働く女子が毎日お世話になる通勤バッグ。
仕事をする上でのパートナーともなるもので、とても重要なアイテムです。
機能性だけではなく、外見の清潔感やセンスも欲しいところです。
通勤バッグをひとつ選ぶとしたらどういうポイントで選べばよいかご紹介します。
仕事に合った大きさ
営業や、社外での打ちあわせやプレゼンが多いお仕事女子にとってはA4サイズの書類が入る大きさがマストです。
よくショップで「このバッグはA4サイズが入りますよ」とA4のシートを出し入れして見せてくれることもありますが、実際の書類は、ファイルに入っていてもっと分厚かったり、ファイルの分、A4よりも一回り大きかったりするもの。
必ずA4の書類が「余裕で」入る大きさを選びましょう。
取引先や顧客の前でスマートに書類を出し入れできないとみっともないですからね。
逆に内勤のOLさんの場合、すこしコンパクトなものでOKです。
お弁当を持参する人はマチのあるバッグを選ぶといいでしょう。
ハンカチや、財布だけでパンパンになるような小さなサイズのバッグはONスタイルとしては少々非常識。
ビジネスの場ですから、どんなことがあるか分かりません。
少し余裕があるサイズの方が好ましいと言えます。
質や素材、丈夫さが大切
流行の色や形だからと言って、ワンシーズンで壊れてしまうような安物や、ビジネスの場に適さないようなキャンバス地やビニール素材、かごバッグなどは絶対NGです。
カジュアルすぎる素材は社会人としての常識を疑われますし、安くて縫製の悪いものは社会人としての品性や格を下げてしまいます。
特に外勤女子はPCを持ち歩いたり、書類を持ったりするので通勤バッグは丈夫でないとすぐに壊れてしまうため、ノーブランドでも縫製の丁寧なレザーバックなどがオススメです。
内勤女子にとっても、毎日満員電車で持ち歩くわけですから丈夫であればあるほど助かるはずです。
レザーがどうしても重くて苦手という人は、ナイロンバッグがいいでしょう。
ナイロンバッグと言っても、落ち着いた色で、持ち手などのパーツパーツにレザーが使われているものでしたら、それほどカジュアルにならずビジネスの場でも十分通用するでしょう。
自立するタイプのもの
ビジネスの場では、お客様先で床にバッグを置く機会も多いものです。
さっと椅子に座り、手早くバッグを床に置いて、必要な書類をさっと手際よく取り出すためには、通勤バッグは自立するタイプのほうがいいので、外勤女子にはオススメです。
自立するバッグであれば椅子の背と自分の背中の間に置いても、ずれてくる心配もありません。
底びょうがついているタイプを選べば、床置きやトイレでの化粧直しで洗面台に置くときも気になりません。
仕事の時は、とにかく相手に合わせることが必要になってくるので、「こんなところにバッグ置きたくないわ」「お化粧直ししたいのに、バッグを置くところがないわ」と戸惑っている暇はないのです。
また自立するタイプは、マチがしっかりとしているので、型くずれもしづらくキレイなフォルムを保てます。
小分けできる収納ポケットが豊富なもの
通勤時間というのはバス停も駅も駐輪場もどこも混みあっているものですよね。
混雑で身動きもとりにくい中、「ICカードはどこ?」「音楽プレイヤーは?」「自転車の鍵がない」と焦ってバッグをひっくり返す時ほどイライラするものはありません。
そんな時のために、出来れば外側にチャック付ポケットがあるタイプの通勤バッグを選ぶといいでしょう。
すぐに取り出したいものを、そこに入れておけばスマートに出し入れできます。
また、バッグの内側にチャックでしまるポケットがついていればなお良しです。
ここにはプライベートの貴重品や、印鑑、家族の写真など、仕事先でうっかり落としたくないものを入れておきましょう。
他にもICレコーダーや、ペンなどが差し込んでおけるような差込ポケットが多くついているバッグも沢山あります。
外勤女子、内勤女子ともに中身がごちゃごちゃのバッグでは社会人としても恥ずかしいですから、整理整頓しやすい収納は通勤バッグ選びの重要なチェックポイントとなります。
どんな装いにも合う色
通勤バッグというのは、特に外勤女子にとってはプライベートとは別の「THEお仕事バッグ」なわけですから、そんなに沢山の種類を買うのも勿体ないと思う人も多いでしょう。
そこで、通勤バッグは、どんな色味にもどんな季節にも合わせやすい色のものをチョイスしてみるのはいかがでしょう。
定番の黒であれば、紺や黒、グレーのスーツにも合いますが、明るいカラーのスーツやワンピースにはちょっと重いかもしれません。
そこでベージュ系やクリーム色をオススメします。
この色でしたら、ダーク系のスーツにも、明るい色のスーツにも浮くことはなく、女性らしさを演出できます。
また、暗い色が多いコートの時期も、通勤バッグでアクセントをつけることも出来ますし、プライベートの着こなしにも合わせやすい色味です。
通勤バッグは慎重に選ぼう
通勤バッグというのは実は一年を通して一番ヘビロテされるアイテムなので、吟味して自分の職種や通勤経路、体型などを考慮しながら、もっとも気にいったものを選んで大切につかいたいものですね。
社会人としてのセンスやポリシーも、通勤バッグの選び方に浮き出るものです。
是非しっかりとしたものを選んであなた自身の社会人としての品格をUPさせてください。
「女性の通勤バッグの選び方」への感想コメント一覧
自立するタイプ、めちゃくちゃ重要ですよね。意外と探しても見つからなくて苦労した思い出があります。自立するタイプにこだわると、就活生みたいな地味なものしかないんですよね…。