結婚式の受付を女性がする時の服装のポイントと注意点とは

結婚式の受付

結婚式のパーティーや披露宴で受付を頼まれた時、どのような服装にしようか悩みますよね。

結婚式に招待されたお客様には様々な年代の人がいらっしゃいます。

受付は新郎新婦に代わって務める役ですから、マナーやモラルを守りどんな年代の人が見ても好感がもてる服装が好ましくなります。

ではどのような服装だと好感をもってもらえるのでしょか。

ここでは結婚式の受付をする際に好感の持てる服装のポイントを6つに分けてご紹介します。

結婚式の受付では肌の露出は控えめな服装にしよう

結婚式のパーティーや披露宴の受付は、招待されたお客様全員の目にさらされることになります。

そのためどんな方が見ても失礼だと感じさせない格好をしているのがベストです。

女性は特にドレスのデザインによっては肩が出たものや、スカートの丈が短いもの、レース部分が多くセクシー過ぎるものもあります。

洋服を買いに行った先で店員さんに受付をすることを伝えて選んでもらう手もありますが、残念ながらあまり知識のない店員さんもいます。

最近の結婚式ではスカート丈が膝上のものを着ている女性を見かけますが、本来は膝を隠すのがマナーです。

ですが店員さんによっては皆さん着てらっしゃいますよと勧められる事もあるので注意が必要です。

皆が着ているからいいとはなりません。

素足もNGですのでストッキングを着用しましょう。

ストッキングは肌色か肌が助ける程度の黒であれば問題ありません。

スカート丈に限らず、あまりに露出度の高いドレスは結婚式に参列することすら失礼に当たります。

ですので受付をする際には絶対に露出度の高い服装は避けましょう。

自分が気に入っているデザインであっても他人が見た時にどのような印象を受けるかを考えるべきです。

自分では判断が難しい場合には年配の人にアドバイスを求めましょう。

両親が近くにいる場合には、実際に着用した姿を見せて確認してもらうのが一番ですが、近くにいない場合はメールで写真を送って確認してもらいましょう。

職場の上司に女性がいればその人に見てもらうのもオススメです。

受付は主役ではないので、色に気を付けて派手すぎないドレスを選ぼう

結婚式のパーティの主役はあくまでも新郎新婦です。

せっかくのパーティでオシャレをしたい気持ちは女性なら誰でもあると思いますが、新婦を立てるということを忘れてはいけません。

白いドレスは新婦のウェディングドレスと被ってしまうため、避けなければいけないことは皆さんご存知かと思います。

しかし意外に気をつけなければいけないのはベージュやピンクのドレスです。

あまりに淡いベージュやピンクだと、遠目でみると白く見えてしまいます。

新婦と一緒に写真を撮って、後日写真を見返したら白い服に見えてしまったなんてことがないように明るいところで写真を撮ってみて白っぽく見えないか確認しましょう。

白っぽく見えるようであれば避けた方が無難です。

また、他の色であってもフリルが過剰に装飾されているものや柄物など、派手すぎる服装はNGです。

上下で色が分かれたデザインのものも結婚式の参列用として売られていますが別れを連想させるので好ましくありません。

ドレスの他に着物という選択肢もあります。

華やかさもありますし、お客様の印象もとても良いです。

着物は成人式にしか着たことがないという人もこの機会に試してみるのもいいのではないでしょう。

受付なら靴やアクセサリーにも気を配ろう

ドレスが決まっても合わせる靴やアクセサリーで印象は変ります。

小物にも気を配りましょう。

靴はブーツやサンダルはNGです。

暑くても寒くてもこれらの靴を履いてはいけません。

しかし寒い時期はパンプスだと足が冷えてしまいますし、そもそもヒールのある靴は疲れるので履きたくないという人もいるでしょう。

そのような時は、会場まではいつもの靴で行って、到着したら履き替えるといいです。

大抵の会場にはクロークがあるので荷物と一緒に預けられます。

かかとのない靴やつま先の出ている靴もNGです。

かかとやつま先が隠れたデザインのものを選びましょう。

アクセサリーは華やかさをプラスしてくれるので是非つけていきたいですね。

どんなアクセサリーにするかはドレスとの相性で決めるといいです。

華やかなドレスの場合は控えめなデザインのもの、黒や紺などのシックなドレスの場合は大ぶりなものというように足し算引き算をしていきます。

素材はパールやゴールドが合わせやすくていいでしょう。

ドレスと同様に新婦よりも目立ってしまうような派手なデザインのものは選ばないようにしましょう。

小物だけではなくてドレスにも言えることですが、ファーをあしらったものは動物の殺生を連想してしまい縁起が悪いのでNGです。

ヒョウ柄やゼブラ柄も使用しないように気をつけましょう。

せっかく素敵なドレスを選んだのに合わせる小物で台無しにならないように、トータルでコーディネートしてみて鏡を見たり写真に撮ってみたりして確認するといいでしょう。

結婚式の受付はやることが多いので、動きやすい服装を選ぼう

結婚式の受付はお客様を案内したり、いただいたご祝儀を片付けたりと意外に身体を動かします。

動くたびにスカートや袖ががずり上がってしまうようなデザインはオススメしません。

何度も直さなければいけないのでわずらわしいですし、見ている方も気になります。

ドレスの上に羽織物を着用する場合はショールよりもボレロなどの袖のあるものがオススメです。

ショールだと肩からずり落ちてしまうことが多いです。

それでもショールを着用したい場合は受付の時間だけ外すか、しっかりと結んで落ちてこないようにしましょう。

清潔感と華やかさのあるヘアスタイルにしよう

ヘアスタイルも服装の一部です。

アップスタイルにしたりヘアアクセサリーを使って華やかにしましょう。

受け付けでは何度もお辞儀をします。

その度に髪の毛が顔にかかってしまって直さなくてはならないと印象は悪くなります。

お辞儀した時に落ちてこないようにアップスタイルにしたりヘアアクセサリーでとめておきましょう。

アップスタイルは清潔感も出るのでオススメです。

何度もお伝えしていますが、ヘアアクセサリーもドレスや小物と同じように新婦よりも目立たず派手すぎないものを選びます。

ドレスに使われている色と合わせたり、アクセサリーと同じ素材のものを合わせるとコーディネートしやすくなるでしょう。

一緒に受付をする人と服装について事前に打ち合わせをしておこう

結婚式の受付は、一般的に新郎側、新婦側の各2名ずつとなるケースが大半です。

出席者の人数にもよりますが50人以上の結婚式ともなると、受付の人数は2人より4人の方がスムーズに行うことができるからです。

また、新郎新婦が受付を選ぶときには仲の良い2人にお願いすることが多いでしょう。

そのようなときには、事前にある程度の服装の打ち合わせをしておきましょう。

男性の受付はスーツに白か明るい色のネクタイが基本です。

女性の受付が二人共地味すぎる服装をしていては受付全体が暗い印象になってしまいます。

反対に二人共が派手なドレスと華美な装飾品を身につけていては、新婦の交友関係にあまりいい印象を与えないかもしれません。

事前に相方がいつもどのような格好をするか想定しておいたり、直接聞くことが可能であれば、聞いておいたほうがいいでしょう。

新郎新婦からの信頼を裏切らない服装をしよう

結婚式は新郎新婦にとって人生の一大イベントです。

その大切なイベントの受付を頼まれるということは、新郎新婦から信頼されている証拠です。

友人として、その信頼を裏切らないためにも結婚式のパーティーが成功することを心から願って事前に入念な準備をして受付の役目を全うしましょう。

 

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