情緒不安定な時に出る症状とは。不安感や緊張感から髪を抜いたり爪噛んだりなど

最終更新日:2016年5月1日

精神的に落ち込むことが多かったり、妙にテンションが高かったりと、情緒不安定な状況に追い込まれていることに、自身が気付いていないケースがあります。

情緒不安定の時に見られる症状を知っておき、自身の置かれている立場と照らし合わせてみると良いでしょう。

1.急な不安感や緊張感

何に対してなのか分からない原因不明の不安感、緊張感を感じることが多くなってきている場合には、情緒不安定な状態にあると言えます。

人は誰でも何か出来事やイベントなどがあればそれに対しての不安・緊張を少なからず感じるものですが、今後何がある訳でもなく、急に訪れるこうした不安感と緊張感は、自律神経が乱れている可能性があります。

こうした症状が出始めると、緊張状態が続くことで肩こりが酷くなったり、お腹を下してしまったりという身体的な症状が出るのも特徴です。

これらの症状を放置したままにしてしまうと、やがて不安障害といった精神疾患に陥ったり、うつ病に至ってしまうこともあります。

もし何も原因が見当たらないのに、急に不安感や緊張感に襲われるという人は、情緒が不安定な状態だと認識し、一度精神科医に相談してみるのも良いでしょう。


2.些細な事で涙が出てしまう

情緒不安定になってしまうと自分自身をコントロールすることが上手くできなくなってしまいます。

そのため、何か少し気になることを言われたり、些細な出来事がきっかけで泣いてしまうということが多くなります。

普段の自分であれば笑って流せることでも、全て真に受けてしまったり、傷つきやすい状態になっていて、つい涙が出てしまうのです。

自身でもなかなかコントロール出来ない為に、どうして自分は泣き虫なんだろうと悩んでしまうことも。

心の中に引っかかるものがある、あるいはもう心の病にかかっている証拠でもあるかもしれません。

長年のストレスが悪化してしまった場合や、自分の中の不安材料が消化されないまま日々送ってきたことが原因となっていることもあります。

一度ゆっくり体を休めて、精神的にリラックスできるよう、休暇を取ることも必要でしょう。


3.自己否定が強くなってしまっている

自分は何をやってもダメな人間である、自分は他の人より劣っている、自分は周りに見下されているというマイナス思考になっている場合、情緒不安定と言えます。

何対しても自分を否定することしかできなくなった、自信がなくなってしまったというのは、精神状態が疲れている証拠。

酷くなってくると、生きている価値がないと思い込んでしまったり、自分を必要としてくれる人は誰も存在しないという被害妄想が増えてきてしまいます。

一度こういった症状になってしまうと、なかなか前を向くことが出来にくく、自分自身では解決できない状態になってしまいます。

第三者を通して自分に自信をつけてもらうこと、また自分が自信持てるものをさらに伸ばすことで、自分を高めていく必要があります。

自己否定が強くなってしまうことで、物事に対する意欲や好奇心が薄れてしまうこともあり、何をする気も起きない、やる気が出ないといった症状になっていくのです。

こうなってしまうと仕事においても遊びにおいても、集中出来ない状態が続き、人生が楽しくないと感じてしまうようになります。

あまり自分を責めすぎず、マイナス点はプラスに変えるよう前向きに捉えるよう行動するのも、改善するためには必要でしょう。


4.爪を噛んだり髪を抜いたりする

これは自身で意識していないのにしてしまう自傷行為です。

ストレスを大きく感じていて、それを発散するために脳が勝手に指令を出している状態。

つまり、自身では情緒不安定ということに気付いていなくても、体の中では不安定になっていることを察知し、改善しようと体の行動として現れるのです。

気が付いたら爪を噛んでいた、どんどんと髪が抜けているということに気付いた時には、情緒不安定の状態が悪化していると言えます。

中には髪を抜きすぎて、円形脱毛症に進展してしまうというケースもあるほどです。

自身では気付けなかったけど、こうした体の症状が現れ始めてようやく自身の状態に気付くという人も多く見受けられます。

一度自身にかかっているストレスを解消すると共に、それなりの治療を受けるのが良いでしょう。


5.起伏が激しくなってしまう

感情をコントロール出来ない為に、感情が爆発してしまうのを抑えられない状態になっている時もあります。

喜怒哀楽が激しくなり、自分が思っている以上の行動に出てしまう時も、精神状態はあまり良くないと言えます。

またアルコールを摂取した時に泣いてしまう、怒り狂ってしまうというのも、こういった状態が重なっている場合があります。

自分の起伏の激しさから、周りに迷惑をかけてしまっていたり、忠告を受けることがあれば、自分自身と向き合う時間が必要です。

情緒を安定させるためには、自分自身をコントロールする力が必要となります。

情緒不安定だと、自分だけではなく周りにも影響を及ぼす場合があります。

情緒不安定の症状が出ていないか確認しよう

もし最近自分がおかしいと感じたり、以前とは人が変わったように感じるという場合には、専門家に診てもらうのも一つの改善方法です。

情緒不安定な状態は長くなってしまうと自身では解決しにくいもの。

なるべく早い段階で改善できるように前向きに捉えるようにしましょう。
参照: 情緒不安定な人の心理的特徴6個