お車代は誰にどの位あげれば良いのか。往復1万円越える招待客から

最終更新日:2016年2月21日

結婚式や披露宴にご招待したゲストへのお車代の多い・少ないが問題になることが多々あります。

お車代は一体、誰にどの位渡せば問題がないのでしょうか。

1.お車代を渡す境界線である、遠方からの招待客の「遠方」とは

お車代は、一般的に遠方からお越しいただく招待客にお渡しするものですが、その「遠方」とはそもそもどのくらいの距離を言うのでしょうか。

これについては、一般的には在来線のような電車ではなく、新幹線や飛行機と言った、特急扱いで交通費がかかる手段を使わないと到底会場にたどり着けないようなお客様が該当します。

移動距離にもよりますが、同じ都道府県内でも新幹線を使わないととても会場への到着に時間的に間に合わない場合や、前泊をしないとならないような遠方の場合は、お車代を出す対象と考えてよいでしょう。

交通費が往復で1万円以上かかってしまいそうな招待客と考えるとわかりやすいでしょう。

お車代が出るかでないかで、例えば海外挙式や国内でもあまりに遠い場所での挙式では、出席できないという方も出てきます。

あまりに遠方の招待客には、都合やこちらが負担するお車代について、事前にご了承いただいたうえで出席していただくことも大事です。


2.お車代の常識的金額とは

交通費が一万円以上かかってしまう招待客ということは、最低でも一万円は包まねばなりません。

しかし、一万円が常識額、という事ではなく、最低でも往復の片道分(半額)、理想的には全額負担するのが良いでしょう。

全額が無理でも、半額から八割程度負担できれば、常識的なお車代と言えます。

御祝い事では、そもそも損得で出席するわけではないですから、お車代が半額だったからと言ってあからさまに苦情を言ってくる招待客はまずいないものです。

しかし招待客、とりわけ女性は、貸衣装や髪のセット代、ご祝儀なども入れると、中には10万円近くの負担をしてくださる招待客もいますから、そういうことを考えてなるべくできる限りのお車代はお支払いするようにしましょう。

なお、海外と言った飛行機を使うような遠方の場合、とても全額負担が無理という場合は、招待客が自身の旅行感覚でどの程度負担に応じてくれるか、失礼のない範囲で事前に打ち合わせをしてご招待した方が無難です。

全額負担してくれると思ったら違った、ということで、後々気まずくなる可能性もあります。

万一懐事情の関係でお車代が全額でないなら出席できないという方については、無理にご招待せず、内祝いとご祝儀の交換だけでお祝いを済ます方法でも問題はありません。


3.前泊の宿泊代はどこまで負担するか

当日、あらゆる交通手段を使っても式場に間に合わない場合、近隣のホテル等に前泊を要する場合があります。

そういった宿泊費は、交通費とは別に全額負担しましょう。

式場になるホテルで、ゲスト用宿泊プランなど用意していることもあります。

また宿泊代を適当に渡して適当な所に泊まってくださいというスタンスではなく、招待側でホテルを予約し、お名前を言えば無料で宿泊できるよう、宿泊先を指定して手配しておくことがベストです。

なお、宿泊中の食事代は、最低でも朝食分は、ホテル内で食事が無料でできるよう手配しておきましょう。

夕食については、ホテルへのチェックイン時刻や、周辺に飲食ができるお店があるかどうかなどの問題もあるので、負担しなかったからと言って必ずしも失礼にはなりません。


4.損得ではないとはいえ、礼は失さないように

結婚式や披露宴は、お世話になった方々へ、これからもよろしくお願いしますと、人生の新たなスタートを機にご挨拶をする場でもあります。

お車代や宿泊代が全額負担できなかったからと言って、祝い事を損得で考える人は少ないものの、招待客に多額の負担を強いて、非常識なまでに負担額が少ないと、やはり礼を失することになり、招待客に悪印象を与えがちです。

後々のお付き合いのためにも、お車代や宿泊代を極端に削らないで、出来ることなら全額負担するのが望ましいのだという気持ちで招待客にお渡しするのがベストです。

上司や目上の方はもちろんですが、同僚や友人にも、細やかな配慮をしておく事が大切です。

こういったことはお車代に限らず、受付や司会等を依頼した友人などへのお礼にも言えることです。

お車代の常識を知っておこう

最近よくある結婚式や披露宴にて嫌な思いをしたという話に、お車代を十分にもらえなかったという事が多々あります。

その場で本人たちに苦情として言わなくても、内心非常識だ、と感じている人が多いようです。

大抵、結婚式のプランナーさんがアドバイスをして下さいますが、結婚式は地方によっても常識が違ったりするもので、与える印象も変わってきます。

上記の「常識」は、今一般論としてこのくらい払うのがよいと、全国的な目安になっている基準です。

それを下回ることがないよう、招待客にも気持ちよく出席していただけるように、おもてなしには気を付けましょう。