「ストレスやフラストレーションが溜りに溜まって、精神的にしんどい」とか、「とにかく忙しすぎて、心身ともにもう限界」などと感じることが、人生にはままあるものです。
そんなとき、どうしたら踏ん張ることができるのか、オススメの方法をご紹介します。
今日1日だけがんばる
精神的に、あるいは肉体的に「しんどい」と感じた場合、その原因が病気であれば、休んで体を治す必要があります。
けれど、そうでない場合は、休まず、自分の力で踏ん張らなくてはなりません。
しかし、ただ「がんばろう」と思っても、なかなかうまいきません。
そこでオススメしたいのが、「がんばる目標時間」を設定する方法。
例えば仕事で忙しく、しんどいと感じている場合は、「次の休日まで5日間がんばろう」というように、とりあえずのゴールを設定するのです。
もっとも有効なのが「今日1日だけがんばる」という意識を持つこと。
どんなにしんどくても、「今日1日だけ」と考えれば、なんとか踏ん張れるはず。
もし、あまりにしんんどくて、「今日1日でも、今の自分にとっては長すぎる」と感じるなら、目標設定をさらに細かく分けるやり方もあります。
例えば、1日を「午前中」「午後」「夜」というように分けて、「昼までがんばろう」「夕方までがんばろう」というように意識すれば、目標をクリアしやすいでしょう。
それを積み重ねることによって、着実に前進していけるのです。
明るい未来予想図を描いてみる
「しんどいけれど、放り出すわけにはいかない」という状況に置かれると、多くの人は閉塞感を抱くものです。
それはいわば「出口の見えないトンネル」の中にいるような息苦しさです。
いつまでもその状況に居続ければ、いつか破綻を招くことになりかねません。
そこで、オススメしたいのが、「トンネルの出口の先の景色」を想像すること。
「がんばって、この苦しい状況を持ちこたえ、打破することができれば、その先にはこんな明るい未来が待っている」ということを、頭の中に思い描いてみましょう。
コツは、できるだけ具体的に、リアルに想像すること。
前項は細かい時間目標を設定して、それを1つずるクリアしていく方法でしたが、こちらは「明るい未来予想図」を目標に、モチベーションを高める方法です。
人間、出口の見えないトンネル内で頑張り続けることができません。
トンネルには必ず出口があるのですから、その先の世界をイメージして、前に進んでいきましょう。
この意識を持てれば、必ず踏ん張れるはずです。
がんばった自分へのごほうびに、プチぜいたくをする
がんばるためのモチベーションアップに効果があるのが、「ごほうび」です。
例えば、「今週1週間、次の休日までがんばろう」という目標設定をしたとします。
その場合、週末が来たら、何かほしいものを買うとか、ちょっとぜいたくな食事をするとか、「うれしい、楽しい」と感じられるごほうびを用意しましょう。
「がんばれば、その先にうれしいごほうびが待っている」と考えることで、踏ん張ることができるに違いありません。
「今日1日だけがんばろう」という目標であれば、「夕食のデザートに好きなスイーツを食べる」というごほうびにすればいいのです。
大げさなものである必要はありません。
「プチぜいたく」でも、モチベーションアップの効果はあるのです。
休みを取って旅をする
特に精神的にしんどいと感じた時は、その「しんどい日常」から距離を置くのが、効果的な対処法です。
物理的な距離を置くのがポイント。
そのためにもっとも有効なのが旅行です。
できれば休暇を取って、旅をしましょう。
もし、連休が取れないというのであれば、日帰りでも構いません。
「その1日の休みすら、なかなか取れない」という状況なら、半日でもいいでしょう。
とにかく、与えられた自由時間内で可能な限り、「今いる場所」から遠く離れるのです。
人間、物理的な距離を置くと、自然に現実から離れることができます。
それが、精神的なリフレッシュにつながり、あらためて「がんばろう」という意欲が生まれてくるのです。
なお、一人旅でもいいですが、一人だとどうしても余計なことを考えてしまいがちですから、気の置けない友人や家族、パートナーといっしょに行くことをオススメします。
親しい人にしんどさを打ち明ける
しんどさを自分一人で抱え込んだままでいると、いつか持ちこたえられなくなってしまうでしょう。
そこでオススメしたいのが、しんどさを人に聞いてもらうという方法。
親しい友人でも家族でもかまいません。
仕事でしんどいなら、同僚などでもいいでしょう。
とにかく、胸の内に溜め込んだままにしておかないで、「いま、自分は、こんなにしんどい状況にある」ということを打ち明けましょう。
愚痴のようになってもかまいません。
相手から適切なアドバイスがもらえなくてもいいのです。
ただ、話を聞いてもらうだけで、精神的に身軽になれるはず。
身軽になれれば、踏ん張ることができるようになるのです。
しんどい時は様々な方法で踏ん張ろう
しんどくて耐えられないと感じたときの対処法をご紹介しました。
ただ「がんばろう」「踏ん張ろう」と思っても、なかなかそれを持続することはできません。
上記の方法の中から、できそうなものを実践してみてください。
なお、5つの中の1つを選ぶより、できそうなことはすべて試してみるほうが、効果が上がるはずです。
「しんどい時でも踏ん張る方法とは?今日1日だけがんばろう」への感想コメント一覧
本当に「しんどい」時ってありますよね。そういう状況になればなるほど抜け出せないのですが、このような対処方法を頭の片隅に覚えておいて、そんな時に思い出して、なんとか乗り越えたいです。
しんどい時は、思い切って仕事を休んで自分の好きなことを一日すると、リフレッシュできてまた頑張ろうと思えます。しんどい時はムリをしないのがいいと思います。