が怖いとか、会話が続くか不安とか、思い当たります。「相手はどうでもよく、自分はこれを伝えたい」という態度は、極端ですが意識しておきたいですね。
よく話す人は起承転結が上手いので、その人から少しでも何か真似できるものはないかと思うのですが、いざ自分が話すとなると頭の中が真っ白になり何も活かせません。私以外にも同じように悩んでいる方がいると知れただけでも安心しました。
よく分かります。臨機応変にするのが苦手なので、話しかけるまでに、自分の中でまとまらないと、思い切って切り出せないままのことがあります。緊張して早口になってしまったりもします。慣れもあるでしょうから、まずは話しかけやすい人にトライして、徐々に広げていけたらなと思います。