出来るだけ上司に怒られたくない。
仕事をしていれば誰しもが思うことでしょう。
中にはいつも自分が上司に怒られる、よく考えてみたら学生時代からそうかも…という人もいるかもしれません。
とはいえ、上司が怒られることはなるべく避けたいですよね。
そこで今回はよく上司に怒られる人の特徴をご紹介します。
人の話を聞かない
仏の顔も三度までとことわざにもあるように、多くの上司が一度目の指摘で怒ることは少ないようです。
何故なら仕事を始めてすぐであればその業界の常識や作業の仕方を知らないのはあたり前ですし、それを教えて教育するのが上司の仕事のひとつですので、あまりにも逸脱していない限り一度目の失敗で指摘や注意があっても怒られることはありません。
むしろその失敗をしてしまった部下に指摘や注意をしながら仕事のコツややり方などを教えることが多いようです。
よく上司に怒られる人というのは、こういった上司の一度目や二度目の指摘を「怒られなかったから大丈夫」を軽くとらえそのあとに言われる注意やコツを全く聞いてない人が多いのです。
上司が部下を起こる理由として「教えた仕事ができていないから」というものがあり、よく怒られる人の多くがこれに当てはまっているのかもしれません。
人間はミスを犯すものですが、何度も同じミスを繰り返したり助言を聞かずにミスをしたりするのは社会ではNGです。
上司がくれるアドバイスや注意は「ミスは誰にでもあるから大丈夫」というやさしい上司の指摘の中に隠れているのです。
やさしい上司だから怒らないのではありません、「はじめてのミスだから比較的やさしい」のです。
それでもミスはミスですので真摯に受け止めて、ミスを犯さないようにするコツやアドバイスを上司がやさしいうちに求めて学びましょう。
叱られて伸びるタイプの人
有能な上司ほど部下をしっかりとみているものです。
人間を伸ばすのには色々な方法があります。
例えば「叱られて伸びるタイプ」「褒められて伸びるタイプ」です。
上司は部下をうまく育てて指示し使うことで仕事の成績をあげなければいけません。
そのため上司は部下を伸ばすために色々な努力をしています。
よく怒られる人というのは「叱られて伸びるタイプ」の人の可能性があります。
上司は、怒ることで成長させようとしているということは裏を返せばその部下を育てる価値があると思っているということになりますね。
怒るということは気力・体力を使います。
時には逆恨みされて嫌われることや、他人に嫌われることもあります。
それでも上司はその役を買って出てくれているのですから、よく怒られている人は上司に期待されている人なのかもしれません。
目立つ人
学生時代のときに何人かで怒られるときに「○○さんたちは~」と言われる人のことを言います。
同じように怒られるべき人がいるのになぜかその人の名前を呼び他の人は「達」と言われます。
それってなんだか「○○さん」だけが代表して怒られているように感じますよね。
職場でも同じことです。
目立つ・目につく人の名前を出して怒る。
上司によっては目立っている一人を怒ると他の人もミスをしないように注意したり、改善すると思っているようです。
また目立つ人はリーダシップを取っていたりすることが多く打たれ強いと思っているのかもしれません。
オドオドしている
上司に怒られたとき、オドオドしてしまって謝れなかったり、空気を読めずに言い訳をしてしまったり、怒られたことにショックを受けて動揺するあまりにミスを連発してしまう人はよく怒られます。
上司が怒ったときはしっかりと謝って自分の行動を反省し次につなげてほしいという意思の表れでもあるようです。
ミスしてしまったものを言い訳したり、オドオドと謝罪や感謝の気持ちが聞き取れなかったりすると「仕事のできない人間」と上司から思われてしまいます。
部下がミスしたときに怒ってその人にもうミスをしないために意識してもらうのが上司の仕事です。
怒られているときにオドオドしてしまう人の多くが緊張するとミスしやすくなったり、オドオドしてしまうようですので、上司によく怒られてしまうのかもしれません。
社会人として基礎がなっていない
社会は甘くはありません。
専門的な知識や研修が必要なものはしっかりと教えてもらえますが、社会人としての常識や長い学生生活の中で身に着けているはずの常識や基礎は教えてはくれません。
「できて当然」です。
言葉づかいや「ほう・れん・そう」などが身についていない人は頻繁に上司に怒られてしまいます。
上司が怒るのは愛情の証でもある
上司が怒るのは愛の裏返し。
有能な上司ほど怒るのがうまく上手に部下を統率し成長させていくものです。
しかし、特定の人だけ怒ったり、その怒りをずっとひきずったり、いじめ気質がある怒りの場合はパワハラですのでしっかりと対応していきましょう。
「上司に怒られる人の特徴とは?期待の裏返しでもある」への感想コメント一覧
感情的に「怒る」ではなく、「叱る」をしたら、部下も悪い気がしないと思います。
誰でも怒られるのは嫌いです。
私が部下を持った時は「自分だったらどういう教え方をして欲しいか」を考えて叱っていました。
特に今の時代は、すぐに逆ギレする人も多いです。
相手に響くように、臨機応変に「叱る」事をしていけたら、職場も楽しくなると思います。
山本五十六の「やって見せて、言って聞かせて、やらせて見て、ほめてやらねば、人は動かず」は、人を動かす名言ですが、いつの時代も「言うだけ上司」には人がついていかないと思います。