女性のキャリアアップを阻むものとは

最終更新日:2017年4月8日

女性が社会進出をするようになってきましたが、まだまだ女性がキャリアアップできる環境が整っているとは言えません。

男性が管理職を独占している会社も多く、女性がなかなかキャリアアップできない会社も多くあります。

そこで女性のキャリアアップを阻害する要因についてご紹介します。

1.仕事と子育ての支援制度の少なさ

女性が社会で活躍する時に必ず問題となるのが、仕事と子育ての両立をどうするかです。

独身女性ならば問題ないと思われがちですが、女性はいつ結婚をして子供ができるか分かりません。

しかも働き盛りの頃に育児によって数年間は会社を離れなければならないので、会社としてもキャリアアップさせにくいという現実があります。

社会や会社がしっかりと子育て支援をしていれば、女性もキャリアアップを目指すことはできます。

ただ現実的に数年間会社を離れる人をキャリアアップさせるのには、抵抗がある人が多いということです。

子育て支援や育児休暇の制度が確立されていない会社が多いので、女性のキャリアアップを阻害する要因となってしまいます。

2.具体的な将来性が見えない

女性のキャリアアップを阻害する要因として、具体的にはどのような最終目標があるのかが示されていないことがあります。

男性が頑張って仕事をすれば出世をし、役員になるためにキャリアップができると思って頑張ることができます。

しかし女性がいくら頑張ってもどこまでキャリアアップできるか分からなければ、目標がない分頑張ることができません。

女性でも役職になりたいと思う人もいるかもしれないのに、実際にはどんなに頑張っても女性だからという理由で役員になれないということも考えられます。

会社では前例がないことに対しては後手を踏むことが多いので、積極的に女性をキャリアアップさせようとしない会社も多いのです。

一度キャリアアップさせてしまうと、降格させることができないので、二の足を踏んでしまいます。

女性にとっては具体的な将来性が見えないことも、キャリアアップを阻害する要因のひとつとなります。

3.日本の会社の働き方

日本の会社は世界でも働き過ぎだと言われていますが、日本の働き方も女性のキャリアアップを阻害する要因のひとつです。

たくさん仕事をして成果が上がれば、キャリアアップできるかもしれませんよね。

しかし出世している人すべてが仕事ができたから、キャリアアップしてきたとは限りません。

長年働いているからという理由で出世したり、毎日長く残業しているから仕事をしていると思われて評価をされた人もいるでしょう。

女性は身を削ってまで仕事をすることは難しいので、男性の今の働き方をするのは難しい部分が多いです。

日本の会社の働き方や評価の仕方が、客観的な評価の仕方ではないので、女性にとってはキャリアアップを目指す時には不利になることが多いのです。

4.仕事への取り組み方の社会認識

仕事の取り組み方としては、たくさん残業をすれば評価をされたり、早く帰る人は仕事にやる気がないとみなされる評価をする会社もあります。

仕事ができなくて残業する人と、有能だから仕事が早く終わる人との評価が、実態とは異なっていることが多いのです。

女性のキャリアアップを阻害する要因としては、仕事の取り組み姿勢によってもキャリアアップが難しくなることも多いのです。

女性はガムシャラに頑張って仕事をするよりも、きめ細やかな仕事をする方が得意な場合が多いです。

みんなと楽しく仕事ができれば申し分ありませんが、男性は職場では戦場のように怖い顔をして仕事に集中している人が、仕事ができる人だと思われることも多いです。

そのため女性の働き方や仕事への取り組む姿勢が、仕事を舐めているという評価を下す会社もあることが、キャリアアップを阻害する要因となります。

5.男性中心の会社の制度

体育会系の会社は今でも多く存在し、厳しい上下関係の下で仕事をしています。

男性は上下関係に厳しく、上司に逆らったら会社に居られなくなるという不安を抱えながら仕事をしています。

そのため早く出世したいという意欲もあり、キャリアップを目指したいと思う人も多いです。

女性は縦よりも横の繋がりを大切にするので、上下関係はあまり気にしません。

例え上司でもはっきりを物を言うこともできますし、年下や部下との関係も良好なことが多いです。

男性からすると上下関係のない女性の働き方は、会社には不向きだと思っている人も多いでしょう。

そのため女性をキャリアップさせてしまうと、会社の上下関係が崩れてしまうことを懸念している人も多くなります。

女性のキャリアアップを阻害する要因としては、男性中心の会社の制度が、女性のキャリアップによって壊されることを恐れているのです。

女性のキャリアアップはまだまだ難しい

女性が社会進出をして何年も経ちますが、まだまだ女性の地位は低いままです。

女性のキャリアップを阻害する要因はたくさんあり、まだまだ問題が山積みと言えるでしょう。

女性のキャリアアップについては社会全体がまだまだ意識が低いので、早く女性のキャリアップを阻害している要因を対策してもらいたいものです。