夢の中で、「川を渡る」というシーンが出てきた時、それは人生の分岐点を示すと言われています。
夢の中に出てくる川は、「境界線」を意味し、境界線であるj川を渡ったら、次のステージが待っているということを意味します。
しかし同じ川であっても、渡り方によって、少々意味合いや深層心理が違ってきます。
そこで、川を渡る夢を見た時、それぞれ何を意味するのかについてご紹介します。
歩いて川を渡る夢を見たら、「地道に次のステージへ進んでいる」という意味
歩くという行為は、言ってみれば、1番ノーマルなものです。
そのようにノーマルな方法で川を渡る夢を見た場合、「人生が地道に進んでおり、このまま進むことで順調に次の段階へとステップアップできる」ということを意味します。
「歩く」というノーマルでゆっくりした方法であっても、「境界線」を意味する川を渡っているのですから、「人生は確実に進んでおり、このまま停滞することはない」ということを意味します。
たとえ展開がゆっくりであっても、確実に次の段階へと近づいているわけですから、悲観したり焦ったりすることは禁物であると言えるでしょう。
歩いて川を渡る夢を見た場合、「このままのんびり、次の段階への移り変わりを前向きに楽しもう」という大らかな気持ちでいた方が良いでしょう。
泳いで川を渡る夢を見た場合、「一気に行動するべき時期である」ということを意味する
泳ぐという行為は、「水の中に飛び込み、攻め入る」ということです。
時には、川の流れに逆らってでも泳ぎきらなければならないという状況もあるでしょう。
このように「泳ぐ」ということは「攻める」ということを意味するのです。
そのため、「川を泳いで渡る」という夢を見た場合は、「今こそ、一気に行動を起こすべき時期」であると解釈すると良いでしょう。
「泳ぐ」という「攻めの行動」を取っていることから、「自分の中に、行動を起こすだけのエネルギーが満ち溢れた状態になっている」とも解釈できます。
泳ぎ方によっても、解釈が少々変わります。
例えば、普通に泳ぐのであれば「正攻法でまっすぐ行動を起こす」ということを意味し、激しく泳ぐのであれば「多少無理をしてでもやり遂げるべき」ということを意味します。
川の深い所を潜った潜水のような泳ぎ方は、「秘密裏に事を進めるべき」という意味を持ちます。
船で川を渡る夢を見た場合、「事を起こすに当たり、誰か助けてくれる人が必要」ということを意味する
船というものは、「川を渡るための便利な手段」です。
この便利な手段である船で川を渡るという夢を見た場合、「次のステップのための行動を起こすべき時期ではあるが、1人で行動を起こさずに、誰かの力を借りるべき」というメッセージが込められています。
そのため、この夢を見たら、独断で動いたり、1人で抱え込んだりすることは危険であると解釈した方が良いでしょう。
この夢を見たら、まずは自分の周りの人間関係を見渡しましょう。
そしてその中から、信頼できる人を厳選し、協力を求めることから始めると良いでしょう。
船で川を渡る夢を見たら、「攻めの行動よりも、まずは協力者を募るべし」と心得ておくことをオススメします。
川にかかっている橋で川を渡る夢を見た場合、「身近にあるものを有効活用して行動を起こすべし」ということを意味する
橋も船と同様に、「川を渡るための便利な手段」です。
しかし、船との大きな違いがあります。
それは、橋は船のように「自分で手配したもの」ではなく、「昔から用意されている不動のもの」であるということです。
ここから考えると、橋で川を渡るという夢を見た場合、「自分の周りに用意されているものを有効活用して、行動を起こすべし」と解釈します。
例えば、「全てゼロから1人で行動しなければならない」と思っていた時にこの夢を見たら、「もう既に、足場となるものは用意されてるかもしれない」と解釈し、自分の身の周りを見回してみてください。
もしかしたら、思ったよりも苦労せずに行動できる方法があるかもしれません。
橋で川を渡る夢を見たら、「無駄な労力を省くための手段がある」という可能性があります。
その時は、自分の周りを冷静に見回してみてください。
川を渡ってはみたが途中で失敗したという夢を見たら、「今は動かずに機を伺うべし」ということを意味する
川を渡っては見たものの、途中でおぼれてしまったり、流されてしまったり、つまづいて転んでしまったり、という夢を見ることもあります。
これは、「境界線」である川の向こう側を目の前にした失敗と解釈します。
目的を目の前にして失敗してしまったということは、「今は動くべき時期ではない」という警告が、この夢の持つ意味です。
もしかしたら何か難しい障害があるかもしれませんし、もしかしたら、行動を起こして最後までやり遂げる力がまだ不足しているのかもしれません。
いずれにしても、この夢を見たら、無理矢理動くのは危険です。
機が熟すのを冷静に待ちましょう。
川を渡る夢は人生の転換期を意味している
様々な形の川の渡り方がありますが、いずれの場合も「自分の人生が転換期に差し掛かっている」ということは間違いありません。
そして、川の渡り方によって、「転換期を目の前にして、自分はどのような態度でいたら良いのか」がわかるようになります。
川を渡る夢を見たら、人生の次のステップはすぐそこです。
まずは変化を受け入れられるよう、覚悟を決めましょう。
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